コツコツ歩き隊!

ととら堂

古本屋さん

新旧問わず、私は「食べ物」に関する本が大好きです。

評論やエッセイ、うんちくものに、漫画、レシピ等々・・・
本屋さんに行けば、必ず料理コーナーはチェックします。
(そして必ず気になる本が見つかるのだけど、最近の本は高いよねぇ。涙)
最近は料理の写真が気になっておりまして、じっくり観察・分析をしてみたいと真剣に考えております。

そんな具合ですから、古本屋さんに行って食べ物に関する書棚を見つけるとワクワクしてしまって、
片っ端から読んでみたいという衝動に駆られます。
(一昔前のうんちくとか教養ものって、面白いんだよね。)
しかし、そんなことをするとお店に迷惑をかけてしまうので、1~2冊に絞り、
お財布と相談して購入します。
ああ、引越しはこれからもあるだろうに、本が増えたらどうなることか!
(ちなみにアート引越しセンターの段ボールSサイズは本の箱詰めにちょうど良い大きさです。)

そんな魅惑的な古本屋さんを逗子(神奈川県)で見つけました。

「古本イサド ととら堂」です。

逗子銀座商店街(銀座通り)の路地裏にあります。
商店街の通りから見える看板がとても素敵で、立ち寄ってみました。

古本が所狭しと置かれている店内はどこかノスタルジックで、とても温かみのある雰囲気です。
古本1冊1冊がジグソーパズルのピースのごとく、そうした空間を形成しているのです。
何とも言えない居心地の良さ。
こんな素敵な古本屋さんってありますでしょうか。
書棚から本を抜き取る時は宝石箱から宝石を取り出すような緊張感があります。
「古本」というのにページをめくると、どうして文章もレイアウトも新鮮に感じるのでしょう。
食べ物関連の書棚の前で一人喜々として本を探しておりましたが、
ふと、右側を見るとガラス戸で区切られた空間があり、写真展が行われていました。

写真展「逗子」

写真展「逗子」とは

逗子在住の写真家2名による「逗子」をテーマにしたシリーズ展示。
逗子の古本屋「ととら堂」にて開催。
Part.1は鷲尾和彦氏の作品展で10月31日(土)~11月8日(日)、
Part.2は元田敬三氏の作品展で11月14日(土)~11月23日(日・祝)
となっている。
(参考:鷲尾和彦氏の公式HP)

私にとって2回目となる写真展であり、とても良い作品を見ることができて、
ますます写真鑑賞が好きになりました。

シャッターボタンさえ押せば、誰でも撮影することができる写真ですが、
何をどのように撮るのか、これが問題なのでしょう。
そこにその人の感性が表れるのではないか、
写真ほど作者の感性をダイレクトに表すものはないと、作品を拝見しながら思いました。
鷲尾氏の作品から感じ取られる感性は、私にとってとても良いもので、心を揺さぶられました。

ととら堂の展示会を見ると、作品鑑賞は、何も大きな会場でなくても良いことが分かります。
感動って、作品の数だけで決まる訳ではないのですね。
遠出をしなくても身近な場所で芸術に触れられることの方が幸せのように思います。

こうした作品展があるのなら、またぜひ行ってみようと思います。

できれば、作品を印刷したポストカードがもっとあったらいいなぁ、と思います。
素晴らしい作品は、たとえ小さくとも常に身近に置いておきたいと思うからです。

  

ととら堂。

ちょっと長くお邪魔しちゃったのではないでしょうか。
とても楽しくて時が経つのを忘れてしまっていました。
ずーっと居てはご迷惑だと思うので、今回もお財布と相談して2冊購入しました。
(古本ってちょっとお安いのがうれしい。)

やっぱり、食べ物関係の本でした。


古本イサド ととら堂 公式HP : http://totorado.com/
店内の雰囲気はこちらのサイトでご覧になってみてください。
素敵ですよ。


どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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