“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/01/20『BC羊蹄山(京極ルート)』

2024-01-20 | バックカントリー

1月後半戦後志エリアも積雪が追い付いてきたという報せをきき、

「羊蹄山」を京極ルートで遊んできました

 

京極町を見下ろせる、予期せぬ視界の良さに大満足のBCでした

 

8:20_出発時は予想通りこ~んなお天気だったのに...

 

登るにつれて辺りが明るくなって、いー感じに

 

羊蹄山は明らかに冬の入山者が増えているようで、

ばっちり敷設された軌道敷を行くので、ほぼラッセルなし

 

上空の雲が上がってきて青空が広がりだしましたマ・ジ・カ

 

なんと振り向くと無意根山~喜茂別岳が望めます

 

春には中岳行きますよぉ~

 

なんと言っても空が青いと元気がでます

 

雲が湧いては消える冬山ならではの幻想的な眺め

 

尻別岳も姿を現してきた

 

斜度が増しても青空があればゼンマイは自然に巻かれます

 

樹氷に覆われたダケカンバが美しい

 

はい、標高1,250mまで上げてきて(先行者はまだ先を行っています)

 

思いがけない晴れ天気となったものです

風もほとんど無いので、まだまだ標高を上げたいところですが

今日は飲み会があるのと、いつなんどき雪雲が湧いてくるかもしれないので、

このポイントから滑り降りることにしました

 

雪質はサラサラで良かったけれど、それでもまだ1月、累積した雪の量はまだ

少ないと感じました

BCシーズンはまだ始まったばかり・・

よい雪を目指して、来週以降もがんばりま~す

 

24/01/20‗BC羊蹄山(京極ルート)[1:33」

 

 

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24/01/14『塩谷丸山BC』

2024-01-14 | バックカントリー

2024年1月

2回目のBCは、ここ数日の間に記録的な積雪を記録した小樽の山

塩谷丸山(629m)を滑ってきました

 

今期一番の雪質に大満足のスキー&スノボーでした

 

昨年も1月中旬に二人で塩谷丸山を滑りましたが、今年はここ数日に

降り積もった小樽エリアの雪の状態がとてもよく、12月中の少雪が一気に

解消されました

昨日登る予定の計画を小樽が一日中雪予報のため、今日日曜日に変更して

お伝えしま~す

 

一気に降った雪、駐車スペースが確保できないため多少のアルバイト

 

有難いことに、しっかりとした先行者のトレースが出来上がている

 

アプローチが短い丸山は、この後一気に斜度を増して頂上へ抜けていくところがBC向き

 

滑るにはよい斜面であるが故に、登りはキツイのよねぇ~

 

陽光が雪雲の間から射しているので、そんなに悪い天気ではないのです

 

塩谷からオタモイにかけての海岸線が望めます

 

しっかり利用させていただいたトレースの横はフカフカの新雪です

 

最後の登りの頃には粉雪まじり・・でも空は意外と明るいのよねぇ~

 

頂上で視界はあまりないけれど、とにかく雪質は最高です

 

華麗に滑り始めるMotoさん、年齢を感じさせません

 

こんな雪はスキー場ではなかなか楽しめない(だから)汗かいて登ってくるのよね~

 

登り滑りで2時間とちょっと日曜日の運動にはちょうど良いで~す

 

はい

小樽に比べると札幌の積雪はまだ少なめですが、明日と明後日の

ウィークデーは荒れ予報の北海道です

里にはほどほどに・・山にはた~んと降ってちょうだいね~

 

ホイじゃあまた来週

 

 

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24/01/07『音江山BC』

2024-01-07 | バックカントリー

新年の初登山&初滑りは、深川の山音江山(795m)です

 

深川の町がうっすらと望める音江山頂上

 

朝、6時過ぎにMotoさんと当別某所で待ち合わせ、国道275号線を北上すること

凡そ2時間で深川に着きました。

年末年始にかけて、

積雪量の少ない札幌から..

月形あたり(=岩見沢)の雪壁の高さに驚いて..

浦臼から新十津川(=奈井江、砂川、滝川)にかけてはまた少ない雪の量..

