45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

ライトベージュのツィール地のジャケットにボーダーTの着こなし

2013-06-20 17:56:18 | ライトベージュジャケットの着こなし
ジャケットでもブルゾンでも、「ライトベージュ」のコットンツイールやサテンの服は結構着こなしに苦労するものです。白を交えた色数をしぼった配色にすればうまくいきます。
 なかでも一番しっくりくる着こなしがこれ。白とブルーのボーダーTに色落ちデニム。この組み合わせはメモして壁に貼っておきたいくらいよく使う。
 なのにいざという時、間違って濃い色デニムを穿いてみたりグレーや茶系の服とあわせようとして思い切り地味にしてしまうことが多いです。
 雑誌の写真はボートネックのバスクシャツ。ネイビーが少なく白が多めの柄の方がジャケットが綺麗に見えます。デニムは少しだけ濃いめの色落ち具合のものが上下のバランスがいいようです。
 私の写真のジャケットは今年買った、WNW(アーバンリサーチ)というワークウエアテイストの不思議な服。中に着たTシャツはトゥモローランドのボーダーT。毎年夏になると出てきてもう5年以上活躍しています。
ジーンズはいつもと同じDIESELのVIKER。一番色落ち加工がされていて穿き込んだ雰囲気のもの。6月の週末は大抵こんな格好で気軽に過ごせそうですね。

ライトグレーと色落ちデニムのコーデ

2013-06-19 00:21:47 | ライトグレージャケットの着こなし
ライトグレージャケットにパンツをあわせるのは意外と悩むものです。ついついメリハリをつけたくて、リジッドデニムをあわせたりしがちですが、あくまで夏のコーデということで、ここは色落ちデニムをチョイス。上下ともにくすんだ色味ですからインナーのシャツの白さは重要です。海島綿を使った絹のような光沢のTシャツを使って清潔感を強調します。このパターン、気取りがなくて爽やかな印象です。着なれると心地よくて癖になりそうですね。インナーを高級感のあるTシャツにするところがミソ。
 盛夏の銀座から駅前の散歩まで適応範囲もひろいのがこのコーデのいいところ。
JUNMENのライトグレージャケット。パンツはDIESELのVIKER、TシャツはBEAMSインターナショナルギャラリー(クワトッチ)。

ライトベージュのミューミューのコート風ジャケットをヴィトンの製品染めTシャツに合わせる

2013-06-18 01:00:53 | ライトベージュジャケットの着こなし
プラダの姉妹ブランドにミューミューがあります。エストネーションで扱っているブランドですが柔らかい素材のコットンジャケットを探していて海外旅行用に着ようと思ったのですが、あまりに優しい素材感にスーツケースに詰め込むのが可愛そうで、その時は留守番でした。このライトベージュのジャケットはハーフコートのような作りで、袖のストラップやポケットの仕立て、長めの着丈もやはりコートを羽織るみたいに気軽に羽織るようにできているようです。
パープルのTシャツは一昨年の春にヴィトンのショップでみつけたもので製品染めの顔料が浮いた、ヴィトンにしてはめずらしいラフなつくりの品物でした。右のグラビアのようにライトベージュとパープルが心地よく調和し、パンツの白がそれを引き締める。夏のコットンジャケットの着こなしの典型のような優雅な色あいです。本当はスペインのマラガの海岸を眺めバールでカバを一杯といきたいとこですが、現実は近所のスペインバールで飛び跳ねるオリーブオイルを気にしながらエビをつまむなんて感じでしょうか。


オフホワイトのカーディガンに白パンツ、インナーに上質なポロを着るコーデ

2013-06-17 00:03:06 | 白・オフホワイトジャケットの着こなし
 コットンのサマーニットカーディガンに白パンツ。インナーにパープルっぽいネイビーのグラフィックTシャツ。
これをお手本に、手持ちの①GAPのコットンサマーニットを。色は生成りでざっくりした感じが涼しげな一着。中に着るのは、色のきれいな②ブルネロ・クチネリのネイビーの長袖ポロ。パンツは③ユナイテッド・アローズの白いチノパン。

