この音は、なんとしても聴いてみたくなりました。
久し振りに、CD購入意欲がメラメラと湧いてきました。(^^)
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
塚谷水無子(トイピアノ/使用楽器: KAWAI製トイピアノほか)
セッション録音:2018年12月15-17日/山梨県小淵沢、フィリア美術館
https://tower.jp/article/feature_item/2019/07/17/1110?fbclid=IwAR2_aTevk8uTsbo2RG4m6Ht2D2tZyMDWNEyFJorjLpJPdgtoIwEetpDuFOQ
草野心平 御嶽神社社務所にて 1949年
今年の5月は特別だった。
窓外の景色は、「一変」した。なんと思い切りのよい『剪定』だろう! (^^)
詩人 草野心平の詩「五月」と題する一編を題材にして
今日の「よみうり寸評」(読売新聞)に、こうあった。
◆〈すこし落着いてくれよ〉〈少し休んでくれよ〉と5月に呼びかける。
詩人の草野心平は「五月」と題する一編に、この月への思いをつづった。
それは〈樹木や花たちの溢(あふ)れるとき〉であり、〈小鳥たちの恋愛のとき〉である。
〈雨とうっそうの夏になるまえのひととき〉でもある。
初夏のそうした時間があわただしく過ぎるのを惜しんだのだろう。
◆とりわけ今年の5月は特別だった。
新しい時代の幕開けと重なり、日本中が祝賀気分で初日を迎えた。
ならばその月の終わりに際し、例年にも増して愛惜が募ったかといえば、そうでもない。
むしろ改元へのカウントダウンを聞いた4月のほうが、過ぎ行く時間を強く意識したように思う。
◆先週来の暑さのせいでもあるのだろう。
時候の移ろいに待ったをかけたくなるより先に、本格的な夏になってしまった。
そんな感さえある。
◆この週末あたり、少し早起きして、つい見過ごした5月の名残を探すのもよろしかろう。
昼間は暑くても、そこはまだ初夏らしく朝晩は過ごしやすい。
よみうり寸評(令和元年5月31日)
*いわき市立草野心平記念文学館(草野心平の生涯)
「第21回 富士見高原 詩のフォーラム」 が開催されます。
日 時:平成30年8月26日(日)午後1時30分~3時
会 場:富士見コミュニティー・プラザ 2階 大会議室(無料)
内 容:1.入選作品の発表と表彰
2.記念演奏:男声合唱団 アルマ・マータ・クワイア
*当日、高原のミュージアム無料開放 及び 入選作品展示
主 催:富士見町教育委員会
【詩のフォーラムについて】
毎年多くの「詩」が生れています。(小中学生・一般)*県外からの応募を含む
問合せ先:富士見町コミュニュティ・プラザ(博物館)
<リンク>
https://www.town.fujimi.lg.jp/page/haku-5.html
過年度情報)https://www.town.fujimi.lg.jp/site/haku1/haku1-3.html
TEL:0266-62-7930 email:fujimi@libnet-suwa.gr.jp
◆男声合唱団 アルマ・マータ・クワイア(70周年記念=2017年)
http://alma-mater.jp/
演奏曲:男声合唱組曲「樅の樹の歌」(平成元年:初演)、他
作詞:尾崎喜八(1892.1.31-1974.2.4)
作曲:多田武彦(1930.11.22-2017.12.12)
*作曲家 多田武彦は、詩人 尾崎喜八の詩に、男声合唱組曲として、生涯9楽曲を作曲しています。
男声合唱組曲「樅の樹の歌」は、初演は平成元年に、メンネル広友会(指揮者 牛尾 孝)によって初演されています。
「平成最後の夏」に、男声合唱団 アルマ・マータ・クワイア(名誉団長 増田 博)によって、演奏されます。
アルマ・マータ<alma matar(ラテン語)>は、「母校」という意味ですが、京都大学出身者を中心としたこの合唱団メンバーの方々のお顔を拝見していると、昨年他界した 多田武彦氏は、母校でもあり、当初の指揮者であったこともあり、追悼の演奏として、想いのこもった演奏をされると思います。当日の記念演奏では、名誉団長 増田 博氏から、「詩のフォーラム」の第一回以前から、様々な活動されてきたご経験から、「詩のフォーラム」の歴史の貴重な一旦を知ることができるかと思います。
尾崎喜八の詩による、この「樅の樹の歌」を初演指揮した 牛尾 孝氏は、2013年2月4日に発行された「尾崎喜八の詩による楽曲集」は、詩のフォーラム会場である富士見図書館、国会図書館(東京・大阪)などに、寄贈されています。ぜひ、ご覧になってください。
「尾崎喜八を尋ねる旅」事務局
~「尾崎喜八を尋ねる旅」を、スタート(2014年8月) ~
1975年(昭和50年)1月18日(土)。今から、40年前のこと。
男声合唱組曲「尾崎喜八の詩から」を神戸国際会館で、関西学院グリークラブの
初演メンバーの一員として、歌える機会を得ることができました。
そして・・・
2014年8月23日(土)長野県諏訪郡富士見町。
「第17回富士見高原詩のフォーラム」で、記念公演として、この組曲を「再演」する機会を得ました。
振り返れば、3年前、「ひょんなきっかけ」から、この荒唐無稽な企画が持ち上がり、よく実現できたものだと思います。
参加メンバーは、母校グリークラブ1975年~1978年卒部の有志35名。
当日、他に3名の先輩・後輩も応援として、会場に駆けつけてくれました。
この集まりの名称は、『尾崎喜八を尋ねる旅』
参加メンバーの気持ちは、「学生時代に、男声合唱組曲『尾崎喜八の詩から』と出会い、40年の時を越え、富士見町で再び歌えることに、大きな喜びと感謝の気持ちで一杯です。一人でも多くの方にご来場いただき、感動していただける演奏会にしたい」との想いで演奏会に臨みました。
結果として、ご来場いただいた皆さんに喜んでいただけた、と同時に、メンバーにとっても、本当に、素晴らしい思い出となったと感謝の気持ちで一杯です。
そして、今年夏(2015年8月29日)も、他の二つの男声合唱団に私も参加させていただき、富士見町で歌うことができました。
<情報>
地元ケーブルテレビ(エルシーブイ)LCVニュースで現在、配信されました。掲載期間:8月31日~9月30日
【内容】
富士見高原 詩のフォーラムが開かれました。
これは、富士見町教育委員会が開いたもので、今回が18回目です。
富士見町を愛した詩人尾崎喜八を偲び、富士見の自然を見つめ、
詩の表現にふれる機会をと願い、始まりました。小中学生と一般に
詩の作品を募り、応募作品の中から入選した優秀賞5点などを表彰しました。
今回のフォーラムは、町制60周年に合わせて、尾崎の詩を歌にした合唱の公演がありました。
この公演のために結成した「富士見メモリアル男声合唱団」の人たちが歌いました。
また、今回は尾崎の娘で、鎌倉に住む尾崎榮子さんと孫の石黒敦彦さんの二人も出席しました。
尾崎喜八は、1946年に当時の富士見村、今の富士見町で7年を過ごしました。
富士見時代の作品を収めた「花咲ける孤独」は尾崎の代表作とされています。
~これから~
音楽を通じて得ることができた、この経験を生かし、「次のステージ」を企画検討したいと思っています。(^^)