『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

望んだ形で感情を表現する練習

2020年05月14日 | シュタイナー
今日は勉強会の大人クラスでした。 この時期なので、オンラインでの勉強会です。 シュタイナーの言葉を深めてみたり、 自分とつなげて理解してみたり、 もう何年も続いている学び合いの会。 途中で画面にお子さんが映り込んできたり、 「日常の中の学び」感、満喫です。 今日は「自分の思い通りの方法で感情を表現できるようになる」 をテーマに、いろんな練習をしてみました。 もちろん、感情自体をコントロール . . . 本文を読む

シュタイナーおいしいとこ取り名言集が出ます

2020年01月25日 | シュタイナー
あれこれ、広すぎて全容が掴めない、シュタイナーの活動領域。有名どころでは、全世界に広がっているシュタイナー教育、あとは、ヴェレダの化粧品とか、ビオディナミ(バイオダイナミック)の農業。他にも、アントロポゾフィ医療や、ベーシックインカムの経済、言わずに済ませられなかった神秘主義…。そんなシュタイナーの人生を、網羅的につかみ、それぞれの分野の第一人者が肝になる言葉を厳選して解説をした、お . . . 本文を読む

「解決策のないことを論じることはない」

2020年01月21日 | シュタイナー
今、ちょっとだけ関わらせてもらっている本にこんなことが書いてありました。  (シュタイナーは)問題を提示するだけで  解決策を提案することができない問題について  論じることはしなかった。  問題を指摘するだけでは、  人々をいらだたせるだけだからだ、  という姿勢を、生涯にわたって貫いた。おお、さすがシュタイナー!美しい生き方だ。しかし、これなぁ~。庶民には難しい。たくさんの言葉の中からコレが目 . . . 本文を読む

クリスマスツリーの意味

2019年12月22日 | シュタイナー
いよいよクリスマスが近づいてきました。 キラキラしたツリーが町角を彩っています。 イルミネーションを見に行かれる方も多いことでしょう。 ところで、クリスマスツリーを飾る意味って 考えたことありますか? 私はありません(キッパリ!)。 クリスマスは、プレゼントにワクワクする日、 くらいの認識でした。 先日、クリスマスにふさわしいテキスト 『クリスマスの秘密』の一部を読んで、 おお~と思った . . . 本文を読む

「シュタイナー教育と自己教育」に参加して

2019年09月26日 | シュタイナー
夏の終わり、「ことばの家 諏訪」で開催された 「シュタイナー教育と自己教育」について レポートさせていただきました。 ↓↓ココ↓↓ ■斷想 ・・日本の精神に學びつつ・・ オキツさんのレポート http://kotobanoie.seesaa.net/article/470489391.html 幼児教育から音楽、言語造形、そして アントロポゾフィの宇宙的視野に言及する講座まで、 軟硬取 . . . 本文を読む

5~6年生と大人の方へ

2018年11月02日 | シュタイナー
ここ数年、毎月1回、神戸でシュタイナーの勉強会をしています。 対象は5~6年生のクラスと大人のクラス。 きっかけは、当時、保育園児だった子ども。 大好きなイルカ保育園の年長さんだった時に、 来年入る「小学校」という社会が、 子どもにふさわしいのか疑問だったのです。 特に、優劣で評価するところが。 もちろん、小学校でも、 一人ひとり、個性を見て接してくださるんですけどね。 ステキな先生にもたくさ . . . 本文を読む

神戸シュタイナーハウス(1610大人クラス)

2016年10月08日 | シュタイナー
大人クラスはバイオグラフィ・ワークシリーズ。3カ月ぶりにファシリテーターの先生に来ていただきました。いつものように、一人ずつ近況報告から始めます。テンポよく話したり、ウケを狙ったり、いい格好をしなくていい。自分を客観的に誠実に描写し、互いに静かに受け入れ合うこの時間、私はとても大切に感じています。先月は、「傾聴」も勉強しましたし。聞くことで、相手の中にある言葉のたまごを暖め、十分温まったら孵る。そ . . . 本文を読む

リアル高橋巌さんの講義の後で

2015年10月20日 | シュタイナー
最終日の講義の最後に質疑応答があり、 参加者が何でもアリで自由に話す時間がありました。 私、ちょっとしんどかったんです。 「僕はアッチの世界を見た(すごいだろ)」と、自己顕示欲を満たす人、 世の中に対する不信感が、生きる無力間とつながっちゃってる人、 自分が楽になりたくて学ぶ人、 自分で考え、表象しようという講義の後なのに、先生に答えを求める人…。 「何でも話していい場」だから、いいんだけどね . . . 本文を読む

