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コツコツ歩き隊!

チューリップのような花をつける木 <お花で一休み(15)>

美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。

 
「チューリップのような花をつける木」として紹介される「ユリノキ」。
聞いたことはあったのですが、一度も見たことがなかったので絶対見ようと、だいぶ前から気に留めておりました。
 
 
札幌では大通公園西5丁目北側の花壇にあります。
 
(公園のユリノキは大木故、高い所に花があり、気が付きにくい。)
 
学名は「Liriodendron  tulipifera」。
「Lirio」は「ユリ」を意味するギリシャ語「leirion」を語源とし、
「dendron」は「木」、
「tulipifera」は「チューリップ(のような花)をつける」
という意味だそうで、英名では「tulip tree」だそうです。
 
(観賞する時は双眼鏡が必要でしょう。望遠機能のあるカメラがあると便利です。)
 
なぜ、日本では「チューリップノキ」とならずに「ユリノキ」となったのかというと、その名の由来については、
  • 明治23年、大正天皇が小石川植物園を訪れた時に命名した。
  • 当時の日本ではチューリップはさほど知られていなかった。
など、諸説あるようです。
 
(横からだけでなく、上からも見てみたかった。)

さて、そんな「ユリノキ」は実はモクレン科で、原始的な種なのだそうです。
5千年前には既に生息していたとのこと。
かつて日本にも自生していた時期があったらしいのですが、絶滅してしまったらしく、現在の「ユリノキ」は北米原産の外来種だそうです。
 
 
別名「半纏(はんてん)木」とも呼ばれる「ユリノキ」。
葉っぱの形が半纏に似ていることからついた名であります。
葉も要チェックであります。
(6月14日撮影)
 
参考資料 : 木智塾「5月ユリノキ」
 

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