『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

小さな人が泣き叫ぶ

2021年06月04日 | 考える日々
小さな人が泣いている
「いやや~~~~~~~っ!
それ、ぼくの~~~~~!!」
と、膝に抱かれてひーひー泣いている。

誰かが自分にイヤなことした。
自分の期待通りに事が運ばなかった。
ただ、それだけで、
人生が終わるかと思うくらい、素直に泣く。

力いっぱいで、真っすぐで、清々しい。
みんな小さい頃は、こんな風に泣けたはず。

大きくなるにつれて、ものすごい嫌なのに
「放っといたらそのうち過ぎ去るでしょ」
と、ガマンしたり、
「相手も何か都合があるんでしょ」
と、意味を理解しようとしたりして、
素直に泣けない。

当然っちゃ~当然だし、
それが、少しずつ学んできた共存の方法なんだけど、
子どもって、あんなに自己中心で人を責めても、
またすぐに仲良く遊べるんだよね。

大人になくて、小さい人にあるもの。
「誰でもみんな大好きなお友達」っていう感覚。

もしかして、そう信じられたら、
もっと素直に泣けるのかも。

いや~、無理だ無理だ。
「誰でもみんな大好きなお友達」じゃないもの(^^)。
そっか。「大好きなお友達」と思える人たちの前で、
わーわー泣いてみたらいいのかな?

って冷静に考えてる時点で、無理だけど。

でもまぁ、どんなに大人になっても
「大好きなお友達」の前では、
自分比、普段の2倍くらい
素直に感情を出してみるってのも、アリだな。

特に、
モメるくらいなら人に合わせて、
無難にやりすごそうとする私の場合はね。

誰でも小さな時には
あんな風に泣いたり笑ったりできたんだもの。
ゴキゲンに笑ってる小さな人って、
心底、幸せそうだもの。


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