おいしい朝ごはん

おいしい朝ごはん食べましたか 私はまだです

香港時間午後九時過ぎ香港空港に着地した。

2005年12月12日 23時16分09秒 | イタリアをバスで走る
香港に本社がある飛行機会社に登場したのだから中継ぎ空港が香港になるのはやむをえない。
ただ、私は香港空港はビルの谷間を飛行機が発着していると聞いていたのに、ずいぶんと、広々とした空港なので不思議だなと思った。
暫くして、それは旧空港の話で、もう何年も前に新空港になったのだと聞いた。
そういわれてみると、新しくて、物凄く巨大な空港だときがついた。
新しい香港空港は、関西空港よりも大きいようだ。
しかし、北京と上海の空港は、これよりも大きいのだろう。

ここで、関西空港での両替えをすべてユーロにしたのが間違いであったことに気がついた。
香港空港での乗り継ぎの時間が三時間以上あるのに、手持ちの現金はユーロと円しかない。ドルならどの店でも使用できるようだが、円はどの店でも使えるとは限らない。
実はちゃんと両替え所もあったのだが、初めてのイタリア旅行ということで頭に血が上っているので、両替え所など目に入らない。
もっとも仮に目に入っても、この時間では両替え所は閉まっていただろう。
やっとバーガーキングという、どこかで聞いたことのある店でコーラとフィレオ・フイィシュを買うまでに半時間を費やしてしまった。
しかし、本当はこれからの十時間以上に及ぶ飛行機の搭乗時間に恐れをなしていたのだ。


午後六時過ぎに関西空港を離陸した

2005年12月12日 22時58分04秒 | イタリアをバスで走る
初めてのヨーロッパ旅行を、あまり考えずに決めてしまった。
契約してから、バスの走行距離が尋常でないことに気がつく。
一日の走行距離が500キロを越える日が少なくとも二日ある。
300キロを超える日はざらだった。
しかも、行って見てわかったが、毎日20キロ近く歩くことになった。

しかし、結局体重はへらなかった。


しまなみ海道の蜜柑畑を過ぎると尾道だった

2005年12月12日 22時44分34秒 | Weblog
日立造船所のなかに実物大の大和の一部が再現されていた。
ハリウッド映画のセットと考えれば、そんなにたいしたものではない。
しかし、邦画のセットととして見るとき、これは確かに巨大である。
海軍の士官の扮装をした人が相当数おられる。
これは、一種のテーマパークだと思っていても、現場に立つと、往時の大和に乗船したかのような、軽いときめきを覚える。
戦艦大和ノ最期

講談社

このアイテムの詳細を見る




大和屋の朝ごはん

2005年12月12日 07時00分26秒 | Weblog
小鍋の湯豆腐は今朝作ったばかりのくみ出し豆腐のようだ。


日本の豆腐のよさを今一番高く評価しているのは、中国の若い女性たちだ。
彼女たちの日本観光の主要な目的はグルメだか、中でも日本の水のよさが素直に味わえる豆腐は関心の的だ。
豆腐の本家は中国だが保存性の高い岩豆腐など、水分量の多いものが主流だ。
しかし、生チョコや水羊羹が流行しているように、最近では若い人を中心に、
みずみずしく柔らかいものが好まれる。
だから、日本にきたら、まず、麻婆豆腐を味わう。
味わいは中華であっても、使われる豆腐は、とてもやわらかい。
京都が観光に含まれるなら、生湯葉もかかせない。
豆乳に近い味だから、さほど味に抵抗感はないはずだ。
液体と固体の中間のデリケートで繊細な植物的触感を味わえば彼女たちは日本の豆腐料理の虜になるだろう。


道後温泉は四国だから、朝食に納豆はでてこない。
なんと紅鮭すらない。
そのかわり白身の魚の焼き物が出てくる。
魚の味付けはあくまでも薄味だから宴会の翌日の疲れた胃にやさしい。

玉子焼きは出し巻きほどには出汁や油が自己を主張しない。
かといって惣菜の玉子焼きほどに砂糖を利かせていない。
だから、卵のよさが素直に舌に伝わってくる。

そして、なによりも、いい水で炊かれたご飯がおいしい。
どうしても、お代わりをしてしまう。

正統的な西日本の朝食を堪能しているうちに出発の刻限が近づく。

しかし、今一度、檜の露天の湯につからなければ後悔が残る。
取り急ぎ地階の湯に急ぐ。
露天の湯は朝の光を浴びた築山が見事だった。
露天の檜風呂は広いとはいえないが、かけ流しならこんなものだ。
それよりも使われている檜の厚さが見事だ。
檜の厚みの感触は湯につかっていても伝わってくる。
お湯のやさしさに包まれて檜の露天につかれば冬の寒さはどこかにいってしまう。
いま暫くこのままでいたい。








道後温泉本館の朝湯につかる

2005年12月11日 22時46分52秒 | Weblog
大和屋から歩いて数分で道後温泉本館についた。
まだ、三十人ほどの浴衣姿の老若男女が本館前に立って、午前六時の開館を待っていった。
開館前でも入場券は販売されていた。
三階にある休憩個室付の入浴券を奮発した。
六時になった。
玄関の障子戸が開いた。
皆、競って入場する。
遅れをとったかに思われたが、三階客はわれわれが今朝の最初の客だった。
だから、案内されたのは、一号室だった。
前日昇った松山城ほどではないにしろ急な階段を上っていく。
温泉に入るのにも、なかなか骨が折れるようだ。
一号室は階段に隣接した部屋で、障子を開けると、まだ外は暗い。
それでも、下から仄かに白い湯煙が上るのが見える。
小さいながらも床の間があり、床の間の壁の丸窓障子が開かれて、その奥に花が生けられている。
休憩室で休んでいる場合ではなかった。
早速旅館の浴衣から、温泉本館の浴衣に着替えた。
付属の赤い手ぬぐいは、漱石の時代から伝統だそうだ。
早速二階の温泉に向かった。
浴槽は四国名産の石を使ってシンプルだが丁重な作りだった。
お湯は少し熱めだった。
休憩室に戻ると道後温泉も夜が明けていた。
ここで、お茶と坊ちゃん団子がだされた。
本当は、一階の湯にも行きたかったが、大和屋での朝食が七時からなので、団子を食べ終わると早々に立ち去った。

千と千尋の神隠し (通常版)

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

このアイテムの詳細を見る