そう・・・
キャラメルマンは、先日新聞を読んていたのだ・・・。
実はキャラメルマン、新聞を開くときはスポーツ欄からなのに、スポーツの情報など全く詳しくないオッサンでして・・・(苦笑)
そのスポーツ欄から見始めていると、イチロー氏のインタビューが掲載されていた・・・。
その中で気にとまった一部を書いて見ようと思う・・・。
イチロー氏のインタビュー
「今はまだ色紙に一言と言われても書けない。大切にする姿勢や哲学はあるが胸を張って一言残せるほどの自分ではない。偉人の言葉を引用する年配の方がいるがあれはダサいと思う。拙い表現でも将来自分の言葉で伝えられたらなと思う。しかし結局、言葉とは『何を言うか』ではなく『誰が言うか』に尽きる。その『誰が』に値する行き方をしたい」
イチロー氏の今までの成績を振り返って見ると、十分胸を張って『一言』を書けると思うのだが・・・
でも、逆に考えるとイチロー氏の場合、胸を張って『一言』を書き始めた時点で今の挑戦は終わってしまうものなのかな・・・
なんて思う。
人は驕ってはいけない!という教えがあり、皆さんもそれを聞いた事あると思う・・・。
最近、この言葉は本当なんだな~。 なんて思い実感する事がたくさんある。
それは、成功され奢り高ぶっていた人が、今は・・・
ってな人を見る事がある。
経済界で言うなら、 成功し奢り高ぶったまま歳を取られて引退されてハッピーだったとしても、その後を引き継いだ方がとても大変な思いをされる・・・ とか。
人の世界ってうまく回っているんだな・・・ いい事も悪い事も・・・
なんて最近よく思う。
この前、NHKのファミリーと言う番組で、 『南 果歩』 さんの先祖について調べていたんだけど・・・
その中にこんな言葉があった・・・。
南 果歩さんのお爺さんだったか、お父さんが、とても苦労されていた。
その時どうやってその苦労を、どう自分に言い聞かせて乗り越えられていたかと言うと・・・
『今ある苦労を乗り越える事は、自分の子孫を豊かにさせる』的な言葉だったと思うのだが・・・
そう考えると、ずっと安泰であって欲しいと思うけど、ずっと安泰と言うのは無い訳で・・・
いい時もあれば悪い時もある・・・
それは1ヶ月、半年、1年とかのスパンじゃなく、子孫をも巻き込むスパンで・・・。
そう思うと、いい時は一瞬かもれない・・・
だからこそ、奢らず自分をしっかり見つめ直して、何が自分の人生やそれに取り巻く人にとって良いことなのか?
自分に対する利己的なことばかりでなく・・・
それが社会に貢献されている事なのか?
それを続けた先には、胸を張って誰にでも言える行いなのであろうか?
それを行うには、奢り高ぶりは邪魔な訳で・・・
そういう要素が入っていると、どこかで足をすくわれてしまうのかもしれない・・・。
自分に降りかかってこなくても、ひょっとしたら子供・孫などの子孫に降りかかってくるかもしれない・・・。
そう思うと・・・
高給取りの人はみんな幸せなのか?
年収が低い人はみんな不幸せなのか?
答えはNOだと思う。
最近の就職活動をしている学生の中に・・・
その会社が 『どれだけ地域や社会に貢献しているかを見極めて』 就職したい会社を判断する人が増えて来ていると言う・・・。
私が学生の時代は、こういう事を言う人は少なかった・・・。
それだけでも時代の変化を味わえるのだが・・・
話がかなり反れたので、元に戻そう・・・。
『偉人の言葉を引用する年配の方がいるがあれはダサいと思う。』
これには少し笑えた。
でも、この文の締めくくりに・・・
『何を言うか』ではなく、 『誰が言うか』に尽きるとい文に『グサ!』とささる物があった・・・。
やはり自分の日ごろの行動は、どんな良い事が続いている時でも驕り高ぶらず・・・
何が正しいのかを考え・・・
いつ悪い時が来ても全然おかしくないんだ・・・と、謙虚に生きていくってのも、生きていく一つの答えなのかな・・・。 ← 驕り高ぶっているつもりはないけどね・・・。
なんて思う反面・・・
キャラメルマンは、王様でも偉人でもなく・・・
それ程人に言う事を聞いてもらわなくてはならない立場でもないので・・・
『何を言う』 とか 『誰が言うか』 とかより・・・
『キャラメルマンがまたくだらない事を言ってるよ!(笑)』でいいのではないか?
とも思っちゃうんだよね~ん!って結論付けようとするキャラメルマンであった・・・。(笑)