お気に入りの素材がやってきた!
シルクと言えば、
ここでちょっとシルクのお話・・・
その昔、今から5,000年も6,000年前の
中国の黄河や揚子江あたりで
野生だったクワコを家畜化したのが
始まりと言われています。
その後、紀元前200年頃の漢の時代になって
西域との貿易が始まり、
絹の魅力が中近東からローマまで広がりました。
この交易ルートが、かの「シルクロード」
そして日本に養蚕が伝わったのが
紀元前200年頃。
稲作と一緒に中国からの移民者が
伝えたと言われています。
江戸時代には中国から生糸を輸入し
その支払いに国内の銅があてられたそうです。
ところが、この生糸の輸入が増えたため
日本の銅がなくなるほどだったそうで
その中国からの輸入を減らすために
養蚕をすることとなりました。
江戸時代も後半になると
製糸の機械化が始まり
明治時代には各地に製糸工場が
作られるようになりました。
生糸は日本の近代化を支えた
一大産業となりました。
明治から昭和初期にかけて生糸は
日本からの輸出40%~70%を
占めていたようです。
1900年頃は世界一の生糸輸出国になりました。
しかし、1929年のアメリカから広がった
世界恐慌によって生糸が売れなくなりました。
その後生糸に代わりナイロンが
使われるようになり
さらには、低価格で大量生産ができる
さまざまな化学繊維が
開発製造されるようになってきました。
戦後の復興期を経て、
昭和30年~40年の頃には
再び養蚕はピーク期を迎えますが
その後、都市近郊の宅地化や農業人口の減少、
さらに化学繊維の発達により養蚕農家は
急激に減少して現在は、
最盛期の1%以下となっているそうです。
しかし、良質で安全な日本の繭への需要は
今も強くあり、今後の新しい養蚕業へ
期待がかけられています。
そんな厳しい業界の中で
世界に発信している米沢シルク。
軽くて通気性が抜群な素材は
夏のお洋服にぴったりです!
メンズはジャケットに!
レディスはワンピースがステキ!!
ぜひ、ちょっとウンチクを込めた
このステキな素材で
今年の夏を過ごしてみませんか?
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