『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

命を分けてもらうから、せめてゴキゲンで

2020年01月12日 | 考える日々

思いがけず、卵を3つもらいました。
モールドパックに入ったものを
「3つだけなんだけど」って。
戦時中みたいで、ちょっと楽しい(^^)。

突然だったからビックリしたよ。

この卵、すごく大事に作られるみたいで、
平飼いで、のびのび日光浴や砂浴びをして、
自家製の発酵飼料を食べて育った鶏の卵。

私がそれを食べるに値すると思ってくれて、
ありがとう!



普通の卵って
「養鶏場で生産されるもの」だと思ってたけど、
大事に育てられた鶏の卵を手に取ると、
「卵って、命なんだな」って感じが、
じーんと伝わってきます。

でも、あんまり考えると食べにくいけど。

牛乳だってお肉だって安いのを選ぶのか、
ゴキゲンに生きている動物のものを選ぶのか。
それぞれの懐具合と考え方のバランスで選べばいいことです。

もちろん、値段を見ると安い方が助かるけど、
ゴキゲンな動物が分けてくれる卵や牛乳に
そのゴキゲンさんな気持ちが籠っている可能性はあるよね。

だとしたら、
トゲトゲした気持ちで育った動物のものを
日常的に食べていたら、
好戦的な性格になっていったりして。

農作物をいっぱい食べる人たちの方が
肉食の人たちより、我慢強かったりするのは、
民族の差じゃなくて、食べ物の差だったりして。

「あんなにスーパーに牛乳並べる必要ある?」と、
酪農をしている友人が言っていたのを思い出す。

ああいう日配ものの卵や牛乳って、
ひとつのスーパーで毎日どれだけ捨てられてるんだろう、
日本にどれだけの数のスーパーがあるんだろう。

ちょっとググってみたら、なんと、6万店!!!
▼参考:スーパーマーケット店舗数データ
https://ajsm.jp/Original.html

夜にスーパーに行くと、牛乳も卵もまだ山積みになってるけど…、
ちょっと調べてみたら、恐ろしいことに、
あれ、ホントに無造作に捨てちゃうんですね。
産廃として、有料で引き取ってもらうんだ、って載ってたけど。

個人的には給食に牛乳が毎食出るのは疑問なんだけど、
何らかの事情でどーしても給食に牛乳を出さないといけないなら、
給食は無駄が出にくいんだから、
ゴキゲンに生きている牛の牛乳を使えばいいのにな。



部外者が考えても仕方ないことかもしれないけど、
毎日すごい量を捨ててる、あのロスがなければ、
酪農家の方たちも、もっと思い通りに牛を大事に育てられるだろうな。







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