オフホワイトに白パン、ライトグレーに白パンという微妙な濃淡の上下にはきれいな色の濃色インナー。これは着こなしの定石の一つだと思います。
昨日はインナーとパンツがともに色あいのことなる淡色。それを「白」でつなぐコーデでしたが、今日は明度に差がない上下をきれいな色の濃色が繋ぐコーデです。濃色のポロを明るい色のジャケットやカーディガンの下に合わせることは誰でも気が付きます。しかしパンツにベージュのチノなどあわせてせっかくのきれいなポロの印象が薄れてしまったりしていませんか。グレーパンツを持って来れば、今度はオフホワイトのカーディガンと近すぎて全体に地味な印象になります。
濃い黄土色のチノならバランスはいいですが、色数を絞ったこの着こなしにくらべてやや賑やかな感じです。
ここではポイントはカーディガンとパンツが白っぽい色で縦につながる感じが生み出す爽快感。わざわざ中に着た上質なポロの上品な色あいを引き立てるコーデにあります。休日のショッピングや家族とのランチに、ジャケットほど肩肘張らずにポロを上質なものにするだけで、お洒落感が増す、お得な着こなしと言えそうです。

白ジェケに脱色デニム インナーのTシャツを個性的に  手持ちのアイテムでの応用編

2013-06-16 06:00:57 | 白・オフホワイトジャケットの着こなし
メンズ雑誌のコーデを絵にするだけでは能がないので、手持ちの服でそのコーデの再現を試みてみます。
 写真は白のショールカラーのサマーニット。色落ちの進んだデニム、インナーにエメラルドグリーンのTシャツ。
家にある最も白い上着は、スエットパーカーしかなくてとりあえずあわせてみました。グリーン系のTシャツがみあたらず、とりあえずDIESELのレタードTをあわせてみました。デニムは同じくDIESELのVIKER。この色落ちの進んだデニムは応用範囲の広い優れものです。
 カラーTシャツ。色がキレイだしジーンズにも合いそうだからと買ったものの着ないでそのままになっていました。白いジャケットやパーカーにあわせたらよくなじみます。
 パーカーとの組み合わせは、子供っぽくなりがちですが、色が白ということとインナーのTシャツの凝った色合いが大人のワンマイルウエアとしての雰囲気を保っていると思います。写真の「ニットジャケット」とは少し異なりますが、白ジャケ+脱色デニムに何をインナーにもってくるかという問いの答えをうまく応用していると思います。

夏のジャケットの着こなしまとめ3

2013-06-15 00:32:03 | まとめ
リジッドデニムにあうグレーチェック、茶チェックともに白シャツを。
サンドベージュ・グレーベージュは少しだけ明るめのデニムと。
サンドベージュはインナーをパープル系シャツにしてリネンタイをすると
シックに。ベージュのジャケットにはネイビーボーダーTに少しくすんだデニムを。グレージャケットにリジッドデニムならインナーはくすんだオレンジも。


グレーパンツにあうのは、茶チェック、グレーチェック、ライトグレー、オフホワイト。
グレーチェックは、インナーを白にするより暗めのグレーにする。ライトグレーはインナーをグレーボーダーにして変化を。ジャケットよりパンツが明るいグレーの上下は、インナーにネイビーを。オフホワイトにインナー白シャツならパンツはアクセントしてグレンチェックを。
グレーパンツに白Tならば、ネイビーの夏ジャケットがぴったり。
白ジャケにはグレンチェックとネイビーのインナー。チャコールグレーパンツをもってきてブルーのシャツにリネンのサマータイを。


