フランスではなかなか魚介類のつまみに恵まれないのですが、
なかでもこれはなかなか良いと思った食材「鰊」の燻製をご紹介します。
これは鰊(ニシン)の燻製「hareng fumé」を刺身風に切っただけ。
日本では北海道に行くか、よほどいい仕入れ先を持っている首都圏のお店でないと刺身では食べれないと思います。
こちらの商品は燻香がきつくなく、火がほとんど入っていないので生の食感が残っていて切り方によっては小骨も気になりません。
薬味は生姜とあさつきのようなネギ。これで脂の乗った刺身のような感じになります。
もうちょっとすっきり食べたい方は、一度酢で洗ってもいいかもしれませんね。
醤油はもちろん美味しいですが、レモンだけ絞ってもOKです。
材料はこちら。
JC Davidというメーカーの「FILETS de HARENG DOUX」でございます。
これは「レ・アール・ポール・ボキューズ」中央市場の魚屋さん「Poissonnerie Durand」に売っています。
さきほどの皿で2皿分入ってます。
何度か買っていますが、フィレの型もそろっているし、品質がいいと思います。
切るときに、柵の背側(銀色の方)に薄く切れ目を入れてやると刺身っぽさがアップします。
刺身がどうしても食べたい!という方は一度お試しください。
鮮度の悪いマグロやサーモンよりはよほど美味しいかと。
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