夏至を過ぎた6月の土曜休日は、“爽やか登山の会”の今シーズン第1回目
の登山例会で「黒松内岳(740m)」に登ってきました
雲が多いけど、しっかり“晴れ天気”の日本海(寿都湾を背に)
気が付くともう夏至が過ぎ、
日中の太陽燦々をもっと楽しまないと・・と、追い立てられる
ような気持ちになるのはToshiだけでしょうか?
晩秋までの短い夏山シーズンに全5回予定した“爽やか登山の会”
登山例会の今日は、1回目から向かう山域の変更です
週末の天気が安定しないのがここ数年の6月の傾向です。
まー気温の上がらなかった北海道でしたが、何んとか気温も上昇
傾向となり大雪山の山開きも先週終えました。
で、今日はいよいよ第1回「旭岳」登山ですよと案内したのは
良いけれど、大雪山2,000m付近の今日は、風速20mの強風
予報のため、昨晩のうちに山域を道南に変更しました
ということで、
向かった先は、北海道のブナ北限の町「黒松内町」歌才から
望める山「黒松内岳」です
■8:05 黒松内岳 登山口 (あ~そっち行っちゃあダメよぉ~)
本日の参加者はKennyさんとMotoさんToshiの3人
Motoさんの車で林道を走り出してからの会話..
「数年前に走った林道5kmは長かったです」(Toshi)
「そうそう長い、僕も夜に走ったので長かった!」(Motoさん)
そ~んな話をしながら暫くすると、すでに車両4台が止まる駐車
スペースに到達。ここから登山開始
のはずが、
Toshiは、登山口までの林道の一部が途中崩壊して仮設の駐車
スペースに登山客が車を止めているものだと勘違いしてしまい
ました。
つまり登山口はまだ2kmは先だろうと思い込み、皆さんを無賃
アルバイトに誘ってしまうことになりました
車両が通らなくなった林道には立派なフキが沢山・・
暫く歩いていると、春先だけの景色なのか?と思える小さな
滝や、いやいやこんなに大きくて立派な滝がぁ?というような
ナメ滝が現れたり、よく言えば飽きない景色ばかり・・
どうせ短い距離の黒松内岳だから、多少の林道歩きはよい
バリエーションだ・ぐらいに考えておりました
この先、だんだんと崩壊場所がおおくなる林道
すると、林道の先に自転車を漕いでいる登山客が見えてきました。
私くし達、「ちわぁ~」の挨拶を交わして、そのチャリを押して
いる登山客さんをスッタカサッサっと追い越しまして..、
(ふ~ん、さすがに情報を得ている人は、自転車持ってくるんだぁ~
それにしてもマウンテンバイクならいざ知らず、あの車輪のちっちゃい
チャリだとこの荒れた林道では邪魔になるだけだろう・・)
このように観察しながら、、
歩くこと1時間..(休憩)
ちょっと待ってくださいよ
ここまで歩いて車で走った距離と徒歩との合計がな~んだか合わない
ような、、、そんな気になって始めてMotoさんと二人それぞれのGPSと
地図を観てみると
なんと黒松内岳から離れていっています
あれれぇ~~~
(この林道歩きは大間違い)
思い込みの強さに自分でも呆れてしまいましたが、
どうあれ1時間かけて歩いて来た林道を再び1時間かけて戻ることに..
戻る途中、自転車を何処かでデポしてきた登山客さんと再びすれ違い、
登山口のことをお聞きしたら、その方はちゃ~んと登山口を心得ていら
っしゃいました。
では、どうして(貴方は)此処を歩いていらっしゃるのですか
・・・
「私はただ林道を歩きたいので...」
ということでした
無賃アルバイトで得られた“思い出”は、この『重滝(284m)』です
お後はよろしくありませんが、
ここから先が黒松内岳登山報告です
※それにしてもこの林道、クマのウンコが半端ない って
■10:25 黒松内岳 登山口(再)
Kennyさんは今期初の登山なので、
ここまでのアルバイトで再び標高を稼いでいくのはしんどい
かもしれないと心配しましたが、
今期ゴルフ12回のKennyさん、ノープロブレン
ここにきて、
素晴らしいブナ林に覆われた登山道に思いを致します
トドマツ林の急登を過ぎると視界もだんだん良くなって、
皆さんアルバイト学生だった頃のことは忘れています。
いや、
忘れてはいません、疲れています、それなりに
ブナ林の隙間から覗き始めた黒松内岳山頂
ここを過ぎると暫くはフラット歩行
そして、
ここまで来ると初めてお給金がもらえます
あ~高曇りだけど頂上スッキリこれは高給取りだぁ
ここで、
パソコンでご覧の方用に、
久し振りのループ再生画像でお届けする山頂までのアプローチ
予報通り..
