算数のリボンの長さ問題における親の問題

こないだの算数のリボン問題について、
そこに至る前、子どもは、以下のような状況でした。

洗濯ものの体操服を見て、初めて大縄を飛べたことを思い出して、
「今から大縄しよう！」と私を誘ったけど、夜なので却下された。
けど、あきらめきれずに家の中で手近なロープをグルグル渦巻きにして遊んでて、
「宿題は？」と言われてシブシブ宿題に取りかかった。
リボンの長さの問題が出て、リボンの絵を描けと言われてグルグルと描いた。

「大縄飛べるようになったのよ！おかーさんに見せたい！」
という思いが、
宿題のリボンの問題と直結しちゃった、ということらしい。
おお、なんと単純な思考回路。

彼女ができなかったのは、
算数の問題じゃなくて、
気持ちを切り替えることだったのね。

んで、自分がやりたいと思ってないことを
人から押しつけられるのに、
すごく抵抗を感じるタイプなのね。

ああ、わかる！！
私もそうだもの。
自分の設定した課題じゃないものに従っていると、
ものすごく消耗するもの…。

それは、自分を見失わないという意味では強味でもあるし、
周囲とのバランスを意識しなきゃいけない、とか
登りのエスカレーター（時代の潮流）に乗る気になれない、
という意味では、弱味にもなる。
いいも悪いも、アナタも私もコレで生きて行くのよね。

ただ、大人が積み残した問題を解いてくれるのは、
上りのエスカレーターに乗っている時ではなくて、
自分軸で動く、こういう自分のあり方の時だと思う。

自分の持ち味を強味として発揮できるまでは、
どっちもバランス取って行かなきゃ大変だと思うけど、
バランス取ってたら、強味として磨けない気もする。
さて、どうなるでしょうか。楽しみです。