限りが見えれば大事にするね

庭にハーブが何種類かあります。

一番大きいのはラベンダー。

毎年勝手に出て来るレモンバーム。

鉢に植えたら根詰まりして出せなくなってるレモングラス。

地にはびこるオレガノ、セージ、ヤロウ、パセリ、ネギ系…。

ラベンダーと同じくらい頑丈なローズマリーは、

一昨年、切り詰めすぎて枯らしてしまいました。

珍しいよね、

庭好きなのにローズマリー枯らすなんて(^^)。

でも、ローズマリーやミントやオリーブは

近所の公園にわさわさあるから、

もう庭になくてもいいや。

そんな私ですが、新しい場所で、

「これ見つけたの。すごいいい匂いで。飲む？」と、

アップルミントのハーブティをいただきました。

3枝だけマグカップに大事に入れてあって、

それをお茶にして飲ませてもらいました。

うん。なかなかおいしい。

実は、それまでハーブティって、

あんまりおいしいと思ってなかったんだよね～。

休憩にはコーヒー飲みたい派(^^)。

他の方ともハーブの話で盛り上がり、

「使うなら持ってきますよ～」と、

伸びすぎたラベンダーを切って、

紙袋いっぱい分、持っていきました。

めっちゃ喜んでもらって、

他にも「私も欲しい」という人が。

趣味の似てる人が集まるんだな～。

前の職場では考えられないから、ビックリ。

「いつも、どうやって使ってるんですか？」

と聞かれたので、

「最初は嬉しくてあれこれ使ってたけど、

今は、洗濯用のメッシュ袋に、

時々刈りこんだ枝をワサッと入れて、

お風呂にジャボッ！と入れて香りの湯を楽しんでます」

と答えると、「贅沢ぅぅぅ～」と叫ばれた。

ラベンダーと一緒に、

ひと掴み分だけ持っていったレモングラスは、

ハーブティにしてもらって飲んだ。

ら、あれ？　家で飲むよりおいしいよ～♪　

なぜだ(^^;)。

「きっと雰囲気に騙されてるんだ？」と思いながら、

もう一度確かめながら飲んだけど、やっぱりおいしい。

むむ～～。なぜだなぜだ？！

「まだいい匂いする～」

「ほら、いい色出てるよ！」と、

ちょっとだけしか持って行かなかったレモングラスを

４煎目まで大事に飲んでくださいました。

ありがとう～。

貴重なものだと思えば、

その少ない分を最大限どう生かすかって考えるけど、

いつでも大量にあると思えば、

大事にしようって気にならないんだよね。

命とか、環境とか、メンタルとかも、

限界が見えたら大事にするんだよね。

なのに「もうちょっとなら大丈夫」

「いちおー努力はしてるよ」

って言い続けて無駄遣いを続けてる。

これ、「正常化バイアス」って言うらしいですよ。

心理学用語でもありつつ、医療用語でもあるとか。

すでに認知のゆがみアリアリの状態なのね？

自覚しておこう。