『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

家族で「贈り合う言葉」

2022年03月22日 | 中学生と育つ
この3月で夫と子どもが区切りなので、
両親が「一緒にごはん食べに行こう」と言ってくれた。
せっかくだから、兄も誘って。

兄は、べらぼ~に忙しくて、
なかなかそんな時間も取れない。
夫もそうだけど、
日本の勤め人の忙しさときたら!
って、自営業はもっと忙しいか。

兄とは、実のところ、
盆、暮れ正月、ゴールデンウィークに、
顔を合わせるだけの年月が重なっていて、
しかもその時は子ども中心になるから、
ゆっくり話をするのは久しぶり。

今日は、このごはんのために、
わざわざ一日早く出先から帰って来てくれた。
いつもより、ちょっとイイお店に行って、
個室でゆっくりごはん。

食事を始めて1時間くらい経った頃、
父が急に改まって、大真面目に、
区切りに際しての言葉を贈ってくれた。

いつもは冗談ばっかり言ってるのに、
感謝とか、応援とか、祈りとかを、まっすぐに。
突然、ていねい語、ですます調で。
途中で照れ臭くなったのか、
やっぱり、少しは笑いも入れたりして。

父の贈ってくれた言葉が、
なんだか暖かくて、とても嬉しかったので、
中学卒業したての娘も含め、
全員が言葉を贈り合う流れになった。

家族だからこそ、言葉にしてこなかったこと。
他の人になら、いくらでも言える感謝やお詫び。
「そこには触れない」と決めているやさしさ。
最後は「あほやな~」って笑ってくれる安心感…。

なんかね、ちょっと改まった気分で、
日ごろ言えないようなことを口にするのは、
家族だと、どうも照れ臭い。
だけど、すごーく良かった。

家だと、いくら区切りだと言っても、
絶対そんな流れにならない。
場所を移動して、ゆっくり食事しながら、
っていうのが、良かったんだと思う。

お店のみなさまに、感謝。
素敵な空間、おいしいお料理、もてなし…。
ありがとうございました。

もちろん、
一緒にお祝いしてくれた家族にも!


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