77─七夕ぞろ目の日に「やめようか」

7月7日はパチンコ屋にとって都合のいい日。
ラッキー7が2つ並んだっていいことない。チラシにだまされない。
パチンコってよくない。
パチンコってつらい。

現場近くでガソリン購入＝携行缶やマッチも準備－パチンコ店放火殺人・大阪(時事通信) - goo ニュース

「誰でもよかった」で思い出されるのは秋葉原の無差別殺人事件。
だが、申し訳ないが秋葉原より同情感が薄いと思う。なぜならパチンコ屋で起きた事件だから。
命を落とした老人の一人は確変中で逃げ遅れたらしい。死ぬギリギリまで命とカネをはかりにかけてる。人間はなんて哀しい欲望の塊。好きなパチンコ屋で死ねて本望じゃないはず。リングで死ぬのとわけが違う。「あの人依存症だったからね」なんて内心思われたりして浮かばれない。

パチンコはよくない。絶対よくない。最近わかりかけてきた。
パチンコが趣味だなんて威張れない。
パチンコが庶民の娯楽?　そんなのパチンコを正当化する人間の言い口だ。
車や家を失った人はあれど、得た人の話は聞かない。
家庭崩壊や失職の原因にはなれど、平和な生活の橋渡しにはならない。

他人が大勝してもちっともうらやましいと思わない。
だってそれはうたかたの夢だから。一週間やそこらで状況は一変する。
そんな悪魔の遊戯に身を任せてもいいのか?　よくない。

この事件を見てパチンコはよくないと再認識した。
パチンコって人間を代える、悪い方向へ。41歳、無職、サラ金、借金、「誰でもよかった」　諸悪の根源はパチンコにある。

無罪判決を受けた栃木の菅谷さんだってパチンコ好きじゃなけりゃ事件には巻き込まれなかった。亡くなった女の子の父親は元パチンコ定員で休日も娘を連れてパチの非常識行為中での惨事。

パチンコはたびたび犯罪に加担はすれど、世の中のためにはならない。
パチンコは絶対によくない。
だから控える。極力控える。できればやめたい。