先日あーだこーだと試行錯誤していた8号帆布のスクエア型トートバッグを改めてご紹介!
今回作ったのはこの3色。
3色とも、底の部分だけ色を変えてます。
そもそもこの布地が、8号帆布をウォッシュ加工したもので、
すでに使い込んだような風合いと色合い。
落ち着いたカラーも、鮮やか系も、どの色も深みがあっていいんだけど、
配色にするとさらにいい感じ。
鮮やかな色でも、大人っぽさが出る気がする。
ちなみに、帆布(はんぷ)は号数が小さいほど糸が太くて布地が厚い。
通常の8号帆布ってかなりごわごわの分厚い布なんだけど、
これはウォッシュ加工のおかげで、持った時にほどよくからだに馴染み、かつほどよく自立もしてくれるので
とても使い勝手のいい感じに仕上がりました。
サイズはこんな感じ。
ハンドルの幅は2.5cmと細めで、肩からずり落ちずになじみやすい。
幅とマチがほとんど変わらない長さなので、
上から見た感じは正方形に近いです。
片面まるまるポケットになっているので、
こまごまとしたものが迷子になる心配も無し。
実際に荷物を入れてみると
A4ファイルケースをたてにして入れることができます。
あとはA5サイズのノート、B6サイズの手帳、500mlの水筒、ストール、ポーチ、財布、などなど。
まだ余裕ある感じ。
A4のファイルケースだとちょっとだけ頭はみ出ちゃうんだけど、持つのには支障ない程度です。
実際に持って見た感じのサイズ感。
同じ服でもバッグの色が違うと雰囲気がガラッとかわりますなー。
各色の布地の様子をアップで見るとこのような感じ。
※バッグの内側底部分とポケット、開け口の見返しの部分は3色とも同じ布を使用しています。
オガワ雑貨店に出品しています!
前回の記事で紹介した帆布のトートバッグ、
名案のつもりが企画倒れだった仕様アイデアがどうしてもあきらめきれない(笑)。
そもそも、
パネルカットにしてすべての面を縫いあわせるやり方って、
縫い代同士が出会うカドのところの縫い代の始末をどうしたらいいのかとっても迷う。
バイアステープで縫い代をくるむ、というのが一般的なんだけど、
ちょっとめんどうだし、もごつくし、きれいにやりきる自信がないし、
他になんかいい方法ないのかな?と思っていた。
そこでふと思ったのが、
底部分を2重にして、
内と外の底布で前後と両サイドの布地をはさみこんでしまえばいいのではないのか?!
というアイデア。
内側の底布を中心で縫いあわせるようにして返し口を作り、
最後あけぐちをふさげば縫い代が2枚の底布のあいだにおさまるからすっきりいくんじゃないの???
と思ったわけです。
(意味わかるかなあ??)
だけど、
8号帆布というかなり厚い布なので、底布2枚にはさみこむ物理的余地があるのか?と
はじめから気がかりではあったんだよね。
で、実際縫い始めてみたら、
案の定、全部の布を底布2枚のあいだに挟み込むなんて予想以上に不可能すぎまして…。
仕方ないので、
前後の布だけ底布で挟み込んで縫いあわせ、両サイドはバッグの内側に縫い代が出るように縫いあわせることにしました。
妥協案としてはまぁ合格ラインかなあ、という感じだけど
やっぱりあきらめきれないんだよなあ。
今回は、縦長シルエットにしたかったので底布小さめなんだけど、
底布がもう少し大きいデザインであればこの仕様は可能だと思うんだよね。
浅めの横長シルエットとかで試してみようかなぁ。
と思ったら、俄然やって見たくなってきました←悪い癖。
試行錯誤は続く…
いろいろと試行錯誤してこうかな?という形と仕様にたどり着いたら、
まずは実際に作ってみない時が済まないわたしなのだけれど、
今回は珍しく、
最終決定する前なのに3個色違いでいっぺんに作ってみちゃう、という暴挙に出てみました(笑)。
紙の上で考えて、我ながらこいつは名案だ!!と思った仕様のアイデアがなんと制作序盤ではあっさりと却下になり…
どうなることかと思ったんだけど、それでもなかなかいい感じに仕上がりましたこちら!
