オオムラアツキダンススタジオ

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舞台

2009年12月22日 | Weblog
麻子です

今日は真面目なブログ

こないだの日曜日
上野の東京文化会館で素晴らしい舞台を観てきました
シルヴィ・ギエム&アクラム・カーンの「聖なる怪物たち」という演目

恥ずかしながら母に教えてもらうまではこの2人を知りませんでした
シルヴィ・ギエムは12歳で体操選手としてオリンピックの予選を通過
その後史上最速でパリ・オペラ座のエトワールの座に登りつめたにも関らず
英国ロイヤル・バレエ団に移籍した経歴をもつなかなか過激なダンサー
アクラム・カーンはインド古典舞踊(カタック)をベースに
バレエ・コンテポラリーも習得し独自のジャンルを確立しているダンサー
こんな二人のバレエとインド舞踊とコンテンポラリーのコラボレーションした舞台

シルヴィ・ギエムは足を手のように操れるので2階席から観ているとたまに本当に手なんだか足なんだか分らなくなりました
2人で一緒に踊りだしたとたん、感動して涙がポロポロこぼれて
こんなに号泣すると思わなかったので
メイクのポーチをも持ってこなかったことをとても後悔しました


高い技術と芸術性、全身全霊をダンスに奉仕している2人の孤高のダンサーの
刹那な美しさは私が一番観たいものでした。

来年の彼女の舞台のチケットをさっそく購入して帰ってきました