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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと。消えないように,そして生きた証になるように

ヴェクスター125で三重県まで軽トラを引き取りプチツーリング その2 ナナハン免許の練習の思い出 まるさんかくしかく いなべ市立 大安中央児童センター ハイゼット EBD-S211P   

2023-03-21 01:27:57 | EBD-S211P ハイゼット
軽トラを貰いにヴェクスター125で三重県まで行った話の続きです。

昨日は冷たい風が吹く中、慣れないスマホのナビに手こずってルートを間違え、気付けば125ccが通れない
名阪国道(国道25号線のバイパス道)に
来てしまうボケをかまし、迂回路を探して酷道と言われた旧道の国道25号線を走って、所々で写真を撮りながら
4時間半掛かって無事到着。

その1はコチラ

で翌日の話しから。

わたくし、いい歳こいたオッサンですが運動不足で病気になって後から「あんとき運動しとけばよかった」と、
くよくよ悔やんで後悔し続けするのが目に見えるので、週に三回ほどランニングをしています。
スポーツマンでもないし「走るの大好き」とかじゃないので楽しくもなく、修行のように思ってます。
長くやってるとマンネリ化するので心が折れないように最近は出掛けて先で走ったりするようにしています。
知らない土地を走るのは新鮮なのと、自分の足で辿ったという達成感があったりしてこれはこれで楽しかったりします。
ということでちょっと思い出の場所まで走ることにしました。

朝9時
この日はこの地区の草刈りの日。
叔父さんも早朝から出動してました。
農家の必需品である軽トラが大集結してて普通の軽トラからキャビンの大きいリクライニングできるやつまで色々。

遠くに見えるのが鈴鹿山脈。この眺めがいい感じ。








通る人も居ない農道。寒いけど気持ちいい。
(iPhone12ですが、こいつのカメラって強い光とか逆光にホント弱いです)









線路沿いを走っていると踏切の音。
近鉄富田駅から日本最大のセメントメーカー「太平洋セメント」の藤原工場のある「藤原駅」(終点は西藤原駅)を結んでいる
三岐(さんぎ)鉄道という私鉄です。
30分おきに走ってると言うことですが昼間は数人しか乗ってなくてよく維持できているなあと思うのですが
工場の物資輸送で下支えされているからかなと思ったりします。知らんけど。







思い出の場所というのは大安駅の近くにある「いなべ市立 大安中央児童センター」という施設。
当時は「まる・さんかく・しかく」って呼んでいました。
名前の由来は御覧の通り建物の形が丸、三角、四角だから。分かりやすいです。







大学生だった当時、この建物の隣にある自転車のコースみたいなところでナナハン免許の練習をしました。

娘がまだ3才の時でその時はプリウスαでした。


遡ること今から35年以上前のこと。
その当時は大型バイクと言えば750ccで、今のように教習所で免許が取れない(買えない)時代だったので
ナナハン免許を持っていると自慢でるほどでした。






大阪門真の試験場のコースはどれも試験官ボックス前をUターンしてスタートする嫌なコース。
出たと思ったらすぐ一旦停止があって最初の課題のスラローム。
それが終わるとまた右Uターンして一本橋へ。
狭いコースをUターンするので大回りすると一本橋に斜めに停車することになる。
停止、Uターン、停止と低速バランスが下手だとここで減点しまくり。

10回20回落ちなんてざらだったので、中には一本橋を落ちたのに白れっとそのまま走り続けようとした人も居たけど試験官からは丸見え。

Uターンの練習で大切なのが停止からの転回。
ここで朝から日が暮れるまでずっと練習した思い出の場所です。
自分の足で来れて満足。





 


残念ながらこの建物も取り壊しになるそうで今は使われていませんでした。

前に来たときにはすでに機関車も撤去されていましたが、今ではポイント切り替え器や標識類も無くなってました。
探したらコチラにオープンした1986年(昭和61年)当時の事から詳しく書いてありました。








