
こないだ、微分積分を学ぶ理由を考えていたのだけれど、
ついでに、理不尽な校則についても考えている。
35年前からずーっと、ひっかかっている。
▼おととい書いたもの
30年後の答え ~一生使わない微分・積分などを全員に勉強させる理由~
https://blog.goo.ne.jp/oneby1/e/67ffa26a4e1959fe3862b8aad1a51e78
で、不思議なことに、この夏、
子どもの通う中学校の校則が変わったらしい。
こんなふうに。
決まった制服以外は身に付けてはいけない
→暑い日は帽子をかぶってきてもいい。
白の靴下
→白と黒とグレーと紺はOK,ワンポイントもOK。
あといくつか…だそうで。
へぇ~。
校則が変わったプロセスを知りたいなぁ。
ちょうど、三社懇談があったので、
ついでに聞いてみた。
私 「生徒会が何か働きかけたんですか?」
先生「いや、そういうわけでもないみたいですよ」
私 「じゃあ、先生サイドが自主的に?」
先生「ええ」
私 「理不尽な窮屈さがなくなっていくのっていいですね」
先生「あれこれ変わっていきますが、良く変わって行くのはいいですねぇ」
へぇ。
「中学生らしい」の基準が
男子丸刈り、女子まゆげ丸出し前髪だった時代から
隔世の感がある。
でも、生徒から何かを働きかけたわけじゃないんだなぁ。
ウチの子どもを見ても、
「めんどくさい」とは言うけれど、たいして抵抗なさそう。
そこがちょっと物足りない。
だって、納得してないことに従うのに、
全然気持ちのザラザラがないなんて、
ちょっとヘンじゃない?
ヘンな校則を上げればキリがないけれど、
そういうのが未来の社会にとって問題なのは、
それが、結果的に「理不尽でも従っておく方がラク」
という教育をしてしまうことだ。
ホントは、おかしなことがあれば、疑問を持って、
「おかしいんじゃない?」と対話を始めたりして、
おかしくないように状況を改善していくのが筋だ。
そうやって、真っ当なことを真っ当だと言い、
おかしなことを真っ当に変えていける若者が
未来をより良くしていくためには必要だから。
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