私がまだサラリーマン時代のことです。
熱血だけれども傲慢で鼻っ柱が強かった若僧だったころです。
ある先輩上司Aさんが教えてくれました。
◯◯さんが、まるぞうのことをあんな風に非難していたよ。
△△さんが、まるぞうのことをこんな風に批判していたよ。
それを聞いた私はショックでした。
私の面倒を見ていてくれた◯◯さんや△△さんが陰で私のことをそんな風に言っていたなんて。
(T_T)
しかし私は思い出しました。
そもそもその密告を私にしてくれたAさん自身が裏表がある人でした。
ひょっとして私を批判したり非難したいのはAさん自身なのではないでしょうか。
しかし自分が私を直接非難すると「角」が立ちますから、きっと◯◯さんや△△さんの口を借りたのではないでしょうか。
「あの人たちがあなたの悪口を言っていましたよ」
そう思って周囲を観察すると、誠意ある人は他人の悪口を伝聞密告することは決してしませんでした。
もし私に問題がある場合は、その人の意見として私に忠告してくれました。
「私の意見としてまるぞうの~~は改めた方が良い」です。
決して「◯◯さんが、まるぞうの~~はないんじゃないかなと言ってたよ」という言い方はしません。
確かに◯◯さんや△△さんはAさんとの会話で私の話が出たのかもしれません。
まるぞうのありゃないよな~。(笑)ということがあったかもしれません。
しかし会話というのはその場の空気で様々な方向に脱線していくものです。
その場の空気が本人に言わせるということも多々あります。
あるいはAさんが誘導したのかもしれませんし、ただAさんに相槌を打っただけかもしれません。
もし◯◯さんや△△さんが私に直接言わないのであれば、密告伝聞の陰口は全く別の意味を持ちます。
私はそのことを心の深く肝に銘じました。
もうこのことは他の多くの方々にも参考にして頂きたいと強く強く思います。
もし自分が誰かから密告伝聞の陰口を聞くことに遭遇したら次の3つを肝に銘じます。
1,いずれにせよ自分の言動に反省すべき点があったということです。
自分の中で謙虚さや心配りが足りなかった点があったのは間違いないでしょう。
心理的にショックを受けるのはひとまず脇に置いておいて、自分の今までの言動を客観的にチェックする良い機会であります。
2,陰口をいったのはAさんであるということです。それが真実です。
私がショックを受けたこと、私にギャフンと言わせたことは、Aさんにとって都合の良いことでした。
私が◯◯さんや△△さんに不信感を抱くことも、Aさんにとって都合の良いことでした。
私がAさんのことを、周囲がどう思っているかこっそり教えてくれて味方だ~。と思うことはAさんにとって都合の良いことでした。
しかし視点はひっくり返せばAさんこそがもっとも信用が置けない人物であるということです。
もし誠実な人であるなら、◯◯さんや△△さんの口を借りず自分の言葉として忠告をするからです。
私が警戒すべき要注意人物は◯◯さんでも△△さんでもなく、親切顔で他人の陰口を伝聞で密告してくれたAさんその人本人であるということです。
あまり深く関わらない方がいい人です。
3,本人にいない場所では、やはり絶対陰口を言わないことだということです。
酒の席であっても決して人の悪口は話さないことです。
単純な相槌であっても問題となることがあり得ます。
本人がいないところではその人を褒める話題しかするべきではありません。
もしその本人に何か言いたいことがあったなら、直接本人に言うべきで、それ以外の人物には決して愚痴として漏らすべきではないということです。
最初は、慣れるまでは、難しいように思われるかもしれませんが、実は生きることをずっと簡単にするコツであります。
おひさま、ありがとうございます。
下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
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