秋田県角館~秋田市散策レポート(2017年12月6日~7日実施) その1
まずは角館(かくのだて)へ
遂に秋田県の旅を計画することになりました。
日程や訪問地については、ホント悩みました。
1泊で行くか、2泊で行くかなどなど、結構時間をかけて練りました。
多分、大きな旅行は仙台在住中では、これが最後となるような気がして、
たくさん散策ができるよう、なるべく移動には時間をかけないことにしました。
新幹線の停車駅であり、みちのくの小京都と呼ばれる「角館」にまずは行くことにしました。
ウォーキング開始!(1日目)
1.JR角館駅よりスタート
角館(秋田県仙北市)へは仙台から新幹線で行くと大体1時間30分くらいで到着します。
盛岡(岩手県)から発った辺りからちらほら雪が見られるようになり、田沢湖のそばを通る頃には完全な雪景色。
景色の移り変わりを楽しむことができました。
駅を出ると、早速散策開始です。
今回はガイドブック「まっぷる」の電子書籍版をインストールし、「まっぷる」の地図を利用したため、
観光案内所には寄らず、すぐ最初の目的地に向かいました。
なお、観光案内所は駅のすぐそばにあります。
2.新潮社記念文学館
雪が降る中、まずは「新潮社記念文学館」に向かいます。
「新潮社記念文学館」は角館出身で新潮社の創設者、佐藤義亮(ぎりょう)の功績を顕彰する施設で、
仙北市総合情報センターに隣接しています。
義亮の生い立ちや新潮社と関係の深い文人たちの紹介、また角館の歴史や角館を描いた小説の紹介など、
展示しています。
義亮は角館とその周辺農村への活字文化の普及を願い、角館図書館へ新潮社の刊行物を寄贈し続けたそうです。
企画展として「高井有一展」が行われており、直筆のノートなどが展示されていました。
芥川賞作家・高井氏の書かれたノートはきちんとされていて、万年筆で書かれた文字から几帳面な方とお見受けしました。
私のノートとまるで違います。私、もうちょっときちんと字を書きたいと思います。(苦笑)
3.角館武家屋敷通り
角館は元和6年(1620)、芦名義勝によって造られた町です。
町は北の武家町である内町と町人町である外町に大きく分けられています。
その境には市役所角館庁舎があり、目の前に銀行やコンビニがあります。
ここを過ぎると、印象的な街並みが現れます。
黒板塀と白い雪。なんと印象的な景色でありましょう。
丸ポストが設置されているところが粋でいいですね。(ナイス。)
写真で見るとすごく寒そうに見えますね…
明暦2年(1656)に芦名氏が断絶し、佐竹北家がその後治めた角館。
町ができてから390年余経ちますが、町の形は大きく変わっていないそうです。
雪を踏みしめながら、貴重な史跡の街を歩くのでした。散策マップ
参考資料
- まっぷる秋田 ’17-’18
- 新潮社記念文学館 リーフレット
- 角館ガイドマップ
つづく