美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。
「チューリップのような花をつける木」として紹介される「ユリノキ」。
聞いたことはあったのですが、一度も見たことがなかったので絶対見ようと、だいぶ前から気に留めておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/16/109f34d942725fa15b9c1922db8425d0.jpg)
札幌では大通公園西5丁目北側の花壇にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/47/07b5795892e3189ea07117454b5685bd.jpg)
(公園のユリノキは大木故、高い所に花があり、気が付きにくい。)
学名は「Liriodendron tulipifera」。
「Lirio」は「ユリ」を意味するギリシャ語「leirion」を語源とし、
「dendron」は「木」、
「tulipifera」は「チューリップ(のような花)をつける」
という意味だそうで、英名では「tulip tree」だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/f0/d335aaa4e0376df7dabd3d045284c368.jpg)
(観賞する時は双眼鏡が必要でしょう。望遠機能のあるカメラがあると便利です。)
なぜ、日本では「チューリップノキ」とならずに「ユリノキ」となったのかというと、その名の由来については、
- 明治23年、大正天皇が小石川植物園を訪れた時に命名した。
- 当時の日本ではチューリップはさほど知られていなかった。
など、諸説あるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f1/71f792605e4d5abcf5745977b418fd60.jpg)
(横からだけでなく、上からも見てみたかった。)
さて、そんな「ユリノキ」は実はモクレン科で、原始的な種なのだそうです。
5千年前には既に生息していたとのこと。
かつて日本にも自生していた時期があったらしいのですが、絶滅してしまったらしく、現在の「ユリノキ」は北米原産の外来種だそうです。
5千年前には既に生息していたとのこと。
かつて日本にも自生していた時期があったらしいのですが、絶滅してしまったらしく、現在の「ユリノキ」は北米原産の外来種だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/b3/3b011b80f63c9ea08c2f8896084d6919.jpg)
別名「半纏(はんてん)木」とも呼ばれる「ユリノキ」。
葉っぱの形が半纏に似ていることからついた名であります。
葉も要チェックであります。
(6月14日撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
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