O-SAMは、まだユクのか?

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トロ鰯のさしみ

2016-07-29 17:48:06 | グルメ

またまた、「串ん子」である。 賑やかになった、いわゆる裏なんばにあるのだが、マスターの元気な顔を見るのが、ひそかな楽しみ。

で、鰯があるか、聞いてみると、「ちょうど一人前、いいのがあります」と、「では、それ」と注文。

そういえば、40年以上前には、大阪で生の鰯なんか、食べるという習慣がなかった。   で、あるとき、知人に教えられて、九州は長崎の北のはて?(生月)という島に、一緒に行くことになった。(当然夏休みかなんかで、あったはず) 当時は、橋もなく、平戸からまた船で渡るという旅である。(今では立派な美しい橋が出来ていて、車で20分かな。(はやっ!)

当時は、ひっそりとした、漁業と農業で成り立っているような、こじんまりした島で、島の人たちも、ユックリとしたテンポで暮らしていた。そこのある知人を訪ねると、主人は、朝から漁に出かけていて、もう少ししたら戻るという。  しばらく待っていると、物静かなおじいさんが、帰ってきた。 おしゃべりはしない無口なタイプで、挨拶しても「ふーん」とひとこと。 代わりに奥さんが、何かと声をかけてくれたりして。

そうこうしていると、まあ軽く食事でもと、出してくれたおかずが、鰯の刺身だった。 「コレなんの魚ですか?」と聞くと「さっき釣ってきたイワシ・・・」という。ご飯と一緒に軽く醤油につけて食べると、ビックリくりくり! 美味しい~い、甘いし柔らかいし、変な生臭みもない。 「これ、美味しいですね」というと、とてもうれしそうな顔で、「都会では食べられないかも」との返事。 足が速いからとのこと。

この時のうまさが忘れられなくて、大阪で鰯の刺身を居酒屋で見つけたら、つい注文してしまう。 マスターにその話をすると、「今は便利が良くなって、クール便ですぐ届くしね~」と。 でも、私はもう亡くなったその時の漁師さんが、美味しいと食べる私を見て、嬉しそうな顔をしていたのをいつも想い出すのでした。


焼き物(立杭焼)

2016-07-29 09:58:11 | 旅行

兵庫県篠山市今田町に立ち寄った時、昼ごはんに入った蕎麦屋さん(ゆる里という店)で、案内があったので、調べてみたら、「登り窯」を使った焼き物体験が出来るという募集(ちょっと中級編かな)。   結構、珍しい保存物で、車で走っていると、あたりに、ところどころそれらしい窯がある。 もちろん陶芸品の店も見かけるし、「陶の郷」(すえのさと、と読む)という美術館もある。 立杭焼は、わりと古~い歴史があって、日用品としてもなかなかのもの。 この写真は、勝手に使っているので、あとで、削除されるかな?  この募集は、8月の初めが締め切りらしいので、興味のある方は、早めに申し込みを。

それはそれとして、私が思い出すのは、「トンデモネズミ大活躍」というアニメ。   この物語は、ピノキオのネズミ版かな。  私の子供が幼いころ、レンタルビデオ(VHSだ)を借りて、観たら面白かったので、こっそりダビングしていたのだが、VHSがダメになったので、処分してしまった。(ああ、もったいない) 

いま、DVDを探しても、無いようだ。 どこかで再放送してくれないかな。     で、なんで、その話かというと、この物語に出てくる焼き物を作るおじいさん(作家?)は、電気式のコンパクトな機械を使っている。なので、小さな工房にある電気釜(というのかな?)のスイッチを入れタイマーをセットすれば、時間が来れば作品が出来ているというしろもの。 こうして、「トンデモネズミ」が、出来てしまうし、そこから、物語が始まる。 焼き物が動き出すのだが??? (ああ、石坂 浩二のナレーションが、懐かしい)