メッセンジャーバッグの試作。3つめ!
今回はサイズ感を試したい本命のコイツ。
まずは改造前のお姿。
生成り帆布で大きめの基本形のトートバッグを作ってみようと思い立ち、
↓こういう形の普通の舟形トートをまずは作ってみたんだけど、
思ったよりもかわいくなくてこのシンプルな形に作り変えたのだった…
これはこれでいい感じにできて気に入ってたんだけど…
これ、サイズ的にメッセンジャーバッグなのよね。完全に。
ということで、リメイク後がこちら!
よいじゃないの~~~
サイズ的にも、この形ではこれが最大サイズかなぁ?ってあたりの大きさで、
実際に荷物入れて持ってみたらどんな感じかなあ?とちょっとウキウキ。
大きめということは、荷物がそこそこ重くなると思うから
その時にどんな感じなのか検証したいんだよね。
そしてそして、
先日アップしたこちらの1号目の試作。
現在の姿はこれ。
トートに戻った(笑)。
寸足らずのファスナーがやっぱり気持ち悪かった…。
で、杉綾テープで縁取りって、かわいいなぁと思って。
開け口を3つ折り始末してたものをほどいてテープでバイピングしたんで
バッグ自体の深さも4cmくらい大きくなって、より縦長感が出たのでバケツ型トートとして着地させてみましたよ。
数年前に購入したコットンの毛糸。
ただざっくり編むだけでとてもいい感じに仕上がるのでとても気に入ってる糸なんだけど、
それだけじゃない。
コットンの糸はウールやアクリルと違って編んだりほどいたりを繰り返しても糸が傷みにくい。
ということは、
気に入ったものができるまで編んだりほどいたりし放題!(注:本当は傷みます)
糸を購入して一番最初に編んだのが、ラグランスリーブのカーディガン。
パーカーに変わるアイテムが欲しくて編んだんだけど、
思ったよりも着心地がゴワついて疲れるので、もう少し楽な感じで着れるの無いのかな?と思って探し出したのがこれ。
上下を逆さまにしても切れる2ウェイのカーディガン。
肩とえりぐり周りのシルエットがなかなかいい感じでとても気に入ってたんだけど…
身幅が大きいので、これ自体をアウターとして着るのはとてもかっこいいんだけど
このカーディガンの上にコートを着ようとすると窮屈でもっごもごになっちゃうことが判明…
そしたら、えりぐり周りのシルエットを活かしつつ、
プルオーバーのセーター型にしちゃえばいいんじゃない?と思いついて改造したのがこれ。
その時の記事↓
変わり衿のセーター
これでめでたくアウターも着れるようになりました!
が!
着ているうちに、肩とえりぐり周りを曖昧にしているデザインなので肩がさだまらない=ずるずると下がってくる→なんとなく疲れる
ということが判明…
なんということでしょう…泣。
そもそも気に入ってたデザインそのもののところに問題があるのね…
もう、致し方なく、
結局普通のセーターへと着地…
同じように糸にひとめぼれして買ったはいいけど鮮やかすぎて使いようのなかったピンクのコットンの糸でアクセントつけてみた。
ちなみに、これも数年前から繰り返し編んでる、襟ぐりから編み始めるとじはぎ無しの編み方。
編み図の起こし方も含めて覚書アップしてあるので必要な方どうぞ。
↓
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む①編み図
ということで、
タイトルには3度目の、って書いたんだけど
そもそも上下さかさまでもOKのカーディガンの時点で2回目だったので4度目だったぁ。
笑えない…
でもあーだこーだ考えて編んでみるのが愉しいのも事実。
ひとつの糸で4回も遊べたから超大満足なのでした。
だいぶ前に試作したこちらのトートバッグ。
その時も書いたんだけど、
寸法を勘違いしてしまい、深さを9cmも短く作ってしまったので妙に浅くて間口の広いバッグになってしまったのだった…。
気に入ってるんだけど、このままではなかなか活躍の場がなくて
今回、メッセンジャーバッグ試作のためリメイクすることに。
本体はできるだけそのまま活かしつつ、
ハンドルと開け口のファスナー付けをやり直してどうにか形にしようという作戦。
わたしの場合、リメイク物はどうやってどこに着地させるのかを、作業を進めながら考えていく。
実際に状態を見て触ってあーだこーだといじくってると
なんかいい作戦が思い浮かんだりするのですな。
で、なんだかんだで完成品がこちら!
