おはようございます。
最近の私、早起きです!
年齢のせいもあるとは思いますが・・・。
どちらにせよ、以前のような気力(やったるでい!的な)が
戻ってきてるのかもとか、
もう二度とヘタレたくねえなとか
そんな風に考える今日この頃です
先週、事業所開拓で、ある小売店にお邪魔してきました。
アポはとっていたものの、初めてお邪魔する場所。
いつもながら緊張しますが・・・
「どんなことやってるんだろ」「お店の裏側とか見せて
もらえるのかしらん」という期待でいっぱいでした。
お邪魔すると、いきなり3人の皆様(お偉いさん含む)
がお出迎えくださり(恐縮です!)、貴重なお時間を割いて
くださいました。
その中、どうして今の皆さんは働いても長続きしないのか
という話となった時、「そんなの、教えるこちら側の問題。
分かりやすく説明しなくてどうするの!?ってことですよ
ね」と。
おお~、熱い
隣の女性担当者さんもニコニコして聞いています。
あ~このお店、皆さんだったら大丈夫、是非ともお力添え
いただきたいと思いました。
その後、期待に違わずお店の裏側も見せていただいたのですが、
大いに感じたことがありました。
その場には、外国人研修生が働いていました。20代の女性です。
私が覗かせていただく(更衣室じゃないですよ!当たり前じゃない
ですか)と、その女性にじろりと睨まれ・・・つつ、きびきびと働いて
いらっしゃいました。
担当の方いわく、「そもそも心意気が違うのです。今の日本の若者
たちとは」と。
彼女たちは、一家の大黒柱として日本に来て働いているそうです。
収入の半分は母国に住む家族のために仕送り、残りの半分で生活して
いる。
家族を養うため、というか養うのよ!この私が!という心意気がある
から、腕をケガしても働こうとする。
上司が「そんな腕で何ができる。今日は休みなさい」と言っても、
休んだらその分、給料が下がるから「いえ、大丈夫、私働けます。
働かせてください!」と言って働く。
一方、大学生バイターの皆さん。
「今日、講義が遅くなるんで」
「急に用事ができたんで」等で、当日でも平気で休む。
憂えてました。担当者さん。
「これからの我々の現場って大丈夫だろうかと本当に思うんです。
ハングリーさがベトナムの子たちと全然違う。」
「でも学生さんたちのせいでもないんでしょうけど。だって、生ま
れた時から食べ物に困ってたとかないでしょうし。」
「どっちにしろ、これからどんどん外国の人が現場で働くことが多
くなってくるでしょうね。だって、どこも人手不足なのですから。」
「日本人はじゃあ何すれば良いのか。おそらく全体のマネジメント、
今日は何を主に販売するとか、それをどのエリアに何個、時間帯は
いつかとかをするのかな。」
「レジ打ちとかも、そのうちAIがどんどん進むでしょうし(現に自分
でスキャナー通してマイセルフ会計できますもんね)。機械や外国
人で補っていくことになるでしょう。」
「日本人はその全体のマネジメントをするのが役割でしょうけど、
それをするには、当たり前ですけど、隅々の仕事が分かってないと
できません。」
「そのためには、やはり現場を知る。知るとはベトナムの子たちみ
たいに汗水流して働くってことなんです」
「それができないと・・・ホントどうなるんでしょ」
仰っている話、バンバン響いてきます。
全くもってその通りですもん。
ハングリー精神・・・。
お腹はいつも満たされている(満たしてもらえている)。
じゃあ、お腹が減ったから働くのか、働けるのか。
分からない。
そのまま時を経て死ぬかもしれない。本当に。
「そんないくらなんでも、食べ物がなかったら働こうって思うでしょ
死ぬことなんてまさか・・・」
いやいや。
分かりませんよ~。この手の話に「絶対」はないですから。
この飽食現代の日本で餓死。
私自身、明解な解決方法なんてまだ全然ですが
食べたいって、基本的な欲求じゃないですか。
食べなきゃ死ぬっていうのも、物心ついた子どもでも分かること。
それができない、したくないっていう気持ちがある。
それを「親に対する甘えだ」「自分に甘いんだ」という言葉で片付けたくない。
食べたくない、食べる気がしないという気持ち。
ここで私が言ってるのは、うつとかいわゆるメンタル(診断)がその主な理由
を除く人です。
そうじゃなくて、食べたくない、食べる気がしない。
病気とかじゃない理由で、そこまで気持ちが萎えてしまっている状態。
まあ、難儀でしょうね・・・・。
そんな毎日、楽しくないと思いますし。
先が見えない毎日を過ごす辛さ。
心にいつも重しがかかっている感じ(2000万パワーがあるキン肉マンが、95万
パワーの状態でプロレスする感じ)
時間をどう過ごして良いか分からず、ついオンラインゲームに手が・・・とか。
そんな毎日、絶対楽しくない!
何か必ず、良い手立てがあるはずです。
ニート・ひきこもり支援は、まだまだ分からないことばかりです・・・。
でもですよ、うつむく必要は全然ない。
だって、少なくとも担当者さんみたいな熱い人がいますもん。
今のままじゃ駄目だっ!って問題意識を持っている、事業者の皆さん
がいますもん。
そういう方たちと、あなたをつなぐのが僕の仕事です。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました。