着色料:純金箔(゜〇゜;) …と記されたお菓子に高尚なキンパク(緊迫)感 f(^^;
神社での奉納演奏後に宮司より戴いた「撤饌(てっせん)」(お供物=神饌・しんせんの御下がり)を開くと、金箔付きの和菓子が現れた!
イルカ( Dolphin、エスペラント語‥Delfeno )がトレードマークの 土の音工房 では、コンサート用のモノには、金箔(食用可能な高純度)で、金のイルカマークを入れている。
金箔を知ってもらおうと来店者の手につけてあげると畏れ多い顔をされるのは意外だが、文字通り「“箔(ハク)”がついたわ!」と喜ぶ方も(笑)。
筆者の親類に箔打ち五百年の箔製造元老舗があり、今なお伝統的な手段で箔を生産していて教えてもらうことは多い。
現在は常套手段のような、工程を簡略化しコストを抑えることは全くしない。一般の人は知らない部分だが、手間がかかりしかも納めるのは本物を求める所に限られ、今なお必要とされる。…とは言え、後継者問題は深刻だという。
金の効用は色々あるにせよ、表面の豪華なイメージから程遠い金鉱山労働者の奴隷のような歴史や生産者の見えない苦労を知ることこそ、真に効用を持続的に活かすことに繋がるのではないだろうか。