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詐欺で刑務所に!

2018-01-24 10:47:54 | 読書ー本の紹介

あえて、ではないが、一度は刑務所の体験をしてみたいという、憧れのようなものはあるが、しかし、罪に問われて、周りからも孤立して、果たして、出所してからの生き方は、どうなのか、と考えると、ぞっとする。

この本は、そのことをついているのだが・・・

体験記なら、ホリエモンの「刑務所、ナウ」とかが、有名だし。

「塀の中の懲りない面々」とかいうのもあったし。

そういえば、ずいぶんと前に北海道に旅した時に「網走監獄所」の見学コースに行ったが、あれは、まあまあ実物に近そうだ。 食事も出来たし。  囚人の作品も売っていたなあ。

それは、ともあれ、本題は、出所してからの生活のハナシである!

この本にもあるが、若い時なら就職先が大変(なかなか雇ってくれない)だし、年寄りだともっと大変。身寄りはないは、財産は無い(あれば刑務所には入らないだろうし)は、身体は不自由で、認知もきてる、となればいよいよ野垂れ死にか?

うーん、どうする? この本(ほとんど実話)の作者は、その後、NPOなどで活動する場所を見つけて今も頑張っているらしい。 

もひとつ別のジャンルでの、刑務所のハナシ。こちらは、薬物依存による入所。

この人は経験者!

「ダルク」という施設の発案者でもあり、代表者でもある。

覚醒剤の怖さと、社会復帰のための実践に力を費やしている。 ほとんどが自分のためであるし、同じ経験者のためでもある。  なかなか、実話の凄まじい内容だから、読むのに一苦労。 ちょっと一杯が、いかに幸せな日々を過ごしているか、じっくりと感じる読み物ではある。