クリント・イーストウッドが主演で監督の映画である。 単なる西部劇ではなく、戦争には沢山の被害者がいる、というメッセージを伝えてくる。
しかも、この作品に流れるのは、差別に対抗する意識・・・
例えば、南軍と北軍、白人とインデアン、黒人と??、移民と??、と永遠に続く。。
解説にもあるが、この映画を作り始めたキッカケが、ある一冊の本だという。 そこから、物語が始まるのだが・・・
撮影の開始が1975年頃からという。 当時のアメリカは、ベトナム戦争が終わり(負けた?)やや悲壮感の漂う世相だったようだ。(私は、68年ごろには、単純に、「ベトナム戦争、ハンタイ!」とかがなっていた覚えがある)
祖の頃、周りでは、クリント・イーストウッドが西部劇を創っているが、きっと不調で、観る人は少ないのでは?(失敗するかも)との評判だったが、本人は意に介さず最後まで続けた。 ある意味、骨があるというか・・・
そして、上映が始まったら、なんと、多数の観客が観に来たという、そして、私なんか、今みても、充分感動させられる。 まあ、主人公がカッコいい、というのもあるけどね。
おススメ! ですよ。 観終わった後のビールが美味い。