雨竜~深川もさほどでもない側道の雪

石狩・空知の積雪量は東西南北まだら模様で、多い少ないが極端な今期の様相です。

 

はいライスランドふかがわ(道の駅)から10分で、

音江山へ登る冬季の取り付き地点(青空も覗いています

 

三連休の2日目は、軌道敷がびっしりと敷設されていて、ツボ足でも歩けるほどでラッセルなし

 

気温はマイナス4~5℃程度で風もないのでKasaneちゃんは毎度のことながら汗らしい

 

ゲレンデ斜面に取りつくと、まずまずの雪の量

 

七合目、ここまで来るとたっぷりの雪に((o(^∇^)o))

 

何度来てみても、この北斜面は素晴らしいゲレンデで

 

この斜面、人気が高まっているように感じます

 

ゲレンデだけでなく、

この白樺林の美しさも捨てがたい・・・

 

絵にかいたような樹氷の美しさは冬山の醍醐味です

 

登り初め、滑り初めとしては“まずまず”ですね、と下界を望んで

 

楽しそうで良かった良かった

 

羊蹄山あたりは雪が少なくて“つまらない”のだそう

そんな話を聴くと山選びの難しい1月ですが、どうあれ雪があって

晴れている山域を目指して来週以降も頑張ります

 

今期の冬山報告もまだまだこれから、

それでは、また来週

 

 

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23/12/30『千尺高地BC(胡桃沢ルート)』

2023-12-30 | バックカントリー

2023年最後の山行で、2023-2024シーズン最初のBCは、

3週続けて定山渓元山から登る千尺高地(1,189m)胡桃沢からのルートです

 

この時期は、すっきりした晴れは望めないのが@日本海気候の石狩エリア

 

昨晩は、コロナ後、久し振りに学生時代の友人との忘年会で集まりましたが、

Toshiの不手際で、予約したはずのお店の予約が入っておらず、

還暦を過ぎた4人の男が、すすきので30分ほど居酒屋難民となってしまいました

 

それにしても、外国からのゲストを含め、昨晩のすすきのは数年ぶりの賑わいを

肌で感じた気がします

人手不足感が漂う繁華街ですが、活気が戻ってきたのは嬉しいですね

 

さて、一夜明けて

元山登山口スタート8:47、先行者のトレースがあったればこそのBCでした

 

中腹まではびーっしりと踏み跡が付けられているので、ほぼラッセルなしです

 

なんと、昨日からバイオリズムが狂っているToshi坊、

今日はスノーシューを忘れてしまい、Motoさんにタブスをお借りしました

 

林道途中に昨年は無かった倒木トラップが(ここの帰りは、立派な軌道敷を付けて左から飛び越えて来たでぇ~

 

このあたりではお酒も抜けて元気だけれど、だんだんとトレースの跡も雪が沈むように・・・

 

雪がまだ浅いので低木がいたるところに出ていて、下りはまだ滑りづらい

 

はい、先行者の有難いトレースのお陰で登山計画よりかなり早い2:40で千尺高地とうちゃこ

 

少し下ったところでラーメンをすすり、その後は登り返しでボードを外さないことを身上に滑ります

 

Motoさんのスキーだって、やっぱりボード同様登りのトレースを外すと難儀します

 

お疲れ様でした

暖気で少し重い雪でしたが、ボーダーにはちょうど良い雪で

Good start to the season

 

今期も登って、滑って、たまに歩くスキーもやったるでー

また来週は、新年だっ

 

231230『千尺高地BC(胡桃沢ルート)』[1:55]

 

 

 

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23/05/04『シャクナゲ岳~チセヌプリBC』

2023-05-04 | バックカントリー

ゴールデンウィーク中に登山らしい登山を一日でもしないとヤッパリもやもやしますね

そして天気が良い日でないと気持ちも晴れやかになりません

ということで、晴れ予報のGW真っ最中に今年最後の山スキー&山ボードです

 

シャクナゲ岳(1,074m)」から「チセヌプリ(1,134m)」に登り返しても風はそれほどなく快適な頂上

 

ピンポイントに「この日に〇〇に登りましょう!」とお声掛けをしても、

殆どOKと言ってくださるMotoさんにはとても感謝しております。

晴れる予報の日に、晴れる予報のエリアで登山計画を組んでもスケジュールしていただくのはなかなか難しいことです。

Motoさんは、それが土日のいずれか流動的な日程であっても合わせてくれるので本当にありがたい。

 

