カラダの動かし方を忘れた時には

やらなきゃいけないことで、
やりたいことがあるのに、
それをしないで寝そべって本を読んでいる私って、
一体何？？？

中学校の頃からそうだったわ。
試験前にはいつもより難しい本が読めたり、
時間がある時にスルーしていた友達の手紙に
「今返事を書かないと人間じゃない！」
みたいな気がして、やたら長い返事書いたり(^^)。

「大変なことは寝てる間に過ぎ去ってくれたらいいなぁ～」
と、小さい私が望んでいる。
ヒマすぎたら、身体の動かし方を忘れる。

そう。動き始めが一番大変なのよ。
動いている時に動き続けるのは、比較的たやすい。
習慣の力はあなどれない。

そこで、カラダを動かしながらモノを考えることにした。
考えは、考えてなくても考えてると簡単に誤解できるけど、
カラダは、動かしてないのに動かしているとは誤解できないからね。
自分の状態を、正直に把握しやすい。

半年くらい毎日1万歩平均で歩いてたんだけど、
その間は、なんか、す～んばらしいヒラメキがあったりして、
我ながらスッキリ気持ちいい感じだった。
その時のヒラメキは、すぐどっか行っちゃうけど、
「あたしやるじゃん」って自信にもつながってたのよ。

ところが、花粉症の時期になり、コロナ自粛期間になり、
梅雨に入り…で、直近3か月、全然散歩してない。
冬には1kmくらいは小走りできそうな軽やかさだったのに、
今は歩くにもカラダが重い。

あーー身も心も劣化してしまったよ。

こういう状態って、鬱症状の前触れ？
とか言ったら、本当に苦しんでる人に失礼？

とりあえず、身体使おう。
ヤバいゾーンの入口に立ってる気がする。
ピアノ弾く、古文や詩を音読する、草抜きする、
一人で出来る事もいっぱいある。

んで、外行こ。人としゃべろ。
幸い明日は久しぶりの先輩と会う約束があるから、
ちょっとは気持ちよく「気」が動くに違いない。

梅雨でも傘さして散歩しようかなぁ。
ジムだと楽しくなかったんだよね。

なんというか、ハムスター気分満喫だった。
景色も変わらず、何ごとも起こらない
ハイテンションなBGMのせいで考えごともできず、
つまり高いものからのメッセージが皆無なのに、
1時間無言で鏡（自分！）を見ながら歩くのは退屈すぎた。

「いっそ、本でも読んだらマシか」と、
本をウォーキングマシンのパネル部分に置いて、
読みながら歩いてたけど、どっちにも集中できないし。
文字通り3日でジム辞めた！　たぶん去年の今ごろ。

「身体を鍛える」っていう目的だったら続いてたんだろうな。
私の場合、「ひらめく」とか「何かを受け取る」とか
「身体に連動して心がアクティブになる」とかを味わうのが楽しかったから、
向いてなかったわ～。考えたらわかりそーなもんだったな。

あ、だったらやっぱりクレヨンでぐるぐるして
心の中心線を整える方が目的に叶ってる気がする。
雨の日や灼熱すぎる日は、
瞑想がてらクレヨンぐるぐるしよう。

書道の緊張感と、
自分で好きに描いていい喜びが相まって、
描いているうちに、何かの法則が降りて来る。

フォルメンはホントに不思議な、
そして大好きなアクティビティ。
今日はアイヌ文化に注目。