８月１５日 道の駅「オホーツク紋別」の朝。
トイレから出てきたら珍しいバイクがやってきた。
サイドバッグでデカールが見えなかったけどフレームの太さから１１００ではなく７５０だと分かった。
スズキのＧＳＸ－Ｒ７５０。
出た時はアルミフレームに油冷エンジンを載せたモンスターマシンかと思ったけど、アルミフレームはその軽さよりも錆びない（厳密には錆びるけど朽ちない）ことの方でうらまやしかった。
（多分８７年式のＨモデル）
その頃スズキと言えばガンマのアルミフレーム然り、レース車のテクノロジーを平気で市販車に投入するえげつないメーカーだと思った。
バイク自身もそうだったけどリアのバッグ類がもっと珍しかった。
昔は今みたいにボックスもなくて有ったのはクラウザーというやつ。
１０万円以上（昔の１０万円なのでムッチャ高価）してツアラー好きしか買えない装備だった。
ノーマルぽいけどブレーキがブレンボに変わっていたりホイールやフォークのボトムケースの色がゴールドになっていたりと程よくいじってあった。
最近ゴールドとかギラギラしたパーツ付けましたみたいなのが多いのでカッコよかった。
オーナーがいたので「珍しいですね」というと「稀少車ですから」と笑って返事が返ってきた。
話は変わって昨夜の事。
少し元気がなかった娘。体温を測ったら３９.１度もあった。
高熱な割に話していても割と普通にしてて、いつもながらによく喋り自分達を和ませてくれる。
「しんどい？」そう聞くと「う～ん、しんどいって言ったらしんどいかなぁ」ってな感じ。
二日前は遊園地。昨日はプール。
疲れたのに楽しいから無理して遊んだのが悪かったのかなと思ったけど、トリガーは昨日の屋外プール。
オホーツクから吹く潮風はむっちゃ寒かった。
咳はしてないけどコロナかもしれない。
といってもどうしようもなく、とりあえず様子見することにし、水分を摂って体を暖かくして汗をかかせて寝かせておくことにした。
アニメ「はたらく細胞」で勉強したのを思い出し、
「体温が上がっているということは今、体はウイルスと戦ってるんだぞ。ウイルスに負けるな！！」
そう言うと
「うん。戦う」そう言って水を飲んで布団に入っていった。
カニの爪のモニュメント。
前にも来たから珍しくないけど、とりあえずすぐ近くなので寄ってみた。
車から降りず車窓から写真をパチリ。
昼ご飯はまたイオン。
とら母（嫁）と二人だけで買い物なので少し違和感を感じる。
いる人がいないと何か不自然。
何かあった時ここはまだ待ちなので移動するのは止めにして、このタイミングを利用してコインランドリーで洗濯することにした。
洗濯している間にお昼ご飯。
娘は昨日に続いてイオンのカニ飯弁当。
長期間、旅する人って食事どうしてるんでしょうか。
弁当選びに時間を費やすのが最近、どうなんだろうって思うようになってきました。
遅い昼ご飯の後、数時間後に晩御飯の買い出し。
小さな町にはコープくらいしかスーパーも無かったりするし、それも６時閉店とかもあるので、食材の買い出しは大切なのですが。
でまたイオンへ。
でまたイオンへ。
ついさっきも来たような気がします。
半ば紋別の住民みたいなところがあります。
紋別には「紋太の湯」って言う入浴施設があるけど故障（って表現であってる？）した露天風呂は財政難で直す見込みもなく、温泉でもないので
うまみを感じない。
隣町の興部（おこっぺ）まで少し走れば昔ながらの銭湯があるのでそこへ行くことにした。
興部って北海道のここです。
道の駅の前にある公衆浴場
風呂に入る前にひとっ走りランニングしたと当時書いたのがここでした。
「旧国鉄秋里（あきさと）鉄橋」
番台のおばちゃんに許可をもらって写真撮らせてもらいました。
確かここの洗面器は「ケロリン桶」だったと思ったので入る時に「ケロリン桶持ち込みしますけど大丈夫ですか？」って聞いたら、
「うちは若草色のだから。ケロリンの桶って丈夫だね」って返ってきました。
公衆浴場のドライヤーって有料の所もあって１０円とか２０円で使わせてくれます。
なんか、そんなところに風情を感じるので、銭湯は好きです。
ここの銭湯は町営ですがこのドライヤーは番台のおばちゃんの私物だそうで、「ドライヤーだけは良いのにしたんよ」って教えてくれました。
利用料は無料でした。
入浴料は大人４５０円 中人１７０円 小人７０円
娘は少し熱が下がってきましたが今日はお風呂は無し。
とら母（嫁）と交代で入ってきました。
ずっと寝てるんでボーって顔してますが、よくしゃべって元気です。
深夜には３７度台前半まで下がってきたので明日には直るねって言ってあげました。
夜、また激しい雨が降ってきました。紋別に戻らず今日はここ、興部の道の駅で寝ることにしました。
おやすみなさい。
