音楽教室paragon 上原です
今日はピックのお話
これはサムピック
と言って親指にはめて
指弾き時に低音がはっきりと出るように使用します
このメーカーのサムピックが指に馴染むし
適度なシナリ具合で
とてもお勧めだし好きなピックです
赤の色合いも綺麗
最近、変わり種を見つけました
グラフテック製のピックです
TUSQという名称(人工象牙)で
ナットやアコギのブリッジ等に使用されていますが
ピックがあったとは驚き
落とすと
シャリーン! となんとも綺麗な音がします
写真左は新品、右は使用後
ロックの曲をエレキギターで10曲ほど弾き倒したら
見て分かるようにものすごく減っていました
音色は綺麗だし
単音に関しては最高です
弦の滑りが今一つでしたが弾いているうちに
良くなりましたが
いかんせん減りが早い! とほほ なピックです
音色重視の録音作業や
大正琴等の緩やかなピッキングだと良さが出ると思います
改めての
ピックの再考ができました
ピックでの音色重視か
はたまた長く使える耐久性重視か
両方とも叶えてくれるピックもあると思いますが
なかなか奥の深い沼の作業になっていきます
職業的にギターを弾いているので
使用は限られていますが
前述のように幅広く目を向けると
楽器の種類は沢山あります
三線でも琴でもマンドリンやバンジョー
様々な種類に適したピックを先入観なく試していく事で
新たな知識や興味の幅が広がって
楽しくなっていきます
例外としての使用法は
昔 VAN HELEN が行っていた
ネックの角度修正に使用するシムの代わりに
このピックを使ってみると音色がどう変化するのか?
興味が出て来ました