九条駅の近くには、(シネ・ヌ~ヴォ)という映画館がある。 この日は、(ATG)の中で、篠田 正浩監督の初期の頃の作品「心中天網島」という、近松門左衛門の作品を、アレンジしての映画。 黒子を実写の中に取り込んだ面白い映画だ。
出演の二人、中村吉右衛門、岩下志麻が若くて、初々しい。 この時代の、男女の中を憧れる、物語りが、いわゆる遊女とボンボンの不倫というか、本気というか・・・ 最後はこの世で結ばれないのならと、心中! おそらく、禁断の行為が巷にセンセーショナルを巻き起こしただろう。 白黒の映画なのに、色気を感じるのが不思議な体験だった。
しかし、映画の後に、腹ごしらえにと入った、王将でビールを注文した時に、車、大丈夫?ね、とやや、中国語なまりで聞かれたときは、不意だったので、OKと応えてしまった。 で、勘定書きを見ると、(アルコール確認)という項目がある? 値段が入ってる、と後ろを確認、0円でした。 とさ。
さて、繁昌亭だ。
桂 米朝 師匠のレコードを、順番に、桂 千朝、桂 九雀の二人で、毎回4席やって、最後までには、あと、3年はかかりそうだと・・・ 皆さん、長生きしてくださいねとの案内! 次回は、来年の2月だそうです。 兎に角、面白かった。
やはり、ライブはいいねえ~。