思った以上にいい感じにできた気がするーー!
背負ってみるとこんな感じ。
こうなってみると、逆にこの、妙に浅くて間口が広いアンバランスな形が似合ってるじゃないの~~~。
そしてファスナータブにレザーコードつけると一気に雰囲気がでる作戦。
ありがたやレザーコード。
まだ実際に使ってみてないので何とも言えないんだけど、
開け口がファスナー仕様というのはやっぱり使い勝手がいいみたい。
バッグ本体はいじくっていないので容量は基本的には変わってないんだけど、
持ち方が変わったことと、開け口にファスナーがついたことで
今までよりもいっぱいいっぱいまで物を入れても持ちづらくならない。
これは、この形を基本に考えてもいいかもしれないわぁ。
前回の記事で予告してましたこちら。
着地点も具体策もかたまらないまま、
そのうえ、必要な寸法のファスナーが手元にないまま、
とりあえず実際手を動かしながら打開策を探る作戦でやってみた。
で、完成したのがこちら!
なかなか良い感じに仕上がったんじゃないかなあ??
実際荷物が入るとどうなのか?
実力はまだ未確認ですが。
開け口に対してだいぶ短めファスナーしかなかったんだけど、
中身が出てしまわない程度にそこそこいい感じにつけることもできて、
肩紐もなんとなく良い感じについて、
背負った感じもいい感じなのではないかな~?と現時点では思ってますが。
今回は自分用だし布ももう余ってなかったから肩紐部分の長さ調整ができない状態で仕上げちゃったけど
出品するならそこら辺は必須になるだろうなあ。
紐が短めだと背負う時は楽なんだけど物の出し入れは結構やりづらかったりするよねえ??
みんなどうしてんのかな…。
あと、ファスナーで開け口をぴったり閉じる仕様にすると
当たり前だけど、容量がその分少なくなるので
トートバッグとして使う時よりも入る荷物が少なくなる。
わたしとしてはヨガのレッスンに持ってける大きめサイズをもくろんでるんだけど
そうするとかなりの大きさになっちゃうのかも。
もろもろ、検証するには今回のだとちょっとサイズ不足なんだけど、
実際に使ってみないことにはわからないのでとりあえず検証します!
これだけいろいろと基本のトートバッグを作ってるわりに、
わたし自身は実はトートバッグよりも斜め掛けスタイルのショルダーバッグとかリュック多用派。
両手が自由、かつ、背中に背負う感じで荷物を持つのが好きなんだけど、
リュックは、納得できるような形に仕上げる自信が圧倒的に無いので
いまだ手を付ける勇気が出ず…。
(手に負えそうな素敵な仕様を発見できたら作るかもしれないけど今んとこ可能性低そう)
だけど
なんとなくあきらめきれない背中で荷物を持つスタイル…。
そこでまずは、
大きめのがしっとした斜め掛けショルダーを作ってみようかと。
イメージは、男子っぽい、背中にまわして背負う感じの大ぶりのショルダーバッグ。
「メッセンジャーバッグ」という名前がわざわざついてるのねー。
もともとは、自転車でメール便配達する時に使うバッグから来ているらしく
中身を保護するために大きなフタがついてるスタイルのものが多い様子。
だけど、
実際持ってみるとこのストラップの長さでフタつきって、べろん!とめくらないと中身見えない、というのが結構ばさばさして使いにくかったりするんだよね。
フタが顔に当たる…(笑)。
でも背中に背負うこと考えると開け口がある程度しっかり閉まらないとちょっと不安。
真ん中ひとつバネホック、というわけにもいかなそう。
ということは、ファスナーか…。
みたいな感じで、
いろいろと考えてみてるのですが。
とりあえずちょうどいいサイズ感をさぐるべく
以前作ったトートバッグをメッセンジャー型に改造してみようかと。
こちら、ワッシャー加工8号帆布のやや小さめのと
もうひとつ、生成りの10号帆布でつくった大きめのやつを改造予定。
工夫次第では2WAYにもできるわけよね。
どうなるかなあ??
ちょっと楽しみだわぁ。