夏ジャケの多くはブラックチノとよくあいます。まず白ジャケにインナーは濃いめのグレーで。ライトブルーにはネイビーがやはりいいようです。シアサッカーなどネイビーストライプには黒が合います。ベージュも黒で引き締めますが、インナーはストライプや柄モノを使い、凡庸にならぬようひと工夫。
サンドベージュにはデニシャツを挿し色に使い、茶チェックでは明るめネイビーをインナーに。明るいネイビーにはリジッドデニムパンツを。

夏ジャケットの着こなしまとめ 2

2013-06-14 08:47:48 | まとめ

色落ちデニムは、オフホワイトに近い明るいベージュのジャケットや明るいグレーのジャケットによくあいます。インナーは白いTシャツでラフに着こなすのが基本ですが、ブルーのダンガリーシャツにすれば、一層ワイルドな雰囲気になりますし、淡色のレタードTにすると、平凡さに陥るのを避けることができます。
ライトベージュや、ライトグレーに、淡い色合いの色落ちデニムをあわせると、全体にボケた印象になると思われがちですが、白いTシャツが入ることでジャケットとデニムがともに引き立ちます。海辺が似合う夏らしい着こなしです。全体が淡い色合いだけに、夏にわざわざジャケットを着たという印象も薄れてさわやかな印象にまとまると思われます。
ブルー系のコードレーンのジャケットをデニムにあわせるなら、ジャケットが少しブルーの色味が強くなるので、デニムはやや濃いめのほうがバランスがいいかもしれません。インナーはネイビーのポロでグラデーションの着こなし。これでベージュのチノにあわせた着こなしと大きく印象がかわります。
ベージュのジャケットも明るさが少し下がっただけで、色落ち少な目のデニムのほうが合うように思えます。このあたりが一番ベージュ系のジャケットのコーデで悩むところ。何か一味足りない感じなのです。ボーダーやレタードTにすると落ち着きがなくなります。そういう時こそ柄物のストール。あるいは、チェックのシャツを重ね縁を見せる着こなしを。
残りの二つは、茶のチェックジャケット。これは9月頃のヨーロッパ旅行にはもってこいのコーデだと個人的には思っているのですが、コットンのストールを一枚もっていくと気温調節にも役立ちそうです。個性の強いジャケットに思えますが、パンツを白やベージュに替えるだけで幅広い着こなしができる便利な一着です。


白ジャケ(白の二ットやパーカーでも同様)にはネイビーのパンツをあわせてインナーを明るいグレーまたはブルーにすると大人っぽい落ち着きが出てきます。
インナーを白くすると上半身のアクセントに掛けるのでその場合はネイビーの入ったリネンかコットンのストールを巻く。インナーをボーダーTにするなら白ジャケットのかしこまった雰囲気にあわない可能性があるのでジャケットをカジュアルなものに替えてパンツもオリーブくらいのほうが白にはしっくりくるようです。
ライトグレー、ライトブルーのジャケットにリジッドデニムや、濃紺のチノを合わせるときはブルーのグラデーションでまとめるのが最も効果的でしょう。またライトブルーのジャケットには白シャツですが、チェック柄のジャケットにはネイビーや黒のニットタイもなかなかお洒落だと思います。
ビジネス以外の場でぜひおためしください。

夏ジャケコーデのまとめ その1

2013-06-13 00:48:37 | まとめ
夏のジャケットのまとめです。
ブルー、グレー、ベージュ、サンドベージュ、ネイビー、ギンガムチェック、千鳥格子、ほとんどの色、柄に白パンが合わせられます。
ブルー系のジャケットならインナーはネイビー、ライトベージュなら少し淡いネイビーかパープル、淡いブルーにはライトグレーのインナーもよくあいます。


サンドベージュのジャケットには、くすんだパープルやイエローの他チェックのシャツもあわせられます。グレーチェックのジャケットには濃いグレーでシックにまとめたり、サックスブルーをあわせるのもきれい。茶のチェックジャケットにはネイビーのポロシャツのほかに、ニットタイをしめる着こなしも。明るめの夏のネイビージャケットにはネイビーのストライプシャツかネイビーのボーダーが夏らしくてシンプル。


