以前作り方とともにご紹介した(※)
タイパンツのパターンを修正しています。
※タイパンツ制作のもろもろ記事はこちら↓
基本のタイパンツの作り方 ①型紙をつくろう。
基本のタイパンツの作り方②順番に縫おう
基本のタイパンツの縫い方手順
記事で紹介しているような、幅広のウエスト布をつけ紐で結んで大きく折り返す通常のスタイルであれば
このままでもさほど不都合は感じないのですが。
今回修正したいのは、
ウエストを折り返さずゴムで履く簡易タイプのタイパンツ。
布地が足りなくて、縫い目の位置を変えた変則的な型紙で創ってますが、
以前創ったものがこちら。
パンツ部分を大きくたたんだ状態で、ウエスト布(ヨーク)と縫いあわせ、
ウエストはゴムと紐で仕上げ。
脱ぎ着がしやすいし、ウエストのところに折り返しの布地が無いので上半身に何を着ても合わせやすい。
ちなみに、この写真のタイパンツは麻で創っているのですが、
麻だとやっぱりアジアンな雰囲気ではなくなります。
後姿はこんな感じ。
先日通販で購入した冬用の大きなチェックの生地が意外にも厚地だったので
布を大きく折り返して履く通常タイプだともごつく可能性大で、
こちらのウエストゴムタイプで仕立てることにしたのですが。
そこで根本的にいろいろと納得いかない部分が噴出。
でっかいプリーツ状にたたんだところから股上にかけて、布のねじれができちゃうんだよなー…。
上の3枚目の写真の内側のとこね。
構造上ある程度仕方ないのかもしれないけれど、
股上の深さとウエスト部分のデザインにもう少し工夫の余地がありそうなきがするんだよねえ。
ネット上のいろんな参考資料を調べまくりつつ、
どうにかしてすんなりおさまるデザインとパターンにならないかと試行錯誤中。
ウエストは基本的にしめつけないゴム+ひもがいい。
レッスン時に着たいので、大きく脚をひらける動きやすさが必須。
腰周りはすっきりさせたい。
着ていてもごもごしない、ストレスの無い着心地がいい。
股上も深めで楽なのがいい。
せっかく創るので、自分の希望を全部盛るのだ。
しかももう厚地の大柄の起毛チェックを着る季節ではないのだ…。