俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

北海道day5 下川町

2019-09-11 | 旅行記

下川町2日目。

この日は朝からまちおこしセンター「コモレビ」という地元の木材をふんだんに使ったとても素敵な

場所で役場の方に下川町の取り組みについてご案内いただきました。

そのあといろんな現場へ連れて行ってもらいました。

 

下川町は移住してくる方も多く、暮らしの情報がとても充実した資料がたくさん!

 

下川町は総面積の88%が森林であり、基幹産業は林業および林産業。

その森林資源を余すことなく使うさまざまな取り組みがされています。

1本の原木から木材や木炭、オガコから木酢液、アロマオイルなどをつくって循環型森林経営をしています。

そして持続可能な再生エネルギー社会を目指すために核となるのが「木質バイオマスボイラー」です。

平成16年から導入が始まり、いまでは11基が稼働。

公共施設の熱需要の64.1%がこれにより賄われているんだそうです。

これにより年間1900万円も費用が削減され、ボイラーの維持や子育て支援に使われています。

 

他にも高齢化が進む地域に向けた移動販売をしていたり、住民の交流イベントがたくさんあったりと

「暮らしやすさ」がすごく意識されているなーと感じました。

そして、なにより感動したのは公園のすばらしさ!

広大な敷地は樹に囲まれ、地元の木材でできた遊具で自由に遊べるここはまるで外国のようです。

もともと住宅地域はコンパクトな下川町では、そこかしこに公園があるように感じました。

巨大なローラースライダーや、奥にはスキーのジャンプ台があり遊びのスケールが大きい!

この公園には3泊の滞在中、毎日来ることになりました。

 子供が大好き「ターザン」もありました。下には木のチップが敷き詰められています。

これは隣接する交流施設ガーデニングフォレスト「フレペ」。

北海道らしい建物は中に入ってみるともっと素敵でした。

ピアノあり、薪ストーブあり。地元のお土産も売っていました。

 

他にも図書館や温泉、万里の長城などいろんなところを訪ねましたが、公園の素晴らしさが群を抜いていました。

そして、地元の女性グループがつくった「こどものあそビバ!マップ」という地図が最高でした。

「こどもと一緒でも安心!おすすめトイレ」や車で行ける「下川近隣のおすすめあそビバ!」など

生活者目線の情報が嬉しいですね。

 

既にある下川の人々の暮らしがあり、そこに新たに参加する人が入りやすいようにいろいろなことが設計されている。

これは移住者が多い地域としては大事なことですね。

 

この晩はご案内いただいた役場の方々が懇親会を開いてくださいました。

地元のお店の料理を楽しむことができてよかったのですが、全然写真撮ってなかった―!

次は下川町で見たもの、食べたものを書こうかな。

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tkgmzt2902)
2019-09-16 23:57:22
下川町、まるでユートピア?ですね。林業メインでこんな町づくりができるのに驚いて居ます。
九州にも林業が盛んなところはたくさんありますが、こんなに絵に描くようにはいかない気がします。
この素晴らしい情報が拡散してほしいです。

お子さま達の伸びやかさがいいですね~。最高に幸せそうです。つい頬が緩みます。
返信する
Unknown (Yusuke)
2019-09-17 06:26:02
tkgmzt2902さん、コメントありがとうございました!北海道の広大な土地と青い空、そして人々の森を活かした暮らしの知恵に感動する旅でした。木自体はどこにでもあるものだけれど、どう使うかが大事。言うは易し行うは難しですね。

息子たちはフランスで素晴らしい公園の楽しさに目覚めてしまいました。元気に暴れまわる姿はいいものですね。
返信する

コメントを投稿