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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと。消えないように,そして生きた証になるように

ヴェクスター125で三重県まで軽トラ引き取りに行くので整備した その2 バックミラーゆるゆる修理 シガーソケット追加 スマホホルダーのステー作り

2023-03-02 04:39:25 | ヴェクスター125
三重県に住む親戚の叔父さんちへ軽トラを貰いにヴェクスター125で行くための準備 その2です。
その1はコチラ

駆動系のメンテナンスを終えて次は旅を快適にするアイテムの準備。

とその前に、以前バックミラーがゆるゆるになったのを修理したヤツが、また最近ゆるゆるになってきたので
安全にもかかわるので再度修理をします。前回修理したのがコチラ。

バックミラーなんて千数百円で買えますが、そう難しい修理でもないですし新車のスクーターでもないので、直す方が似合ってるように思ったりします。

前回の修理方法はニクロム線でミラーの後ろ側を焼き切って、ナットを増し締めし、切り取った破片を嵌めてハンダコテで溶着するというやり方。
溶着面をヤスリで均したのでノーマルのシボ加工した表面がツルっとしてしまってますが、パっと見は分からないくらいになってます。









ミラーの中のナットを締め付けるだけの修理ですが、ミラーが簡単に外せないので
殻割するのが一番面倒な作業になって、ドリルやホールソーで穴を開けたりすると最後に塞ぐのが面倒になるので
ニクロム線で切り取るのが一番手っ取り早くて確実です。
なので今回も同じ修理方法。


10V、5A弱くらいの電力がいい感じでした。










赤茶けたナット、こいつを締め付けるのが今回のミッション。








一応礼儀として、ばらしてひどい錆はおとしておくことにしました。







錆が酷くならないようにグリスを塗って組付けましたがナットを締め付けると空転してだめ。
よく見るとネジ山がサビで脆くなってダメになってしまってました。

ネジ山が生きているところでナットが掛かるようにスペーサーを入れて締め付けたんですが、トルクを掛けるとやっぱり舐めてしまってダメ。

「あ~あ」って感じ。








バックミラー の棒の部分はΦ10mmくらいあって、そのままの太さなら中心に穴をあけて雌ネジを切って
ボルトで締め付けることもできるのですが、ネジ山がある付近は細くなっててそれは無理。
溶接で盛ってダイスでネジ山を再生ってなったら、それこそ買った方が賢明。
予備品を探したら逆側の右側のミラーがあったので、棒だけ頂くことにしました。







生きてるミラーから移植するのは、本末転倒のように思えますが、右側は健在ですし、それでもう駄目になったら
今度は両方新品に換えるの、ドナーになってもらうことにしました。

ただこちらも錆でネジ山が怪しいので少しでもネジ山が多く掛かるように、ロングナット(の様なもの)を使いました。









ゆるくなっている位置って、軸受け部が他より摩耗が進んでいるようで強く締めても、思ったほど固くなってくれません。
ネジ山がバカにならないように気を付けて、できるだけ締め付けるようにしました。

後は蓋をして溶着。
ABSの棒が無いので適当な端切れを溶接棒替わりにしてます。
最初はハンダコテでやったんですが・・・







樹脂溶接はやっぱりヒートガンの方が良いように思えます。
ミラー:棒=3:7くらいの割合で棒を溶かし気味でやると良いように思えます。知らんけど。









表面はガタガタですが









削ってあげると









意外とボコボコしたのは消えて、それなりの形になってくれます。
よく見ると二回の開腹手術の痕が見えます。








ミラーが復活したので次は旅を便利にするアイテム。
そうスマホをナビとして使えるようにします。

電源はバッテリーから専用に引き込んだケーブルがあったのですがACC連動リレーとか配線している時間がなかったので
以前にポジションランプ分岐してあったギボシ端子に接続しました。








グローブボックスにシガーソケットを付けて電源確保。









バイクにカーナビですが2011年、ヴェクスター125で北海道を旅した時にはスマホなんてない時代だったので
サンヨーのゴリラというSSDポータブルナビを積むためにケースを作りました。









さすがにそのままでは雨が降ったり盗難にも合うのでケースを作ったのですがHDDナビと違って振動に強いSSDナビでしたが
バネ式のサスペンションを付けて振動対策も施しました。









スマホになってバイクにナビが身近になりましたが最近になってスマホの光学式手振れ補正のカメラがバイクの振動で
壊れるという話を聞いて、いずれまた振動対策をしようと思い、とりあえずAmazonで安いバイク用スマホホルダーを注文しました。

スマホホルダーはハンドルなどのパイプにクランプするタイプなので商品が届くまでにクランプホルダーを作ることにしました。

棒の部分は17Sのアルミ材。
ハンドルがΦ22らしいのでΦ22の棒材をスコッチブライトで磨くだけにして外径切削はしないことにしました。











フライス盤でDカットとM8のタップ加工。








棒のままでは重いのでDカット手前までドリルであけて中空にしておきました。








固定するためにステーは百均で買っていたL型ステー。単純に穴を広げただけですが、こんなのでいいのかと思いながらも時間が迫っていたので妥協。









バイクに付けたらこんな感じ。
なんかバックミラーに共締めしているステーがセンスなさすぎ。
スマホの重みでどう見ても緩んできそう。









出発前日にスマホホルダーが届く予定が出発の日に知らん間に変更になってました。
出発の朝、届くまで時間があったのでステーだけ作り直し。
元々が端に曲げ加工してあったSUSの端材だったので強度は十分すぎるくらい。









昼前にスマホホルダーが届きました。
Amazonでは色んな種類のが売ってて正直どれがいいのかサッパリわかりません。
中には振動対策の部品まであって、それの効果も不明確なので余計に迷います。






よく見たらバックミラーに共締めするクランプホルダーも付属してました。
アララ。









とりあえず形になったので出発することにしました。






ではまた。
コメント (4)
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