話をゆっくり伺うと、
大多数の方が、自分の関心事について、
思い入れたっぷりに、愛をこめて、
たくさん話をしてくださる。
それがね~~~。
今させてもらっているお仕事の作成基準が、
「主観を交えず、客観的なことだけで原稿を作る」
ってことなのよ。慣れないパターン。
私、人の気持ちにわりと同調するタイプで、
隣の人が泣いてたら一緒に悲しくなっちゃうの。
だから、人が熱を込めて語ってくださったことには、
自分もワクワクしてるから、
そこをこそ文章にしたい、と思っちゃうねんな~。
そんなこと思ってるから、
アタマでは
「客観性が担保されること」だけ、ってわかってても、
ココロがこっそり抵抗してるみたいで、
「これって…その方の気持ちですよね?」なんて
いい年になって、ダメ出しされたりして(^^;)。
あ~、楽しさとかその人のキャラとか要らないんでしたね~。
はーい、お手数おかけしてスミマセーン。
ゴメンなさーい、事実だけで書くの苦手でしたーー。
もうちょっとだけ待ってくださーい。
知らない世界の話が聞けるからと、
慣れないスタイルをお引き受けして、
結局迷惑かけてます。いや、申し訳ない。
そうやって気づいたんだけど、
私にとっては、事実と同じくらい気持ちが大事。
昔、いき詰った編プロさんから
「ギャラが払えない」と、
申し訳なさそうな顔で現物を渡されたことがあったけど、
それはそれで楽しかったしな~。
最近も、こっちからお願いごとをしていた方がいて、
結果的にお断りされたのね。
でも、「引き受けられなくてゴメン」
っていう気持ちがすごく伝わる断られ方だったの。
客観的には、これまでお願いした方と同じく、
「断られた」っていう事実は同じなんだけど、
同じ断られるのでも、
心のこもったていねいなメールをいただくのと、
無視されて流されるのとは、全然違うもの。
こっちの都合でお願いしてるんだから、
断られても当然なんだけど、やっぱり断られると
「あ~あ、話聞きたかったな~」って残念に思う。
だけど、同じ結果でも、
相手から「ゴメンね」って言われると和む。
こっちが和んだら、今度は逆に相手に対して、
返信するために貴重な時間を使っていただき、
断るために心苦しい思いまでさせてしまったことを
申し訳なく思って恐縮しちゃう方向に、気持ちが振れる。
迷惑かけちゃったな~。安易だったかな~。
願わくば相手の心が安らかな状態でシメたいな~、
とか思う。
って、行ったり来たりしすぎやろ~。
いつ定位置に戻ってくるねん、ココロ(^^)!
そのへんが、
0か1かでサクッと進めるシステムと
複雑系の人間の違いだよね。
人間だもの、複雑で結構、上等!
な~んて、遠吠えしてないで、
ニーズに合うものをサクッと作ればいいのに。
結局、不器用なんだろうな~。
読書感想文の宿題みたいで、全然はかどらないや~。
こーやって、主観だらけで、
気持ちてんこ盛りの文章なら、
考えながらいくらでも書けるんだけどな~。
苦手なことって、自分を映す鏡だね。
さーて、もうちょっとガンバルか~~。
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