だれがマヨネーズを値上げさせたのか

キューピーマヨネーズが17年ぶりに値上げになる。
原料の七割を占める食用油が値上がりしたためだという。
食品油が値上がりしたのは、食品油の材料のとうもろこしと大豆の値段があがったからだ。とうもろこしや大豆それからオレンジの産地では、これらの作物の栽培からサトウキビの栽培へと転作がすすんでいるという。
農家にとってサトウキビの栽培のほうが儲かるからだ。
かつて、サトウキビから味の素というコピーのCM流されたことがあったが、今回のサトウキビの栽培ブームは、エタノールを作るためだ。
エタノールはガソリンの一部又は全部の代用になろうとしている。
サトウキビがエタノールの材料になることによって、ガソリンに変わっているのだ。そのことが、地球にとって環境にやさしいことになるのだそうだ。
だけどそれは、マヨラーにとって財布に厳しい選択だ。