昨夜訪ねた下灘駅。
有名な駅と聞いて昼の姿を見に再び行ってみることにしました。

串駅を出て海沿いを走ると程なくして駅の案内表示と「P20台あり」の看板を発見。

線路沿いの坂道を上った先が駅。
意外や若い女性二人連れが歩いているのが見えました。
駅への道はここもそう広くはなく、駅から下って来た車と鉢合わせした車が離合出来なくて後退している姿が見えます。

看板にあった「P20台あり」の駐車場。
この時は余裕がありましたが帰りは大変なことになってました。

駅への道を歩いているとまた女性が。

駅に着くと結構な人。
駅の両側の駐車場もいっぱい。
昨夜のひっそりとした駅が嘘のような昼間の下灘駅。
串駅とはえらい違い。

キャンピングトレーラーを利用した駅前のこじゃれたカフェ。

この駅が有名になったきっかけは映画「男はつらいよ」だそうです。
第19作「 寅次郎と殿様」の冒頭、駅のベンチで寝ていた寅さんを駅員さんが起こすというシーンがこの駅で撮影されました。
昔、寅さんシリーズを見ていてそんなシーンを見たのを思い出しました。
こう見えても寅さんファンで、亡き寅次郎(犬)も寅さんの名前から頂きました。
青春18きっぷのポスターになってから木村拓哉さん主演の『HERO 特別篇』や藤原竜也さん小池徹平さんが
出演したのテレビドラマ『リバース』で撮影されたり、アニメの舞台になったりテレビで取り上げられたりしてメジャーになったようです。

観光バスで来た集団もいたりしましたが、年寄りの人はあまり興味がないみたいで、盛り上がっているのは若い人たちばかりでした。
大勢いましたが皆さん控えめな感じで、お行儀よく順番を守って撮影されていました。

国道の整備で海岸線を埋め立てて海が遠くなってしまいましたが、かつては「日本一海に一番近い駅」だったそうです。

あと数時間すれば目の前の海に美しい夕陽が沈む景色が見れて、その頃、観光列車の最終がこの駅に到着する正にゴールデンタイム。

先があるので何枚か写真を撮って下灘駅を後にすることにしました。

駐車場に戻るとゴールデンタイムを狙ってきた車で駐車場は満車。
入りきれない車が国道まで続いてる状態でした。
鋭角に入らないといけない駐車場の入り口に、空いてるとばかりに停めた一台の車のせいで何度も切り返さないと
入れず、それでもって大半がレンタカーなので、ぜんぜん進みません。
自分たちはスキを狙ってスッと帰れそうでしたが、ここでも皆さんおとなしく車に乗ったままこの状態を静観してたので、
帰るのをやめて交通整理することにしました。
切り返してもすんなり入らないのでバックで入場してもらうように誘導し、とら母(嫁)に下から上がってくる車を止めてさせて、
空いた隙に帰りたい車を出す作戦。
若い女性ドライバーには特に優しく誘導。
高齢夫婦の乗る車が一台いて、お爺さんに「右に切り返して」って言ったら左にハンドルを切るし、「そのまま真っ直ぐ」って言ったらハンドル切るし、ちょっと大変。車のコントロールよりお爺さんの制御が難しい。
隣に座るお婆さんがお爺さんを責めるし、焦らすと暴走しかねないので優しくお声掛けして無事駐車。
そんなことを少しして下灘駅を後にしました。
ステキな駅でしたがこう有名になるとちょっと残念な気もします。

伊予インターから高速に乗り、この旅の最後の目的地「まんのう公園」を目指す。

引用 Googleマップ

大野原というインターで降りて近くのスーパーで晩御飯の買い出し。

娘が雑誌コーナーで手に取った本は・・・。

娘10才です・・・・

お風呂は、これまた近くの「おおのはら 萩の湯」という地下水を使ったお風呂屋さん。


お風呂屋さんの目の前に大きな公園があったので駐車場に車を止めて晩御飯。

そのままここで休ませてもらうことにしました。
他に誰も居なくて静かな夜でした。

ではまた。