雪渓はなんとかギリギリ繋がっています

 

山好きは「晴れれば100倍楽しい」を共にできれば、そう、かなりの確率で楽しい登山をすることができます

Motoさんもそうですが、Motoさんの奥様に感謝×10であります

 

札幌近郊の降雪状況では滑ることができるところは“なし

 

ニセコのBCハイシーズンは日本人の方がマイノリティなので、昨今近づけないところばかり・・

 

始めはシャクナゲ岳(左)に登り、次にチセヌプリ(右)を登り返します

 

シャクナゲ岳もご覧のように頂上まで雪が繋がっています(頼もしい)

 

アンヌプリを背に

 

頂上直下にヒグマの足跡、なにしにうろついているものか?

 

一番奥の羊蹄山が霞んでいるのはどうやら黄砂の影響らしい・・

 

まずは一座、この時季のシャクナゲ岳にMotoさんも初登頂

 

北にあるせいか目国内岳~岩内岳は白い景色が素晴らしい

 

シャクナゲ沼もまだ氷が融け切れていません(右奥の長沼も)

 

ニセコ、南の連山をパノラマで

 

チセヌプリへの登り返しの途中、黄砂で霞んでいても昆布岳は立派です

 

ここまで、けっこうな斜度をシールで登ってきたMotoさん、

 

標高を上げてからはスキーを背負ってツボ歩きご苦労様です

 

ここ、ほとんど頂上です(70m手前まで雪渓が繋がってラッキー)

 

道警の山岳遭難救助隊の皆さんと記念写真(ポケットティッシュを配っての啓蒙活動ご苦労様です)

 

チセヌプリからは寿都へ向かう海岸が望めます

 

はい、

ここからの降りは今期最後の山の醍醐味『山スキー&山ボード』で締めくくります。

 

欲張って、2座の滑りのショボ動画

BGM選びはアイデアが枯渇して、あらぬ方向に行ってしまいました

ノークレームでお願いします。

 

また来週

 

23/05/04『シャクナゲ岳BC』[2:41]

 

23/05/04『チセヌプリBC』[2:30]

 

 

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23/04/23『北白老岳BC』

2023-04-23 | バックカントリー

4月、山スキー&スノーボード屋も店仕舞いの春を迎えました

今週も、週末まで天気予報に翻弄され、向かってきたのは苫小牧~伊達エリア

藪漕ぎがキツかったぁ~「白老岳(藪で敗退)」の手前の「北白老岳(945m)」でBCです

 

雲は多いけど、支笏湖周りの山々は一日すっきりと望めていました

 

今シーズン最後のBCは、ニセコのチセヌプリ&シャクナゲ岳にしましょうと、

Motoさんと打ち合わせていましたが、結局、ニセコ山域の予報は✖

少しでも晴れているエリアは太平洋側です。

 

何とか滑れそうとスキーを履いてスタート

 

でも、雪解けが早く、太平洋側に滑ることができる山域が見当たらない

見当たらないけど、晴れることだけは期待できそうな「白老岳」に望みをかけてみたわけです

 

思ったより雪が残っていて、この時刻は気分上々

 

スキーのシールに団子が付いて取り払うMotoさん、うっすらと降った雪が纏わりつきます

 

あるところにはある雪の景色

 

このルートの見どころは恵庭岳から樽前山までの支笏湖一望の景色だっ

 

しかし、待っていたのは雪渓と雪渓を繋ぐ笹の海

 

こんな低い笹ばかりだったら苦労はいらない

 

太平洋が光っているから藪漕ぎしても元気は出ます

 

藪の先の「北白老岳」と~うちゃこ

 

支笏湖の眺めはココが最高

 

太平洋⇒白老の海原を背に

 

北白老岳から右に眺められる白老岳までは1kmちょっとの距離なんだけど・・

 

白老岳の奥に伊達大滝の三座(無名峰-ホロホロ山-徳舜瞥山)を仰ぎみて

 

白老岳に向かうために必ず通る940ピークから先に雪が無く、断念(記念写真のみ)