リアル高橋巌さんの集中講義

2015年10月19日 | シュタイナー
お友達に誘っていただいて、そして、 子どもも夜に私がいなくても大丈夫になってきたので、 高橋巌さんの講義に参加しました。 ここを覗きに来てくださる方は先刻ご承知のように、 シュタイナー関係の本を手に取ると、 半分くらいは高橋さん訳じゃない?というほど、 現在進行形で、膨大な翻訳仕事をされている方です。 講義テーマは「瞑想によるひとつの自己認識への道」。 テキストはご自分が訳している最中のもの . . . 本文を読む

神戸シュタイナーハウス(1510大人クラス)

2015年10月10日 | シュタイナー
今回から気質について学びます。テキストは「4つの気質と個性のしくみ」ヘルムート エラー著。宿題で1~3章を読んで、各自気質を理解してから、今日の講座が始まりました。1枚の紙の真ん中に大きなマルを書いてさらに4分割し、「バランスの取れた場合の現れ方」をマルの中に、「極端に現れた場合」をマルの外に書いた紙を作り、それの余白にみんなで「この気質のキャラ」をそれぞれ描いてみました。(興味のある方は、ご自分 . . . 本文を読む

瞑想、くじけつつ続けつつ

2013年09月29日 | シュタイナー
やりたいと思ってはくじけ、2~3回やってはくじけ、 これまで、なかなか続くことはなかった。 夏の間、断続的ではありつつも、30回くらい続けてみた。 1回5分くらいだけどね。 必要ないのに囚われている思い込みや、 自分がどれだけ守られているか、というようなことに、 少しだけ気づくことができた。 驚いたことに、それらはみんな 「すでに知っていたこと」だった。 「瞑想を続けたら天の声が聞こえた」なん . . . 本文を読む

シュタイナーに学ぶ

2013年09月25日 | シュタイナー
「紛れなく見て考えること」の大切さ、 そして神か自然か宇宙か霊か何かわかりませんが …そういう大きな存在。 人が自由に光に向かって歩いている時は、 その大きな存在が 「必要なものを必要な時に」サポートしてくれる。 牧歌的なたわごとかもしれません。 でも、 確かにそういう不思議な時が何度もありました。 大きな存在を信じる信じないに関わらず、 「大きなものがサポートしてくれる」と考えると、 確実 . . . 本文を読む

受講生からの感想(大人の講座)

2013年09月05日 | シュタイナー
時間論に参加しました。時間の概念は、いつごろ、誰のためにできたのか。そんなこと、考えたこともなかったけれど、たかが、産業革命の頃から始まったのだそうです。それまでは、狩や田んぼ仕事、家事をすることが中心で、日が昇り、沈むという、自然のリズムに合わせて生きてきた人間。自分の生活から仕事が離れ、外に働きに出るようになって、いつ集まって、いつ終わるか、AさんやBさんがどのくらい働いたか、数字で可視化する . . . 本文を読む

ネズミ捕りにもムリヤリ学ぶ

2011年12月08日 | シュタイナー
こないださ~、ネズミ捕りに捕まったの。 踏み切りを渡った瞬間、止められた。 踏み切りでは、当然、一旦停止してるから、 何だろ??と思って、でもイヤ~な予感で降りると、 「一旦停止違反ですので、免許証と貴重品持って出てきてください」だって。 私 「え?止まりましたけど??」 警官「いや、私見てました。違反ですので降りてください」 私 「ブレーキ、踏みましたよ?」 警官「でも、止まってませんでした」 . . . 本文を読む

●『社会問題の核心』の前書きから

2011年10月19日 | シュタイナー
いきなり難しい本のタイトル。 「シュタイナーは、何かの人に専門的なことを聞かれても、 専門外のことについても、真剣に答え、当てにされていた」 と言うんだから、 あれこれの社会問題、特に、経済については、 どういうことを言っているのか、前から少し気になっていた。 どう考えても、経済って暴力的だけど、 私にとって、避けては通れないものだから。 マンガを買いに入った本屋で、 目的のマンガを持って、レ . . . 本文を読む