3月の雪解けは驚くほど速い
このままでは積雪期に渡れるスノーブリッジが無くなる時期が早いと判断して向かったのは、
恵岱岳(雨竜沼湿原)でしたが、なんと北竜から増毛に向かう道道94号線が途中崩落のため不通になっているではありませんか~
気を取り直して登ったのは旭川の山「神居山(799m)」です
頂上のすぐ下でガスが抜けるのを待ちながらの山飯
は~、旭川までは遠いですね
今日は蛇行する石狩川を見下ろしての登山でしたが、石狩川の河口から北空知の雨竜までが100km。
深川を越え、旭川の入口“神居古潭”までは120kmはあるでしょうか。
神居山は神居古潭からほど近いエリアにあります。
まだオープン前のカムイスキーリンクススキー場を登ります
北海道にはカムイと名の付くアイヌ語由来の山が多くあります。
ただ、神居、神威とあてられている字が少し違います。
しかし、カムイとはアイヌの人たちにとって神を意味しますから、それは由緒ある場所にだけ付けられた山名なのだと思います
酷寒の旭川にある山の麓だというのに凍っていない溜池?
神居山は北竜町からさらに北東に32km走行したカムイスキーリンクス駐車場から登ります。
なので、BCとは名ばかりのほとんどがスキー場脇の上り下り、山ボード&山スキーです
今日は、これから競技スキーのコースの設営らしく、途中2名のスタッフに声を掛けられました。
スタッフ 「どこまで行かれるのですか?」
Toshiら 「神居山まで」
スタッフ 「そうですか、それでは下りにスキー場コースを滑るのは9時開始以降でお願いします」
「そして、2時半までにはコース内に入って下山できる準備をしてください」
「気を付けて登られて下さい」
Toshiら 「はい、有り難うございます」
まだコース内と言えど、標高を上げると徐々に野趣深い風景に
いまどきは何処のスキー場でも、コース外滑走で事故などあると迷惑ということで、
型どおり「コース内はチケットを買って登ってください」というスキー場が多い中、
このように親切に山ボーダーに接してくれる係員の方は有難いです
異常成長し、途中から折れて朽ちかけているトドマツに付く樹氷が美しい。、
ここから右に折れると神居山山頂まで1kmもない
9時を過ぎて、あいかわらずガスばかりだけど樹氷はとにかく綺麗だ
晴れるばかりが良いとも限らないかな・この景色?(強がりです)
汚れの無い白い景色をお伝え出来る時期もそう長くはないし、
こんな日があってもそれがその山の一部
真っ白な神居山(799m)の頂上へとうちゃこです
頂上としては珍しい雪の吹き溜まりの深さは1m50cm(ゾンデ計測)ありました。
その後、1時間ほど晴れ間が覗くのを期待して食事をしながら待ちましたが
残念ながらうっすらと太陽の輪郭が覗いただけでした。
こんな写真もなかなか登場することがないので、た・ま・に上げておきましょうかね
それでは、東西南北の景色が望めないまま頂上を後にしましょう。
次に登るときには北東方向の大雪・十勝連峰を間近に見たいところです・・
Kasaneちゃんもずいぶんとボードが上達したようです
Motoさんは毎週の滑走が楽しそう
カムイスキーリンクスにゴンドラが動いているって知らなかった
最後はスキー場の雰囲気でお別れです。
恵岱岳は条件が揃わず、企てても企ててもしばらく登れていません。
残雪期の雨竜沼湿原、そしてまっしろい湿原から望む南暑寒岳、暑寒別岳の写真を是非お見せしたいところです。
いよいよ日本海側に春スキー、ボードの季節がやってきました
また来週