風が強いのがむしろ爽快
この時刻、気温がかなり高くなってきているので
初夏の風が気持ちいいぃ~
エゾカンゾウが綺麗
気が付くとだんだんと晴れ間が広がって、
覆っていた雲も遠ざかっていく..
ウツギも可愛らしい
登山開始の時間が遅れたことで、
早朝から登っている登山客はこの時点で皆さん下山
なので黒松内岳頂上は我らの貸し切りです
と、その前に黒松内岳の素晴らしいところの1つ、
それは頂上から眺める北東方向に日本海と太平洋を分かつ
分水嶺を同定できること
肉眼では確認できる中央にニセコ連峰、そして左に日本海、右に太平洋
いつもながらパノラマ画像は広角170度を捉えているので
臨場感がいま一つですが、
兎に角、感動すること請け合いでっす
■11:50 頂上
標高が低くても素晴らしい山はいくらでもあります。
その中でも、この黒松内岳は
7合目からの容姿
東西の大洋を見渡せるロケーション
この2つで名山と断定
標高の高い大平山にはまだ残雪が
長万部岳は谷筋の雪渓が美しい
■12:25 下山
下山の様子もループ再生画像で
この日、
遠くの景色は霞がかかっていて、写真にはうまく収められ
なかったものの、
ニセコ連峰から羊蹄山には終始雲がかかっておらず、
広い山域で登山を楽しんでいた人たちの「素晴らしい」
が聴こえるようです
ブナの風薫る 黒松内岳 へようこそ
皆さんは“登山口”間違わないで下さいね~
■13:10 登山口
この日、リーダーToshiがメンバーの皆さんにプレゼンテーション
したいと考えていた2座目の「写万部山」へは、次いつかご一緒したい
と思います。
往復2時間の林道歩きもさることながら、
帰りに寄った黒松内温泉が休館だったことや、なんやかや・・
メンバーのKennyさん、Motoさんには下調べ不十分でご迷惑を
お掛け致しました
次回の“爽やか登山の会”第2回例会は7月28日(土)を予定しています
懲りずにご参加くださ~い
早速のコメント有難うございます。
“爽やか登山の会”メンバーの皆さんも多士済々でそれぞれ頑張っておられますね。
既に海外勤務が長くなってしまっている人
これから海外勤務目前で準備に追われている人
100kmマラソンを今走っている最中の人
石垣島でバカンスハイサイの人
皆さんなかなか環境が整わず一緒の山行は出来ませんが、
しかし、前途洋々それぞれにご活躍の便りをblog、Facebook、LINE等で
入れていただいているのは嬉しい限りです。
かの地では、“呑み鉄”の雰囲気を味わうことは難しいと思いますので、
是非、暇が出来たら1万kmを飛び越えて北海道ローカル線の旅へと帰省
下さい。
そば湯と焼酎をご用意しておきます
今週も「気持ちんよか景色」ばありがとさん♪
白いカーペットなしの青々とした初夏の風景も、
愛らしか花の姿も「♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 」
和んだ気持ちで眺めさしてもらいよるばい。
Hiromiちゃんの山行報告も「緑と花」に包まれて
だんだんアミーゴさんが場違い(失礼)な感じで・・
それは冗談ばってん、彼女やトシクンのアップしてくれる
素敵な景色にじわじわ親しみば感じてきよるとは
確かばいねぇ・・
なかなか山の名前までは覚えきらんばってん、
北海道の地名はちびっとずつ覚えていこかいね♪
こげな歌も参考にしちょります↓
https://www.youtube.com/watch?v=A1oxh8Z-2ko
トシクンがどこば案内してくれるとやろかぁ・・て
ワクワクしとるば〜い。
ワクワク ワクワク ワクワク ワクワク
北海道の地名面白いですよ!
何処も皆味があってね。
アイヌ語に由来する地名は漢字をあてて、山はカタカナが多いかな?
たぐぴ~さんとのドライブは、地名の看板上ばかり見て事故を起こさないように注意しないと・ですね
ふ~む、それにしても愉快な動画、探し出すたぐぴ~さんの情報通恐れ入りました。