ヴェクスター125で三重県まで軽トラを引き取りに行く話の続きになります。
2月の終わりの週末、少し肌寒い日で梅の花が綺麗に咲いていました。
Amazonで買ったスマホホルダーが一日遅れで届き、急ぎ取り付けて三重県に向けて出発したのが昼12時前でした。
予定より二時間遅れ。
スマホをナビ替わりにバイクに付けたら振動で手振れ補正付きカメラだと壊れると聞いて、普段使いのiPhone12じゃなく、昔使っていたモトローラのMoto G7 Plusというアンドロイドスマホをセット。
Googleマップにルートを入れて音声案内はブルートゥースのイヤホンで聞けるようにして走り出したものの、最初の交差点で音声案内の頭の音が
切れてしまう問題を思い出しました。
ブルートゥースのイヤホンって無音状態が続くと電池消耗を防ぐためスリープモードに入ってしまって、立ち上がりでどうしても音の出だしが切れて
しまう癖があります。
なんで音声案内が
「右方向です」が「 方向です」って、あかんやん。
普段からバイクでスマホを使わないので、これの対応をすっかり忘れていました。
前にこの問題を知った時、対策をいろいろ調べましたが「音楽やラジオを流し続けたら」ってくらいしか見つからず、音と音声が被って聞き取りにくいって
イマイチな内容でした。
更に調べてくと、ある人が無音の音を流すというのを紹介されていて、MP3データも公開してくれるという神様みたな人でした。
その名も「無音の音」。
でその「無音の音」を流そうと久々のアンドロイドを触ろうとしたらすっかり操作方法を忘れてしまってしました。
「無音の音」がどこにあるか分からないばかりか、音楽再生アプリがどれかも分からず。
時間が押してるのに無駄に時間が掛かって焦る焦る。
アンドロイドスマホって標準音楽アプリが無くなてって、代わりに「Youtubeなんちゃら」となって使いにくくなってしまって、余計にサッパリ。
結局諦めてYahoo!カーナビにチェンジ。
こんな時iPhoneのiTunesは便利だと思いました。
Yahoo!カーナビはまだ音声案内で頭が切れることが少ないのでいいんですが、これもあまり使わないのでルート設定が思うようにできず、イライラ。
全ては私の不慣れさが原因ですが、あ~時間ばっかり立って全然前に進みません。
新幹線基地の前でスマホと格闘しました。ここまで家から2キロほど。
三重県まで行くルートは二つ。
枚方から信楽、甲賀を抜けて滋賀県八日市側から向かうルートと、木津川、笠置、伊賀を抜けて亀山から向かうルート。
予定では滋賀県側から向かうルートを行くつもりでGoogleマップにルート設定していたわけですが・・・・
使い慣れていないYahoo!カーナビと小さなスマホの画面にやられてしまい焦りがピークに。
とりあえず設定を終え、疑うことなくナビに誘われるまま走りだしました。
国道163号線を走り清滝峠を抜けると奈良と京都が入り混じるところ。
国道の途中にある精華町柘榴とい町に差し掛かった時、高校生の頃知り合った子がいたのを思い出したので、少し寄り道してみました。
この道の先に家があったような。
もう40年近く前の話しなので忘れてしまいました。
途中で見かけて車屋さん。
変った軽トラに目が行きました。
昔、親父が乗っていたマツダのポーターキャブ(水色の車)。
4台買ったら100万円という破格な値段設定の車でした。
前のフードを開けたら鍵あけれるってのは内緒の話し。
木津川沿いを走って定番の休憩所と言えば笠置のドライブイン。
正しくはドライブインではないですが食べ物屋さん(レストラン大扇って名前らしいです)があって駐車場があってって、そんな風に呼んでました。
休憩する余裕もないので写真だけ取って、とら母(嫁)にLINEで送って即出発。
昨日まで暖かかったのに今日は風が有って寒いです。
ズボンがスースー。
靴はワークマンの軽量安全靴なのでメッシュ素材。
なので靴もスースー。
あまりに寒いのでカッパのパンツを履きました。でも足はスースー、履いてくるのを誤りました。
笠置キャンプ場。
すごい数のテント。
少し行くと関西本線と並走する所があって柵もなくすぐ近くに線路があって好きな場所です。
線路ってどこで見ても旅情をそそります。
