音楽教室paragon 上原です
色々なライブを見に行って
今日の音響はすごく良いな!とか
広がり感があるな!とか
客席に聞こえて来る音を作っているのが
音響の方々です
見えない努力や工夫がいっぱい詰まっていて
尊敬に値する凄い人もたくさんいます
ステージの中にいる演奏者の自分達は
客席への音が聞けませんので
信頼しておまかせになってしまいます
その音の出し方を大まかに分けると
*全体を一つの音にまとめるタイプの人。
*ステージ内の楽器出音に足りない部分を
外の音響で足してくれるタイプ。
今の大規模な会場の音響は
生音の大きいAmp類を使用しない形が多く
音響内でモデリングされたアンプシュミレーター等で
アンプから音が出ているような擬似音をミックスして
会場どこでも全体にヘッドホンで聞こえるような
バランスの取れた音で出力されています
その昔、ステージ内は
200WのギターやベースらのAMPの爆音に
必死でドラムの方々が対抗してくる形態が主流でした
イアンギランのライブで
ベースの前の席に客でいた事がありましたが
最初から最後までベースの音だけが大きく聞こえていて
びっくりしたことを覚えています
会場の真ん中後ろで観覧した知人は
全体にすごく良いバランスで良かったと言っていました
(ステージ中の音で客席に足りない楽器の音は外のスピーカーで補強)した
のだと思います
全体的に平面な大きな壁みたいな音と
音の塊が前から降ってくる感覚の音
自分の好みは
音がかたまりがステージから飛んで来るのが好きなので
ステージ中の音は少なくともドラムと同等の音量です
”ギターアンプの音がデカいよ!”
と注意されますが
足りない音は外の音響でカバーしろって思っています
そうする事で
ステージ内部の音と外の音響からの音が合わさって
塊と奥行のある音が出てきます
自分の音がデカいと
間違いもすぐにバレてしまいますし
目立ってもいくので日頃の練習も半端なく
地道に確実にしなくてはいけません
沖縄に来ていた
マーティーフリードマンがジャスコで演奏した時
”音がデカすぎて周りの店舗から苦情来ています”
に対して
そのまま爆音のまま本番を敢行したら
”ライブを見に来ていたお客さんが終了後に
周りの店舗にたくさん来て、売り上げも伸びました、ありがとう”
って言われたそうな
ジャンルにもよりますが
自分のしたいようにやって責任は取る強い意志で
今後も歩んでいきたいと思います
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