不安神経症克服への道

苦手な電話をやっと終えた

昨日は怯え症状も少なく、いつもより快適に過ごすことが出来た。今日もそうならよいのにと願っていたが、残念ながら違っていた。

鼻の手術で入院する前日は腎臓内科への通院日なのであるが、入院の準備に時間がかかるであろうため予約日の変更をしなければと数週間前から思っていた。いや、通常なら電話すればそれで終わりなのだ。だがそれがずっと出来ないでいた。もともと電話は苦手だが、予約の変更というと相手に迷惑がかかりそうで更に苦手であった。それが不安神経症になってから苦手感が数十倍となり、今まで電話出来ないでいたのだ。やるべきことをやらないでためてしまうと、怯え症状が酷くなっていく。そのため、今日はこの予約変更の電話を終わらせることをやることリストの第一項目として、これを終わらせれば今日は何もしなくていいということにした。

思い切ってお昼前に電話をかけた。そこまでは良かった。しかし苦手なことはやはり苦手だった。健常時は少し緊張したで済むところが、その数十倍の緊張と怯えが襲ってきた。手足が竦み、目の周りの筋肉と頬が引き攣り、胃も重くて食欲がなくなってしまった。それが一日中続き、今も続いている。

電話一本のことでこれでは先が思いやられる。でもまあ、入院までにやることを一つ終わらせることができて一歩前進したと前向きに捉えることにしよう。混乱して何も出来ないでいるよりずっといい。

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