『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

人の力を借りて動いている

2021年04月27日 | 考える日々
一人でいたらぼーっとしている私も、
誰かと一緒なら、なんとなくシャキッとする。
これって、自分で自分をコントロールできてない、
不自由な状態だ、と思う。

けど、それでいいや、とも思えてきた。

誰かと一緒の方がシャキッとする、ってわかったら、
方向性の同じ人と仲良くなったり、
一緒にそれに関連する会を作ったり、参加したりして、
「自分だけでできないけどやりたいこと」をやればいいんだ。

そういう時の方が、よほど自由なことを、
最近やっと感じられるようになった。

一人でダラダラしてるとね、
自分が何も出来ないヤツだと思えて来る。
だけど、1人では何も出来なくても、
誰かが居てくれたら、ちょっとだけ何かできる時がある。

私の中では、その人の力を借りているんだけど、
その人は、たいした負荷でもないかもしれない。
その逆に、私が別に何もしてない時に、
誰かが力づけられるようなことがあるかもしれない。
ないかも。…あるといいな(^^)。

人と人って、そういうものかもしれない。

同じ目標に向かう2人が出し惜しみしなければ、
1+1=2じゃなくて、もっと増える。
お互いに自分だけ得しようと思っていたら、
1+1=1.5くらいになることもあるかも。

今まで、
「一人で動けることが自由だ」と思いすぎて、
人の力を借りることを潔しとしなかった。
何か頼んで、その人が困る顔を見たくないし、
迷惑がられたら、ショックだし。
お願いする温度や範囲のさじ加減がわかんないし。

なんだけど、最近やっと
「それ苦手だから誰かやって欲しい~」
って、SOSを出せるようになってきた。
明らかに、同じ目標に向かおうとしている人には。

そしたら、それやってもらってるんだから、
自分の持ち分のところは2割増しでちゃんとやるし、
思いがけない展開も提案してもらえるし、
それに向かって取り組める充実感も一緒に味わえるし。

大人になっても、
近くにいる人の力はこんなに大きい。
そういう人のおかげで、実力以上の力を発揮できて、
それが自分の自信につながったりする。

緊急事態宣言で、
学校行事や部活の試合がバンバン飛んでいく。
まだ今のところ、授業は学校でやっているけど、
オンライン授業に切り替えたところもあるようだ。

友達や先生、先輩たちと一緒に活動しなくなった時、
オンラインで勉強している子どもが、
1人でいたらダラダラする、というだけで、
「私って何もできないダメなヤツ」
って自信を失っていったりしないように、
大人に何ができるだろう。

う~んと、
「そう思うのは当たり前。
私だって一人だったらダラダラするもん。
友達のありがたさを実感するよね。
今だけ、どうにか自分で立ってみるのもいいし、
離れてても誰かと一緒にできることあればいいよね」
とか?

自分ちの子どもなら、
家事分担などを決めて、それをお願いして、
(ホントに助かるから)感謝を伝えたり、
自分が今考えている事や、取り組んでいる事を話して
子どもの意見を聞いてみるとか…、
そういう、人間らしい関わりを強化するだろうな。

あ~、それって、学校があってもなくても、
普段からやっておくことだった。



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