おいしい朝ごはん

おいしい朝ごはん食べましたか 私はまだです

中央アジアの草原にて カップヌードルは中国産がおいしい

2005年12月13日 20時44分54秒 | イタリアをバスで走る
窓のブラインドを開けると地上には街明かりが見えた。
そして上空には星が見えた。
液晶の地図は機体が中央アジアの高原にさしかかっていることを示していた。
こんなところにも街があるんだ。
この飛行機は国際線としては小型なので、ほんの少し低い高度で飛んでくれる。
だから遥かかなたとはいえ街明かりを粒子状に見ることができた。
再びブライドを降ろして眠りに落ち込んだ。
と、そこえ、なにやら芳しく、懐かしい香りが漂う。
まさか、こんなところにカップヌードルなどあるはずがない。
しかし、照明を落とした機内でもヌードルがはっきり見えた。
香りが僅かに違うのは、同じ日清食品の製造でも生産国が中国であったためだ。
食べてみて、はっきりと結論がでた。
カップヌードルは中国産の方がおいしい。
機は、中央アジアの高原を後にしていた。

ボロディン/交響曲第1番変ホ長調
マルメ交響楽団, ボロディン, 広上淳一
キングインターナショナル

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香港時間午前零時過ぎ離陸、眼下に百万ドルの夜景が広がった

2005年12月13日 06時39分03秒 | イタリアをバスで走る
空港内の香港の商店街のディスプレーは日本のものによく似ていて、それで居て微妙に違う。殊に化粧品売り場の色彩設計は洗練された香港風だ。
ローマ行きのゲートは、空港ビルの一番奥だった。
待合室コーナーのには深夜にもかかわらず人が多い。
ラテン系の人、イタリアの人が多いようだ。
ギリシャ彫刻の顔立ちの人もいる。
美人のイタリア人が少し陰のある男性と話をしている。
言葉はわからないけれど話の雰囲気は昔見たマルチェロ・マストロヤンニの映画そっくりだ。
かなり、きわどいはなしでありそうなのに陽気で明るく、其れでいて辛らつに話している。男はひたすら防戦に回っている。
このあたりは日本の男性と変わりはないようだ。
搭乗手続きが始まった。
ほとんどすべてエコノミークラスのお客さんばかりだ。
香港ローマ間の機体は香港大阪間のものよりも若干機体が狭かった。
座席も若干小さめだ。
しかし、離陸はきわめて順調だった。
腕のいいパイロットを使っているようだ。
この航空機会社のエコノミークラスは座席ごとに液晶テレビがついている。
そして、その画面に機の飛行位置や高度、気温、風速が表示される。
現在の液晶画面の地図上の飛行位置は、まだ香港上空だ。
しかし、窓の外では百万ドルの夜景がどんどん小さくなっていった。
慕情

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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