 

羊蹄山、これだけ望めればOK

 

この後、白老岳に向かえない代わりに、940ピークから支笏湖を望むゲレンデを滑る企て・です

 

BC動画は最後にして、

この後の下山は、BC尾根をかなりの距離滑ることができました。

 

でも、最後は渡渉と笹漕ぎ、ご苦労様でした

 

Motoさん、シートラで藪漕ぎお疲れ様でしたっ

 

では、940Pから支笏湖「恵庭岳」を望む滑りはショボ動画で

来週、もしも晴れたらニセコに行くかも

 

2023/04/23『北白老岳,940ピークからの登り返しBC』[ 2:07]

 

また来週

 

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23/03/25『BC芦別岳』

2023-03-25 | バックカントリー

2023年3月最後の登山は、予報に導かれ夕張山地の最高峰「芦別岳(1,726m)」に登って来ました

春山ボード&山スキーの滑りは「雲峰山(1,568m)」から...

 

芦別岳の輝く東斜面

 

天気の心配のない夕張山から十勝連峰の春山の景色を眺めたくて、

今朝も3時から起きだして行動、早起きのMotoさんも20分前には待ち合わせ場所に到着していました

 

朝6時前の富良野山部の里から仰ぎ見る芦別岳

 

振り向くと富良野麓郷からご来光

 

まだ3月だというのに畑の雪が解けてなくなっているのには驚かされます。

そして、芦別岳の山肌にも例年になく黒い部分が多いようにも感じます。

 

新道コース駐車スペース近くから登山スタート

 

いったんスキーを履いたのに、紅葉川支流の林道に伐採ルートが敷かれていて300mアルバイト

 

雪面はどこも締まっていてツボ足でもOK

 

羆も冬眠から目覚めてすでに活動中

 

これも予想の範囲、十勝連峰が霞んでいるのは昨日からの黄砂の影響(これだけは残念)

 

標高900mぐらいから頂上まではMotoさんスキーを担いでのツボ歩き

 

半面山までアウターいらず、今日は終日軍手で過ごせました

 

屏風岩を眺めるコルは絶景スポット

 

まずは手前に眺める雲峰山まで標高差200mの登り返し

 

いったんスキーを担ぐと一歩一歩がなかなか辛い

 

しかし、雲峰山まで登ると最後の登りは180mだっ

 

青空が広がっていると登頂意欲が湧き出ます

 

ここからが最後の急斜面

 

あと少し

 

芦別岳頂上にと~うちゃこ

 

PM2.5が飛んでいなければ、飛んでもないイー眺望(のはず)

 

かすむ十勝連峰と雄大な富良野の景色堪能

 

南側も黄砂が飛んで今ひとつ遠望は効かない

 

満足しての下山

 

9時間超の長い山歩きお疲れさまでした

 

それでは残雪期の芦別岳の雰囲気を松山千春の「大空と大地の中で」でお送りしましょう

また来週

2023/3/25『BC芦別岳』[2:32]

 

 

 

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23/03/19『BC浜益岳』

2023-03-19 | バックカントリー

暑さ寒さも彼岸まで

昼の時間が随分と長くなってきて、春風の吹く日本海側からの報告がしたくて

今年も「浜益御殿(1,038m)」から「浜益岳(1,258m)」への縦走を企てました

 

増毛山地の秀峰を背後に(浜益御殿より)・・これ以上ない晴天の山歩きでした

 

結果は浜益岳ピークの手前400m、標高差80mのところで板を上げられずリタイヤしましたが、

この季節の暑寒連峰、増毛山地の素晴らしさを堪能してきました

 

それでは、晴れ渡った空の青と、まだ純白のままの山域の画像をご紹介しましょう

 

鹿の出迎え朝からあっちにもこっちにも、縦横無尽に食料を漁っている様子

 

7:50、登山開始から5.5km、夏山登山口の手前、標高515m地点ではまだ雲が上がっていません

 

マガンの編隊飛行

 

マガンが飛ぶ先に積丹半島の山並みが望めるんだけど、コンデジの限界

 

これだけアップにしたら何とか写り込んでいる(中央に羊蹄山)

 

この時期、日本海を背に歩く登山は格別です

 

