身体の筋トレと、心の筋トレ法則の違い

筋トレやピアノやスポーツなど、
身体を使って行うことは、
毎日、継続的に、取り組むことで、
力がついてくる。
一日練習を休めば、一日分カンが鈍る。

一方、心のトレーニング法則は、
筋トレ法則とは違って、
1回やれば1回分、2回やれば2回分、
何十年もの間、自分の力になる。

たとえば、遠い昔、子どもの頃に
誤解してる先生に立ち向かう勇気を振り絞って友達を守った、
という、たった1回の、心のがんばり。
思い出すたびに、誇らしく自分を支えてくれる。

逆に、自分ではどうしようもなくて困り切っていた時に、
誰かがかけてくれた言葉に涙腺崩壊したこと。
それを思い出すたびに、
強がらなくていい、ちゃんとＳＯＳを出して助けてもらおう、と思える。

大人になっても、たぶん、老人になっても、
大変なことはその都度あるけど、
勇気をもって行動した時のことや、
等身大の自分を受け止めてくれる人がいたことで、
もうひと踏ん張り、背筋を伸ばせる。
その経験が、一生持っていられる財産になる。

一生の持ち物になるからこそ、
自分ではなるべく真っすぐ行動したいし、
人には自分をぶつけず、やさしく接したい。

だけど、私は、
いい加減にお茶を濁した経験がいっぱいありすぎて、
それが自分の足かせになってる。
それが頭をかすめて、自信が持てない時がある。
心の借金になっている。

「頑張れ！」って応援するのは、
「勝て！」というような単純な事でもあるけど、
後々まで複利で自分を支えてくれるから。
心の中に財産を増やしておこう…ということだったのね。

今の自分の心の働きが、
未来の自分の財産や借金になるってことか。
そして、今生きている私たち全員に未来がある。
残り時間は誰にもわからない。

毎日瞑想をしようと決めて
3日坊主に終わったことを
「私は意志が弱い」と上書き保存するより、
「3日分やれた」って思う方が、
断然、自分の力になってくれる。

1回やれば1回分、3回やれば3回分(^^)。
呪文のように唱えてみる。

だけど、
友人を傷つけた記憶や、約束を守らなかった記憶は、
どう頑張っても、プラス方向で上書き保存できない。
1回やれば1回分、3回やれば3回分、
思い出す都度、自分の自信を奪っていく。

だからって思い出さずに意識から追いやっても、
整理できてなければ無意識の領域に残ってる。
痛い思い出こそ、意識的に整理しなおさないと、
いつまでも無意識から自分の自信を奪い続ける。

あ～、借金返していくのって、大変だなぁ。
借りる時は簡単なのに！！


追伸：
レタスチャレンジ、5日目。


最後は王道のサラダでバリバリと、
タマネギまるごとスープとともに完食。
ついに食べきりました～♪

　
オマケ。7玉あった1日目と、5日後完食の証拠のヘタ(^^)↑
ごちそうさまでした！