小さな人が泣いている
「いやや~~~~~~~っ!
それ、ぼくの~~~~~!!」
と、膝に抱かれてひーひー泣いている。
誰かが自分にイヤなことした。
自分の期待通りに事が運ばなかった。
ただ、それだけで、
人生が終わるかと思うくらい、素直に泣く。
力いっぱいで、真っすぐで、清々しい。
みんな小さい頃は、こんな風に泣けたはず。
大きくなるにつれて、ものすごい嫌なのに
「放っといたらそのうち過ぎ去るでしょ」
と、ガマンしたり、
「相手も何か都合があるんでしょ」
と、意味を理解しようとしたりして、
素直に泣けない。
当然っちゃ~当然だし、
それが、少しずつ学んできた共存の方法なんだけど、
子どもって、あんなに自己中心で人を責めても、
またすぐに仲良く遊べるんだよね。
大人になくて、小さい人にあるもの。
「誰でもみんな大好きなお友達」っていう感覚。
もしかして、そう信じられたら、
もっと素直に泣けるのかも。
いや~、無理だ無理だ。
「誰でもみんな大好きなお友達」じゃないもの(^^)。
そっか。「大好きなお友達」と思える人たちの前で、
わーわー泣いてみたらいいのかな?
って冷静に考えてる時点で、無理だけど。
でもまぁ、どんなに大人になっても
「大好きなお友達」の前では、
自分比、普段の2倍くらい
素直に感情を出してみるってのも、アリだな。
特に、
モメるくらいなら人に合わせて、
無難にやりすごそうとする私の場合はね。
誰でも小さな時には
あんな風に泣いたり笑ったりできたんだもの。
ゴキゲンに笑ってる小さな人って、
心底、幸せそうだもの。
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