日本海側の山域は、冬に吹く風が強く森林限界が低いので、それを超えるともう遮るものの無い景色が延々と続く

 

標高820mでこの景色、浜益岳全景

 

浜益岳よりも北の「雄冬山(1,197m)」の上にの字の雲が

 

雪面はカリカリ、登るにはこれほど良いコンディションは無い

 

見飽きることのない景色

 

凡そ4時間で浜益御殿(1,038m)とうちゃこするも、長居をせず浜益岳へ

 

浜益御殿からの降りは「滑る」ほどの距離ではありません

 

コルから望む日本海(の先に羊蹄山が見えるんだけど…)

 

銀嶺の頂とはこのことです

 

と、ここから先の浜益岳頂上直下までは風が強く、

写真では得られない困難さがありまして・・・(この斜面は滑走困難)

 

雪庇の下に名峰「群別岳」を確認(滑るならこの斜面しか無い)

 

増毛山地の最高峰暑寒別岳(1,491m)」全景

 

浜益岳西斜面の谷には雪崩が(確かに雪崩斜面ほど滑ったら楽しそう)

 

クラスト斜面をシールを装着したまま撤収(残念)

 

再びの浜益御殿で記念撮影

 

最後の林道は、気温も上がって“滑らない話”で疲れました~

 

神社まで400mで雪渓が切れました。疲れ様でした

 

毎度のお付き合い有り難うございます。

ついでながら、山の雰囲気はいつものショボ動画でね(滑りはなし)

流れる雲の速さで変わる雪面の明暗が凄いですよ

 

23/03/19『BC浜益岳』[ 1:58]

 

また来週

 

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23/03/11『神居山BC』

2023-03-11 | バックカントリー

3月の雪解けは驚くほど速い

このままでは積雪期に渡れるスノーブリッジが無くなる時期が早いと判断して向かったのは、

恵岱岳(雨竜沼湿原)でしたが、なんと北竜から増毛に向かう道道94号線が途中崩落のため不通になっているではありませんか~

気を取り直して登ったのは旭川の山神居山(799m)です

 

頂上のすぐ下でガスが抜けるのを待ちながらの山飯

 

は~、旭川までは遠いですね

今日は蛇行する石狩川を見下ろしての登山でしたが、石狩川の河口から北空知の雨竜までが100km。

深川を越え、旭川の入口“神居古潭”までは120kmはあるでしょうか。

神居山は神居古潭からほど近いエリアにあります。

 

まだオープン前のカムイスキーリンクススキー場を登ります

 

北海道にはカムイと名の付くアイヌ語由来の山が多くあります。

ただ、神居、神威とあてられている字が少し違います。

しかし、カムイとはアイヌの人たちにとって神を意味しますから、それは由緒ある場所にだけ付けられた山名なのだと思います

 

酷寒の旭川にある山の麓だというのに凍っていない溜池?

 

神居山は北竜町からさらに北東に32km走行したカムイスキーリンクス駐車場から登ります。

なので、BCとは名ばかりのほとんどがスキー場脇の上り下り、山ボード&山スキーです

 

今日は、これから競技スキーのコースの設営らしく、途中2名のスタッフに声を掛けられました。

 

スタッフ 「どこまで行かれるのですか?」

Toshiら  「神居山まで」

スタッフ 「そうですか、それでは下りにスキー場コースを滑るのは9時開始以降でお願いします」

     「そして、2時半までにはコース内に入って下山できる準備をしてください」

     「気を付けて登られて下さい」

Toshiら 「はい、有り難うございます」

 

まだコース内と言えど、標高を上げると徐々に野趣深い風景に

 

いまどきは何処のスキー場でも、コース外滑走で事故などあると迷惑ということで、

型どおり「コース内はチケットを買って登ってください」というスキー場が多い中、

このように親切に山ボーダーに接してくれる係員の方は有難いです

 

異常成長し、途中から折れて朽ちかけているトドマツに付く樹氷が美しい。、

 

ここから右に折れると神居山山頂まで1kmもない

 

9時を過ぎて、あいかわらずガスばかりだけど樹氷はとにかく綺麗だ

 

晴れるばかりが良いとも限らないかな・この景色?(強がりです)

 