クラウンのパトカー。ハイブリッドのパトカーってあったんですね。
思わず撮ってしまいましたが、敵には回したくない車です。
四本出しマフラーって高級&速そう。
半分以上あったガソリンも残り少なくなって、でも周りは何もない田舎道。
ちょっと不安になって「最悪何キロ押して歩くのか?」なんて考えながら来ましたが伊賀の町に入ってスタンドを発見し給油。
トイレを借りてまたすぐ出発。
国道163号線を走ってきて伊賀で国道25号線に入り名阪国道(国道25号線のバイパス道)の「伊賀一之宮IC」を見て「ハッ」と気付きました。
「これ信楽から甲賀を抜ける道ちゃうやん。」
疑わずに走ってきましたが予定とは全く違うルートを走ってました。
ここまで来たのでこのまま進もうとしました瞬間、また思い出しました。
「名阪国道って125cc走れたっけ?」
答えは「NO」。
他のルートを探すわけですが小さなスマホの画面では勝手が悪い。
名阪国道は国道25号線のバイパス道なので旧道があるはず。
旧の国道25号線は大和街道というみたいです。
大和街道を順調に進み柘植(つげ)の「伊賀ドライブイン」まで来たら、道はそのまま名阪国道につながっていて焦りました。
「旧道が無い・・・・。」
ナビを確認して少し戻ると薄汚れた旧道を示す看板がありました。
ここから先は通行する人も少ない山間ルート。通る人が少ないことを看板が示しているようでした。
この先はカーブが続く狭い道。
この道も「酷道」って呼ばれてるそうです。
山間ルートは狭いながらもそう長くはありませんでした。
しばら行くとひっそりとしたトンネルがあったので止まることにしました。
反対側から見るとレンガ作りのトンネルで非常に趣のあるものでした。
「大和街道架道橋」
完成は明治23年(1890年)とありました。
関西本線の踏切を越えたときに丁度列車が通りました。
ここまで所々で関西本線と並走してきましたが列車の車窓からも見てみたいと思うことが良くあります。
人気のない単線がある景色。
何とも言えない雰囲気を醸し出しているように思えます。
加太川の渓谷
亀山で国道1号線に入ると一気に普通の道になりました。
昔の街道でいうと大和街道から東海道に入ったということになります。
遠くに見えるのが鈴鹿山脈。
ゴールまでもうちょっと。
16時半、無事到着。
家を出て4時間半の短いツーリングでした。
これが新しい相棒。
ダイハツ ハイゼット
詳細は後日。
一晩泊めてもらった明日こいつで帰ります。
続きはまた書きます。
ありがとうございました。
こんにちは。
綺麗なので電柱にとまる鳥のフンと看板から垂れてくるサビの雫で汚れるのでカバーをかけることにしました。
軽トラにもボディカバーの時代です。そのうち街でよく見かけるようになりますよ。
キャンプ流行ってますね。kagayakiさんには無縁なのがよく分かります。
自分も手段としてテント張りますがレジャーキャンプは装備もやり方も素人同然です。
チャリ倒れたのってほんの一瞬ですぐに起こしに行ったのでニアミスでしたね。
軽トラにカバーかけてる人っておるんやって通るたびに思ってます。
キャンプ場のテント凄いですね、
ゾンビ映画の避難先で使えそうな写真です。
多分自分がそこにいたら、迷わず車で寝てると思います。
いつもコメントありがとうございます。
この日は特に寒かったので限界で、着いてホッとしました。
でも目的もあったので楽しめました。
大和街道架道橋の窓というのはトンネル(ガード?)の上にある横長のヤツでしょうか。
説明看板をよく見ると「題額には何も書かれていない」と書かれているので
本来なら架道橋の名前が書かれるか銘板が貼りつけられるところだと思います。
ツートンカラーが窓に見えますよね。
ハイゼットですが12年落ちの10万キロ走行車なんです。
でも車庫保管でおじさんが大切に乗っていたので軽トラにしてはムッチャ綺麗です。
おもちゃが増えました。
4時間半と言っても、
終わっちゃうと、もう少し走りたいなぁ~って感じかと。
ところで、大和街道架道橋の写真で、
窓みたいに見えるのは何でしょうかね?
ハイゼットトラックですか?
写真を見る限り、まだ新しくないですか?
アルミと、横にはノーマルタイヤも?
良いですねぇ~
帰りも安全運転で!