3色色違いで作ったら、絶対並べたくなるのだ!
底の部分は色を変えてます。
なかなかかわいいのではないかなぁ☆
このタイプのスクエア型トートは少し前から何度か作ってて、
デザイン的にかわいいのは重々承知してたんだけど、
どうしても縫い代の始末のクオリティに納得できず自分用の域を出なかった。
今回、我ながら名案!と思った仕様が結局思ったようにはいかなかったとはいえ、なんとか自分用の域は出ることができたので、めでたくオガワ雑貨店に並べることができそうです。
あー、よかったわぁ。
みっつもいっぺんに作ってたし。
内側の様子はこんな感じ。
本体の縫い代部分の始末もだけれど、
ハンドルのつけ方も懸案事項で。
これも、見返し仕様にすることで解決。
全体としてすっきりと仕上がりました。
この布地はわりとポップな色合いのものもあるので
これから夏に向けてパカッとした色のものも作りたいなあ。
黄緑とか。まっ黄色とか。真っ青とか。
底の部分との色の組み合わせもいいけど、
単色でもかわいいと思う。
生成りもいいな。
ちなみに、サイズ感は比較的コンパクト。
肩にかけることも、手に持つこともできるサイズです。
※こちらの3色はオガワ雑貨店出品準備中です!
リバーシブル、ってなんだかむやみに心惹かれてしまう。
ひとひねりした仕様フェチ(そんなんあるのか)のわたしとしては、
ただ普通に内布をつけたのとはまた違うこだわりを感じてしまうからかなあ。
外も内も、どっちも迷ってしまうくらいかわいいっていうのは、
それだけでひっそりとテンションがあがっちゃう要因ではないでしょうか??
そんな、作っててもわぁ♪となるリバーシブルのトートバッグ、
今回は、布をパッチワークして作ってみました。
外と内だけでなく、両サイドも違うデザイン。
どっちを外側にして持つか?で雰囲気変わります。
内側はシンプルに1種類の布地で。
サイズはこんな様子。
A4ファイルケースが縦にも横にもすんなり入る大きさで
日常使いに、とってもほどよいサイズです。
置いた時にはまったく自立してくれないけど、
持っている時には意外と中身見やすいです。
ポケットなども特につけていないんだけど、
マチがさほど大きくないのでバッグの中で荷物があっちゃこっちゃになって行方不明!という事態になりにくいのも嬉しい。
ちなみに以前つくった単色バージョンはこちら。
※レッド×ストライプは売り切れました。
オガワ雑貨店に並んでます!
お買い物用サブバッグとしての用途を考えると、
リネンよりも
薄手でギュッと目の詰まったコットンの方が
小さくたたんでかさばらない、という点では適しているのかなあ、と思っていたのですが、
確かに、
その通りではあるんだけど、
でもやっぱりボックストートはリネンがかわいい!
このボックス型のシルエットやボリューム感と、リネンの風合いが似合うんだよなあ。
洗濯を重ねたり、持ってるうちにしわくちゃになったりしている様子もまたかわいい。
今回作ったのは4色。
これからの季節に似合うラインナップになりました。
マルチストライプとカーキはしっかりとした風合いの布地。
重たいものもかさばるものもOKの頼もしさ。
ネイビーとブルーシャンブレーはやや薄手。
その分たたんだ時にはコンパクトになります。
薄手の布だと、荷物を入れて持った時のくたっとした表情がまたやわらかくよい感じ。
リネンの魅力はなんといっても使い込んでいくうちに育ってくる味わい。
普段無造作に使えるひとえのバッグはリネンを育てるのにうってつけなのです。
おおよそのサイズはこんな感じ。(Lサイズ参照)
オガワ雑貨店に出品しています!