俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

10.5kgの鮟鱇もみんなで食べれば怖くない

2021-03-11 | 魚食

日曜日、直売所に行くとドーンとどでかい鮟鱇が待ち受けていた。

お客さんが喜ぶかなーと思って売り場に出しておいたけど、やっぱり売れなかった。

(当たり前か↑)

そこで、捌いてアンコウ鍋セットを作ることにした。

見よ、この俎板に乗りきらない迫力のサイズ。

こんな口に挟まれたら絶対逃げ切れないですね。

ちょうちんのピロピロは案外かわいい。

捌いてみると、肝が991gというクレイジーな数字。

SNSで情報を流し、捌きながら希望者を募ることに。

コチラが鍋セット。

左上が身、その下が肝、右上がヒレまわり、その下が卵巣、その下がアラ他プルプル部位。

全部で約600gでした。

大分昔の話にはなりますが、アンコウ鍋の本場、茨城県の大洗までわざわざ食べに行ったことがあります。

その時に仲居さんがつきっきりで作ってくれた手順を思い出しながら料理していきます。

まず土鍋で肝を炒り、酒で少し伸ばしたら味噌を溶く。

お店ではだしを加えなかった気がするけど、今回は昆布だしを入れて具を投入。

白菜、ネギ、豆腐、鮟鱇。

ここから蓋をしてぐつぐつ煮込んでいく。

ちょっと薄めだがだんだん煮詰まるだろうということで食べ始める。

やはり鮟鱇は身よりも反骨周りのコラーゲンや皮が旨い。

そして、出汁がもう何とも言えず旨い。

丸みを帯びた旨さ。

だから雑炊がそりゃあもう、旨かった。

 

年に1回くらいは仕入れて捌けば喜んでもらえるかな。

ご馳走様でした。

 

 

 



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