俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

国産(海士町産)のエイヒレをつくりたい

2017-06-05 | 魚食

 

地元産のエイヒレ試作品を作ってみました。

 

海士町の魚を使ってくれている居酒屋「山陰・隠岐の島ワールド」の方々と話しているとき、

地元産のエイヒレが作れたらなーと話が盛り上がった。

 
加工部の工場長と相談してさっそく試作してみることにした。

エイは境港の市場に出荷しても赤字になってしまうため、

漁師さんの手によってその場で海に帰されている。

捨てずに持ち帰ってもらうようにお願いしてから待つこと2週間。

ようやくご対面。

こちらはあまり一般的ではないエイの仲間で、おそらくツマリカスベという種類だと思われる。

裏側はこんな感じ。

 

ヒレだけを切り取り、皮をむいたところはこのように美しい姿に。

ヒレ以外の部分は役得で持ち帰って煮付けに。

予想外に臭みも全くなく、子供たちにも大好評。

肝心のエイヒレはこの通り。

今回は素干しにしたものを炙って食べましたが、十分美味しい。

味・食感ともにスルメの耳(エンペラ)の部分を想像してもらえば近いものがあると思う。

 

みりん干しも試してみなければ。

 

地元産のエイヒレがスナックなんかで出される日を夢見てます。


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