悲しい、しかし、この国はどうなっているのか? どうなっていくのか? などなど、考えてしまう。
がしかし、この本は、決してそんなことは一切書いていない! ただ、インタビューである。
この事故は、1987年4月の事故から、約10年後の記録で、日本に翻訳・紹介されたのが1998年、岩波書店から。
徹底的に、知らされなかった、そして、結果的に騙されて、放射能に侵されて死んでいった人たちのことを、決して忘れないために書き記したもの。 とっても、貴重だ。
ところで、今月発売の本で、「ある原発離散家族の物語」というのが、(リベルタ出版)から出るそうだ。 作者は言う、このまま、無かったことのようにされてしまうことに、悲しさを覚える、と。 ・・・
人は、あまりにも理解できない、恐ろしいことが起こると、見なかったことにするらしい?