『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

学校の水泳は、親が責任持つのね?!

2021年06月02日 | 中学生と育つ
中学生の子どもが学校から書類を持って帰ってきた。
「コレ、名前書いてハンコ押しといて~」。
見ると、「水泳参加確認書」とある。

エアロゾルごときでもコロナがうつるって言うのに、
水泳なんかして大丈夫なんかな??
思い切り粘膜に水入るけど。
塩素が入ってるから水中は常に消毒されてるにしても、
泳ぎ終わって呼吸がゼイゼイ乱れてるまま、
プールサイドではマスクできないけど。

ふだん全然心配性じゃないのに、
妙に気になって文科省の通達を調べてみた。
ら、水泳の授業をするにあたっての、
安全面への配慮がいっぱい書かれていた。

https://www.mext.go.jp/content/20210414-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf

コレ、たぶん、全部は守れないぞ…。
だって、「常に2m以上の間隔を開けろ」とか、
更衣室からして無理じゃない?
プールサイドに集合するだけでも無理だよね?
無理でもやるのね?

というか、確認書の選択肢が
「1 水泳に参加します」
「2 水泳に参加しません」の2択で、
「2 参加しません」を選んだ人だけ、
参加しない理由を書くようになってる。

なんか、フェアじゃないぞ~。
子どもは「暑いからプール入りたい」と言う。
そりゃそーだ。私も入りたい(^^)。

とりあえず、欄外に
「文科省の通達を守るのは難しいとは思いますが、
安全面への配慮をお願いします」って書いて、
「参加」にした。

こんなの感じ悪いよね、申し訳ないわ。
先生に不信感持ってるわけじゃないんだけど、
あの条件を全部満たして水泳の授業するのは、
普通に考えて難しいだろうな、って思うわけよ。

学校の授業を受けるかどうか、
親が決めて、親が責任を持つってのも、
…考えてみたら、すっごいヘン!

今までは、
「学校が言うことには、なるべく協力する」
が基本だったのに、
学校も責任取れないってことかな?

文科省の言うこと聞けばいいって話でもないんだろうし、
だからって、安全最優先で何もかも中止、
っていうのも避けたいし。

それだけ今は、
「自分の命は自分で守れ」という時代なのね?
戦時中みたいで怖い。

いつの間にか常識が変わっていたことを実感した、
非常事態中の1枚の提出物でした。

ともあれ、
プールの塩素~、頑張ってくれ~~!



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3 コメント

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Unknown (soratombo)
2021-06-02 20:41:37
私にとっても、タイムリーな話題でした。
こちらは全国最悪の感染者状況ですから…

わかります。考え出したらキリが無いけれど、いろいろ気になりますよね!

息子の中学では、水泳は中止になりました。けれど、体育の授業では今まで通り密に集まり、通り走ったり球技したりしてますから、水泳が無くても、どのみち同じかな、と…。
体育以外の教室でも密は当たり前の学校生活です。心配ですが、もう、祈るしかないですね…涙
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Unknown (ZIP)
2021-06-02 23:25:11
確認書

生まれると死にますがどうしますか?
死ぬのも怖いけど、生きるのも割と大変です。
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Unknown (オキツ)
2021-06-04 22:47:34
そうなんですよね~。今回私がびっくりしながら思ったことは、「自分で決めていいんだってことを、いつの間にか手放してしまってる」ってこでした。誰かに決めてもらって誰かに責任取って欲しいと思ってしまってるんですよね~。YESもNOも、自分で決めるのが本来の姿ではあります。NOは強制されて、YESは責任取ってね、と言われるのには違和感あります。
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