「まる・さんかく・しかく」を後にして坂道を上ると次に見えてきたのが巨大な工場。
株式会社デンソー大安製作所です。
朝夕の従業員の出退勤にはデンソー渋滞が起きるくらいデカいです。

ぐるっと回って来て6Kmのランニングでした。







昼ご飯を頂いて帰路につくことにしました。
叔父さんの新しい軽トラもハイゼット。ハイゼットが好きだと話してくれた。

今の軽トラ、車内の気密性の高さにちょっとびっくり。
インテリアも乗用車みたいでした。







頂いた軽トラは9代目ハイゼットの後期型。
型式でいうとEBD-S211P。
パートタイムの4WDでフル装備のエクストラというグレード。
エアコンは勿論、パワステ、パワーウインドウ、キーレスエントリー。

平成20年(2008年)6月登録、走行108553Km。
丁寧に乗られていて車庫保管なので年式と距離の割に傷も少なく塗装もツヤがあって、軽トラとしては至極程度がいいです。
バッテリーやらクラッチを交換をして、あと2年乗るつもりで昨年の6月に車検を受けたので1年半弱、車検が残っています。


実は昨年の9月に我が家の軽トラのスクラムを私の不注意で立体駐車場の柱にぶつけてしまい、保険で直そうとしましたが部品が無くて
修理不能と言われ、途方に暮れて叔父さんに相談したら
しばらくして電話があり車を買い替えるから取りにおいでと連絡がありました。
買い替えを早めてくれたんです。

そして、この日のために運転席のフロアマットとペダルのゴム、それと赤いマッドガードが嫌だろうと黒のマッドガードを純正品に交換してくれて、
おまけにオイル交換とガソリンを満タンにしてくれてました。
優しい叔父さんなんです。






午後2時。
スマホホルダーとバイク用に使っていた軽自動車登録のETCを取り付けて帰路につきました。










帰り道、近くのイオンへ寄り道。
私の持病の潰瘍性大腸炎の救世主であるポン菓子の「こめはぜ」。
これに出会ってなかったら今の暮らしは無かったと言っていいほどのおやつ。
少し前からスーパーで見なくなって、しばらく買えていた通販も扱いが無くなって困っていた時に、
ネットで製造元(坂金製菓 名古屋)の近くのイオンで扱っているのを見て隣県の三重なら有るかと思って立ち寄りました。







急ぎ、お菓子コーナーを探すとありました
北海道の車中泊でもなにかと助けられたイオン。
イオン様、大好きです。









賞味期限が6月なんで4袋とカフェオレ買って出発。
ゴールデンウイークごろにまた来よう。

帰りは国道421号線を抜けて滋賀県に出て名神で帰るルートにしました。









鈴鹿山脈の石榑(いしぐれ)峠を抜けるこの国道は今では石榑トンネル(全長4157m)ができて滋賀県へあっという間に行けますが
以前は険しい峠道だったので車幅が2メートルを超える車両を強制的に排除するために設けられたコンクリートブロックが置かれ酷道と言われていました。


引用:Google 検索結果






石榑トンネルを抜けたあたりが一番気温が低く雪が少し残っていました。
帰りは暖房が効いた車内で快適。







滋賀県の愛知川(えちがわ)の上流の永源寺ダム。
この川の下流にある八日市が私の親父の故郷。
私も小学生の頃、里帰りした時に泳いだ川です。







名神八日市ICから高速に乗りました。









名神吹田ICでETC車載器がちゃんと認識されたか確認するために一般レーンで支払い。
指示に従ってカードを入れたら予想外のカード詰まり。
対処しに来た係員は可愛らしい若い女性で更に予想外。







夕方5時。無事帰宅。
新しい仲間が増えました。






ヴェクスターは今回のプチツーで走行距離があと8Kmで16万キロになるまでになりました。






ハイゼットについてもまた書いていこうかと思います。
長々とお付き合いくださりありがとうございました。

そして三重県の叔父さん、叔母さん、ありがとう。
大切に乗ります。


では


コメント (2)
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