白パン以外に、オフホワイト、ベージュのパンツも活躍します。明るいベージュは白のジャケットに合わせるとさわやかな着こなしになります。普通のベージュは白地にネイビーのシアサッカーやネイビーのチェック柄のジャケットによくあいます。
夏の濃いグレーのジャケットには茶系のパンツがよくあいます。これらはいずれもインナーは白シャツ、白のTシャツでシンプルに着るのがコツ。

以下次回

夏のライトグレー・ライトベージュのジャケット・サマーニット・ニットジャケット

2013-06-12 04:00:44 | 夏のライトグレー・ライトブルージャケット
夏の明色系のニットジャケット、薄手のジャケットなどは 色落ちデニム、ホワイトデニムのどちらかで簡単に着こなせてしまうという例をご紹介いたします。
まずはライトグレーカーディガン。

パンツは白パンをあわせ夏らしく。これだけだと手抜きのコーデに思われがちなのでネイビーブルーのグラフィックプリントTを。キースへリングのイラストでなくてもいいけど、ちょっと存在感のある暗めでかつ色のきれいなグラフィックTシャツを選びましょう。一枚で着ると少し目立ちすぎる感じのTシャツも白パンツとグレーニットのフレームに入れることで落ち着きます。

 次はライトベージュのソフトな風合いのジャケット。

白パンをあわせたらインナーにネイビーや黒などの暗い色もってくるのもいいけど、淡いパープルなどきれいな色を合わせるほうが、ジャケットのやさしい雰囲気を生かせます。色に惹かれて買ってしまったけど、併せずらいと思っていた、パープル系のシャツはこういう淡色ジャケットによくあいます。

 オフホワイトのサマーニットのカーディガン。

チェックのシャツに合わせるのもいいですが、初夏に着るならエメラルドグリーンなど個性的なカラーのTシャツにあわせて、パンツは遠目グレーに見えるくらいの色落ちデニムを。パンツとシャツの明度、彩度が同じくらいだと全体がまとまって見えます。

 最後は白Tシャツ合わせのコーデを

 ライトグレーには、明るい色落ちデニムに白いレギュラーカラーシャツが定番のコーデですが、Tシャツ合わせの場合、デニムにビンテージ感があったほうがまとまりやすいようです。

夏のベージュのブルゾン・ジャケットの着こなし

2013-06-11 00:33:45 | 夏のベージュジャケットの着こなし

 ベージュは、どんな色とも合うだけに、ベージュのジャケットを着る時には無造作にパンツやインナーを選びがちですが、ベージュの色合いを綺麗に見せるには、あまり色を重ねないほうがいいようです。

 ベージュのブルゾンは、上半身と下半身を同系色(ブルー)でまとめ、ツートーンの配色とします。パンツは明るいブルーでも少しくすんだ色あいのものがベージュに合います。

 明るいベージュに、鮮やかなブルーデニムに白Tシャツ。これでは幾分淋しいのでインナーに淡いピンクのストライプかチェックのシャツを重ねます。パステルカラーのトリコロール配色になり華やかさが増します。

明るいベージュのニットジャケットにさらに色落ちしたデニムをあわせインナーは白T。これは最もくつろいだ着こなし。まさにリゾートホテルのバーがふさわしい出で立ち。


テーラードジャケット以外のフィールドジャケットの類でベージュのものは色落ちデニム以外には、黒のパンツがよくあいます。インナーにグレーのストライプシャツをあわせると、ベージュの色味が引き立つ感じになります。

 夏場のベージュのジャケットのインナーにグレーっぽい柄のアロハシャツを合わせた着こなし。

これもさきほどのグレーストライプと同じ効果。無彩色がベージュを引き立てます。
 リゾートに限らず夏の休日のワンマイルウエアとして楽しめるコーデですね。