コツコツ歩き隊!

散策!札幌(71)動物園条例に基づいて造られた「オランウータンとボルネオの森」を見学する<円山動物園・その2>

≪前回からのつづき

2.オランウータンとボルネオの森

今年の5月にオープンした施設であります。
前に使用されていた「類人猿館」は、1977年に建てられたもので、老朽化が問題となっていたため、新しく造られました。

新施設は、次の3つの原理に基づいて建てられています。 
  1. 動物福祉へのできうる限りの配慮を行うこと。
    (飼育動物の肉体的、精神的な状態をより良くしていく。)
  2. ボルネオの生物の多様性を「知ること」、「感じること」ができ、生命の営みが感じられること。
  3. SDGs「持続可能な開発目標」を動物園の視点から考えること。
と言いますのも、札幌市は全国に先駆けて「動物園条例」を2022年6月に施行、動物福祉の向上を掲げたという背景があります。

屋内展示場は約200㎡から100㎡の大小3面を用意、その他に健康管理のためのトレーニング室や研究室なども備えています。

モワっとして湿度の高さを感じる屋内展示場。
見所は
  • オランウータンの移動「スウェイ」
  • 高さ8m の天井:森の中に住んでいるようなオランウータンを見ることができる。
  • 生物多様性:多種多様の生物が暮らすボルネオ島を再現するため、コウモリや昆虫の模型、植物を配置している。
となっています。

今回、オランウータンは屋内にはおらず、施設だけの見学となりましたが、今後、新しい動物園の主流となっていくかもしれない施設の形を拝見することができ、意義深い時間となりました。

3.第1レストハウス「ダニーズレストラン」

円山動物園には各所に休憩所があり、飲食することができます。
結構、種類が多く感心します。

中でも、「第1レストハウス」内にある「ダニーズレストラン」は、ガレットの専門店で、フランスのコンクール・ガレット 部門で1位、クレープ部門で2位を受賞した、ダニー氏監修のガレットをいただくことができます。

生地とハム、卵、チーズのバランスが良く取れた本場のガレット。
美味しいです。
緑に囲まれた園内を歩くのも楽しい。

4.ご当地マンホール

円山動物園正門前には3つのご当地マンホールがあります。
どれも「プリント蓋」。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。

<参考資料>
おわり

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