汚れの無い白い景色をお伝え出来る時期もそう長くはないし、

 

こんな日があってもそれがその山の一部

 

真っ白な神居山(799m)の頂上へとうちゃこです

 

頂上としては珍しい雪の吹き溜まりの深さは1m50cm(ゾンデ計測)ありました。

 

その後、1時間ほど晴れ間が覗くのを期待して食事をしながら待ちましたが

残念ながらうっすらと太陽の輪郭が覗いただけでした。

 

こんな写真もなかなか登場することがないので、た・ま・に上げておきましょうかね

 

それでは、東西南北の景色が望めないまま頂上を後にしましょう。

 

次に登るときには北東方向の大雪・十勝連峰を間近に見たいところです・・

 

Kasaneちゃんもずいぶんとボードが上達したようです

 

Motoさんは毎週の滑走が楽しそう

 

カムイスキーリンクスにゴンドラが動いているって知らなかった

 

最後はスキー場の雰囲気でお別れです。

 

恵岱岳は条件が揃わず、企てても企ててもしばらく登れていません。

残雪期の雨竜沼湿原、そしてまっしろい湿原から望む南暑寒岳、暑寒別岳の写真を是非お見せしたいところです。

いよいよ日本海側に春スキー、ボードの季節がやってきました

また来週

 

 

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23/03/05『昆布岳BC』

2023-03-05 | バックカントリー

3月最初の山ボード&山スキーは、人口密度の少ない山を選びました

真狩、ニセコエリアの境界に位置する「昆布岳(1,045m)」です

人口密度といっても、北海道の山は何処へ向かっても人の数は知れていますが、

全道的に晴天予報の今日は、メジャーな山域はBC客で埋まっています。

 

上げる写真を選ぶのが大変

 

今日は、夏山シーズンと変わらない早朝からの移動でした。

目指す「昆布岳」東尾根の初挑戦ルートは、頂上までの距離が地図上で6.8km

実際に歩いてみるとその距離は7.8kmに及んでいました。

疲れるはずです

 

結果的に6時20分に出発した登山時間は8時間に及んだので、早起きは正解でした。

 

東から朝陽が射してくる。朝の気温はけっこう低くマイナス10℃ぐらい

 

登山開始直後の平原歩きから確認できる昆布岳の雄姿(千mちょっととは思えない北東斜面)

 

起伏の少ないトラバースを進むと昆布岳までの距離は着実に縮まってきます

 

どうですか、アップに堪えられるこの容姿を眺めると「果たして滑れるんかい?」とビビり気味に

 

今日は二人で写した写真の数が半端ない

 

朝の時間、まだ羊蹄山の1,300~1,600m辺りには雲がたなびいていたけれど・・

 

ここまでやってくると、

この先の苦労のイメージが消えるから不思議

 

2kmに及ぶ長い第2ゲレンデ(Toshiさん命名)を振り返る

 

右手の「尻別岳(1,107m)」が“ここ”より低く見えませんか???

 

ピークまで凡そ1km地点から望む東斜面

 

ここを越えると景色が変わります

 

広すぎて画像が収まらない内浦湾

 

クレバスの間から望む洞爺湖の先の有珠山

 

この地点、雪庇が北から南に向いている・・

 

この辺りからの景色は標高1,726mある芦別岳に匹敵する

 

頂上直下はこの斜度です

 

息をのむ東斜面、最後の登り

 

北方に並ぶニセコ連山を眺める余裕のない登り、、右は雪崩斜面

 

ジャン

とうちゃこの証、名物の昆布形標柱はこの時期も隠れておりません

 

広い広い内浦湾をパノラマで

 

ピークから滑り降りるのが山スキー&山ボードの醍醐味(その殆どは長い長いストック漕ぎだけどね~)

 

ニセコの山々、山座同定は省きます

 

頭を下げなくっても大丈夫、望めています

 

夏山登山道方向

 

西昆布岳の先に遠く狩場山塊が連なっています

 

ということで、後は降るだけ・・

 

右の斜面にシュプールを描きたかったけれど、あすこは雪崩ます

 

最後に、

いつも変わり映えしない動画も添えておきます

23/03/05『昆布岳BC』[2:55]

 

また来週

 

 

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